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Lusna
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@Estrella
まだ遊び足りない
  • 2025年8月24日
    母アンナの子連れ従軍記
    母アンナの子連れ従軍記
    「いいえ、どこか腐ってる証拠よ。司令官や王様が愚かで部下を窮地に引っぱり込むから、決死の勇気なんていう美徳が必要になるし。ケチで少ししか兵隊を募集しないから、兵隊はヘラクレスみたいに強くならなきゃならない。上に立つ者が脳なしで配慮が足りないから、兵隊は死なないように、蛇のように賢くならなきゃならない。人に頼りすぎるから、特別な忠義が入り用になる。ちゃんとした国や、いい王様や司令官なら、必要のない美徳ばかり。いい国には何の美徳もいりはしない。誰もが普通の中くらいの人間でいい、臆病者でもかまわないのよ。」
  • 2025年8月24日
    水木しげるの少年戦記 太平洋戦争1
    今回は真珠湾攻撃とミッドウェー作戦が主。日本の航空隊の戦いが中心。 他の本でもうろ覚えだが、真珠湾攻撃の後、日系アメリカ人が家族のために前線に出て、ハワイではその8割が戦死したとある。
  • 2025年8月23日
    追悼アルフォンス・イノウエ氏。 この書物が世に出た時、働いていてよかった。 控えめに言って家宝です。
  • 2025年8月20日
    レイテ戦記(一)
    8月ということもあり、戦争についての本を手に取る。4巻まであるよ。読了するのに来月まではかかるなぁ。でも知らないとね。
  • 2025年8月20日
    いっそあの方が死んで下すったなら いっそあの方が死んで下すったなら 伊澤みゆき作品集
    「愛ちゃんの一日」なんかは太宰の「女生徒」にも似てる。好みの文章。
  • 2025年8月19日
    恋人たちの森
    耽美だがどの短篇も似たり寄ったりの最期を迎える。森茉莉のつぼがタナトスなんだな。
  • 2025年8月19日
    世界一わかりやすい量子力学 (ハヤカワ文庫NF)
    量子力学と言っても主なテーマが量子もつれと量子テレポーテーションなので、量子論全般を知るにはニュートンなどを読んだ方がいいのかな。著者が哲学者へ向けた論文が付録にあり、これは分かりやすい。
  • 2025年8月18日
    AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 (光文社新書)
    第二次世界大戦前後の主に日本の人々の写真をカラー化した写真集。家族写真や記念写真が徐々に軍事訓練の写真になり、広島原爆や岐阜大空襲、沖縄戦、特攻隊、人間魚雷などの写真となる。南方の兵士は目も背けたくなるほど痩せこけている。広島平和公園は戦前は繁華街だったのだと知る。
  • 2025年8月18日
    目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
    全盲の白鳥さんがマッサージ店を辞めて、全盲の美術鑑賞者としてワークショップを始めた頃がコロナ禍だったのだな。過去の記憶は常に今の自分が上塗りしてるから、常に新鮮な「過去の記憶」なのだということ。今ここを大切にする姿勢に共感した。
  • 2025年8月18日
    バッタを倒すぜ アフリカで
    ウルドさんのバッタ愛が詰まった本。 前作では公開できなかった論文の内容を、グラフやイラストも駆使して説明する。論文がオープンアクセスジャーナルとなったからか。運転手兼通訳の欠かせない相棒ティジャニさんへの愛が深く、かなり貢いでいるし、丸一章かけてティジャニ愛を書いているのが楽しい。表紙カバーも一緒にコスプレしてるし、いい関係なんだな。
  • 2025年8月17日
    わたしはイモムシ
    イモムシの模様が星空に見えたり、折れた触覚が愛おしい。イモムシを育てる著者の愛が詰まっている。
  • 2025年8月16日
    バッタを倒すぜ アフリカで
    読むしかできない新書判 に入れて。 帯の、自分の婚活よりバッタの婚活 に笑った。読みやすい。
    バッタを倒すぜ アフリカで
  • 2025年8月16日
    ガザ日記
    ガザ日記
    国連にも赤十字にも見放され報道しないガザの日常が描かれている。イスラエル軍の侵攻初日から約3か月を書いているが、毎日の夥しい犠牲者に言葉がでない。クリスマスや新年にきっと停戦するとの皆の希望は、ウクライナの「侵略日記」を読んだ中にも共通点としてあった。著者と息子さんが無事エジプトへ出国できたのが奇跡のように、毎日友人親戚が亡くなった。ユネスコ無形文化遺産であるパレスチナ伝統舞踊ダブケがまた踊られる日は来るのだろうか。本書の印税は全額パレスチナ支援に使われる。
  • 2025年8月15日
    イラク水滸伝
    イラク水滸伝
    高野さん、今回も面白かった。イラクの大湿地帯が年々ダム建設などの渇水で失われつつあるので、この本は貴重な記録になるのだろう。マイノリティや反体制派が逃げ込む湿地帯。織物アザールの記録も唯一無二の貴重なものだ。ネイチャー・イラク代表のジャーシム宋江がイラン寄り民兵に拉致され、スマホの全データが消去された今は尚更(生還されてホッとした)。ただイラクは男性優位社会なので、従兄と互いの娘を交換して自分の第二夫人にするという、ゲッサ・ブ・ゲッサは、高野さん同様引いた。
  • 2025年8月14日
    イラク水滸伝
    イラク水滸伝
    主治医のおすすめだったので、文庫化を待たずに読む。次回診察までに読了したい。 「今を楽しく生きる。やれることをやる。それが水滸伝の好漢たちの心意気だ」
  • 2025年8月14日
    謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア
    こちらはブックキャリーに入れて読む。カバーある方が捗る
    謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア
  • 2025年8月14日
    恋人たちの森
    森茉莉が愚連隊に捧ぐ書。こちらは 読むしかできない に入れて出先で読む。
    恋人たちの森
  • 2025年8月13日
    贅沢貧乏
    贅沢貧乏
    ちくま文庫や河出文庫とかぶるところは多々あるが、「恋人たちの森」をグレてる人に捧ぐとは初めて読んだ。耽美的な文章に諧謔を含み、時々含み笑いをした。洗濯物を絞る自分をラオコーンの彫刻に準えるなんて大爆笑だ。
  • 2025年8月11日
    なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
    処方箋と補助線。6本の補助線を心に引いて、心の成熟と安定を追求する。不調な時でも開けばいい言葉を得られるくらい読みやすい。毎月最終土曜の尾崎世界観さんとのラジオを今月も楽しみにしてる。
  • 2025年8月11日
    涙の箱
    涙の箱
    ハン・ガンは日本語版の装画と挿絵のjunaida さんのファンらしい。涙を集めるという設定の演劇からインスピレーションを受けて書かれた童話。涙の種類が豊富なのは、ハン・ガンの以下の言葉を思い出す。「私は幸せを感じるのがそれほど難しくない人間です。道を歩いていて、木に花が咲いているのを見ても幸せになれる人間です。幸せになるのは簡単で、一日に何回も幸せになります。思ったより明るくてよく笑うと驚かれます」子どもから大人まで。
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