
はなこ
@goma_hnk
2026年4月17日
すべての、白いものたちの
ハン・ガン,
斎藤真理子
読み終わった
すべてをわかろうとするのはやめて、語感や雰囲気を楽しむつもりで読み進めた。後半、もしかして、と気づいたことが、最後の「作家の言葉」で語られていた。
書かれた背景を知ってからもう1度読んだら、もっと考える部分があるかもしれない。でも今は、初めて読んだこの感覚を大事にしたいと思う。
“遠くで水面が立ち上がる。そこから冬の海が走ってくる。もっと近くへ、もっと力強く、迫ってくる。最大限に高くそそり立った瞬間、波は真っ白に砕け散る。海が粉々に割れ、砂浜を滑ってきてまた後方へとしりぞく。”p67「波」
「白いもの」のひとつとして「波」を描くこと、その描き方。なぜかすごく惹かれた。声に出して読みたいくらい好き。

