Lusna "詩人キム・ソヨン 一文字の辞..." 2026年4月17日

Lusna
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@Estrella
2026年4月17日
詩人キム・ソヨン 一文字の辞典
詩人キム・ソヨン 一文字の辞典
キム・ソヨン,
一文字辞典翻訳委員会,
姜信子
「いつの頃からか、春になると、気が滅入った。くすんだベールを剥いだかのようにきらきら明るい空、咲いては散る花々に、少しばかり気後れしたのかもしれない。だから花を見れば、美しいと感嘆するよりも前に、ぎゅっと目をつむってしまった。花はあまりに華やかで、私はあまりに萎んでいた。(…)あの頃は咲き誇る花よりも、散りゆく花がよかった。趙芝薫の詩句「花散る朝は/泣きたくなるんだ」をようやく本当に理解するようになった頃だった。咲き誇る花から迫りくる疎外感をひたすらやりすごしていった末に、花の散る頃になると、もう力も尽きて悲しくなるのだった。はらはらと散りゆく花を眺めて、散りゆく青春をしみじみと実感していたあの時の悲しみ。それは、今思えば、とてもよいものだった。その奇妙な寂しさに突き動かされて、なによりも多く、花の物語を詩に散りばめた頃でもあった。」
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