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@mouton-ton
  • 2026年5月10日
    実録 死刑囚26人の素顔
    これも著者一人の見方といえばそうだが、事件、その関係者について、報道を介してしか知ることのできない限界、そして司法ですら白黒つけることは不可能な、人間、社会の複雑さを伝えています。
  • 2026年4月25日
    木苺の村
    木苺の村
    フランス4部作読了。 ロバ、ロマネスク、映画、そして文学。 著者に影響を与えた作家はもちろん、作品や本を通じて出会った様々な人々の思い出。 これまでの3冊はオーベルニュ、ブルゴーニュなど内陸部が舞台だったが、大西洋を臨むラ・ロシェル、地中海に近いプロヴァンス、ベルギー国境のランボーの生地など、これまでとは趣が違っていた。 それぞれ異なる4冊が顕現させる、著者とフランスの結びつき。
  • 2026年4月22日
    銀幕の村
    銀幕の村
    西出さんのフランス4部作の4番目の作品。 4部作であることを知らずに読み始めたので、私にとっては3作目。 幼い頃に太平洋戦争を経験し、戦後の時代を現役で過ごし、退職後に始めたフランス徒歩の旅。 映画を語りながら、西出さん自身を語っている。 気を衒ったところなど全くないのに、詩人の紡ぐ言葉は力を持つ。 あとがきでは5作目の構想が語られているが、この4作目が出版されてからもう10年以上。読みたかったな…。
  • 2026年4月18日
    星明りの村
    星明りの村
    「ろばのいる村」が面白かったので、西出真一郎さんのこの本も。 著者である西出さん、亡き父と1歳違い。口数が少なく、自分の話をあまりしない父だったので、父と同時代を生きた著者に面影を見る思いがした。 「ろばのいる村」はひたすら歩く西出さんだったけれど、「星明りの村」は乗り鉄(かどうかわからないけど、たぶんそう)の西出さん。 乗ったことのある路線は懐かしく、乗ったことのない路線は羨ましく。 村の人たち、たまたま出会った同胞とのエスプリのきいた会話も楽しい。 「木苺の村」「銀幕の村」は古書でしか見つからなかったけれど、届くのが楽しみ。
  • 2026年4月15日
    予告された殺人の記録
    予告された殺人の記録
    30年以上前に日比谷で観た映画の原作。 あの頃は私にとっての映画の黄金時代。この作品は割と大きな映画館で上映されていたけど、あちこちのミニシアターに出かけたっけ。いつまでも心に引っかかっている作品は多いけど、これもその一つ。 映画で感じた色、匂い、温度が、小説を読んでいてもむせるほど。 毒気にあてられたまま映画館を出たけれど、30年以上経って小説を読んで、一番印象的だったのは開封されない手紙のエピソード。 共同体の記憶であると同時にそれぞれの人生を感じた。
  • 2026年4月5日
    ろばのいる村――フランス里山巡り
    古書で購入。 フランスのオーベルニュとピレネー、どちらも一人電車旅であちこち訪ねた。村の名前もだいたいわかる。 ロバは見かけたことあったっけ?懐かしい地名とともに、風の冷たさや虫の鳴き声が思い出される。 著者の健脚ぶりが素晴らしい。ロバに惹かれる人というのはその人自身もロバ的な要素があるのだろうか。
  • 2026年3月25日
    骸の爪 (幻冬舎文庫)
    今年になって3冊まとめ買いした道尾秀介作品の3冊目。 「背の眼」もそうだったけれど、2時間ドラマを観ているような感じで読んだ。 いろいろ書き分けることのできる作家さんなのだなぁと改めて感心。 私にとっての道尾作品No.1は「月と蟹」なので、このテイストの作品もまた読んでみたい(書いてほしい)。
  • 2026年3月6日
    禁断の中国史
    禁断の中国史
    旅先で知り合った人が熱心に読んでいた本。 高校時代、世界史をとっていたので、言葉として知っていた数々の物事の実態を知れました。 世界の見方が一つ増えたような。 シェイクスピアの「この世は舞台、人はみな役者」との思いが深まった、というのが読んだばかりの読後感。
  • 2026年2月11日
    片眼の猿
    片眼の猿
    描写されている主人公を頭の中でイメージしようとしてしまうが、結局成功せず。そのせいなのか、登場人物が背景を背負った人間というより、アイコンのような感覚が最後まで付き纏った。 アクション風味のあるミステリーで面白かったけど、もしかしたらそういう情緒のなさがひと役買っていたのかも。
  • 2026年2月5日
    シャドウ
    シャドウ
    久しぶりの道尾秀介作品。 何度も騙されかけてしまい、途中からは「ここ、もしかして引っかけようとしてる?」と慎重に読み進めた。 道尾秀介さんの描く子どもたち、私自身の昔の傷跡を引っ掻いて治してくれる。
  • 2026年1月20日
    少女
    少女
    読みにくさを覚えたまま、それでも最後まで。 作者の仕掛けだったのか…と、読後すぐには何も書けなかったけど、数日経ってジワジワと言葉になってきた。 「夏の庭」に似てる…?と思ったけど、「夏の庭」は読んでない💦読んでみようかな。
  • 2026年1月13日
    ノモンハンの夏
    毎年夏になると戦史を手にとる。昨夏も数冊読んだが、この本はページを繰る手がしばしば止まり、年が変わってようやく読了。 ---そして人は過去から何も学ばないことを思い知らされる--- これに尽きた。
  • 2026年1月7日
    文学は別解で行こう
    2026年の1冊目。 作家や作品のウラ話を知って、夢も悩みも本質は変わらないことに、読み直したくなる本、読んでみたい本が続々と。
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