見習い読書家 "ツナグ" 2026年4月16日

ツナグ
ツナグ
辻村深月
読了 死者との望む人にその機会を提供する使者(ツナグ)。 大切な人を亡くした人はどんな死者と何を語るのか、その後どう生きるのか、そんなことを取り扱っている話。 個人的には「アイドルの心得」が好き。悲惨な現実を知っても尚自身に課せられたであろう宿命を果たそうとする水城サヲリがひたすらにかっこいい。 「もし、死者は死者のまま、魂なんかないんだとしたら。それか、もうすっかり成仏してあの世で安らかにしてるんだとしてもさ。ーーそこを会いたいって願うのは、生きてる側のエゴじゃないか」p398 最後のあたりにあるこの一文が特に心に刺さったかな。 次作があるようなので、巡り合わせがあれば読みます。
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