
ミオReads
@hanamio03
2026年4月16日

成瀬は都を駆け抜ける
Audible Studios,
宮島未奈,
鳴瀬まみ
読み終わった
人が人と出会うことで化学反応が起こり、人生の進行に変化が生まれる、というものすごく当たり前のことを誠実にやってる物語なのかもしれない…というのが三作目にして到達した感想の総括だ。多分誰に出会っても人生は変化しているんだけど、大抵は気付かないまま出会いも変化も流れていく。それが成瀬という見落としがたい人物になった途端、それぞれが己の「これまで」と「これから」に思いを馳せる。成瀬自身は特別でも特殊でもない、というより、この世に特別でも特殊でもない人はいなくて、そういう意味で普通。そこに気づける感性があるかどうかは、出会いを得たそれぞれに依るし、気づける感性を持って生きていきたいとも思う。教訓めいたことはなんとでも言えそうだが、人と出会って世界が変わっていくのは楽しいよね!というすごくシンプルで真っ直ぐな人生賛歌の物語だと思う。ありがとうな、成瀬。
これにてAudibleはひとまず休憩。また聞きたくなったら再開します。


