
きなこ
@kinako2025
2026年4月15日

波の子どもたち
チョン・スユン,
斎藤真理子
読み終わった
韓国文学
北朝鮮に生まれたヨルム、ソル、クァンミン。
3人はそれぞれ自由を求めて脱北する。
そのプロセスがスリリングでドキドキしながら、ページをめくる手が止まらない。
自分の思うように生きることが出来ない息苦しさ。彼らは諦めるのではなく、自らの手で自由への扉を開けようとした。
作者のチョン・スユンさんと訳者の斎藤真理子さんは『世界』で「言葉と言葉のかくれんぼ」という往復書簡のようなエッセイを書いていて、この『波の子どもたち』についての記述もあった。
波の音を日本語でどう表現するか、悩んでいた斎藤真理子さんが、一般的な「ざぶーん」ではなく「さぷーん」という表現を思いついたという。
実際に作品を読んでいて、その表現に出会った時、うれしいような懐かしいような気持ちがした。
波と戯れる3人に幸あれと願わずにはいられない。






