すべての、白いものたちの
586件の記録
いの@inolabo2026年1月11日読み終わった@ 自宅うーん、むずかしい、、 翻訳の問題なのか、詩のように書かれているからなのか。 このわからなさも含めて楽しむような作品なのかな? 解説読んだら大体自分が理解したこととズレてはなかったんだけど、いかんせん言葉が頭に入ってこない、、 もう一回読み直してみるかー



- tarot0r4@tarot0r42026年1月11日読んでるろうそくは命の灯火で 燃えて短くなっていくけれど、溶けて垂れるろうは汚れず、まだ白く、私の灯火はついえても まっさらな生として繋がっていく
坂城ちはや@sakaki_chihaya2026年1月9日読み終わった小説というよりは散文詩のような感じ。 運命的とさえ思えるような衝撃が走った。私はきっと生まれた時からずっとこの人の文章が読みたかったんだ。やっと出逢えた。 そんな気持ち。 著者はアジア人女性初のノーベル文学賞を受賞とのこと。すごい人だ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「生は誰に対しても特段に好意的ではない。それを知りつつ歩むとき、私に降りかかってくるのはみぞれ。額を、眉を、頬をやさしく濡らすのはみぞれ。」




伊藤裕満@Blow_the_Night2026年1月8日買った読み終わった良かった。 2時間で亡くなった姉、それを語る母の記憶、戦争の記憶、そこでの大量の死の記憶。霊的な存在。 再生する街。 身体の痛みから生に対する前進と後退の姿勢。 そこに雪などの素朴な美しさ。 降っては消える。再生と消失を繰り返す。 白と、それ以外の色のコントラスト。 夏はずっと昼、冬はずっと夜という、時間感覚を麻痺させる街。その街を覆う霧。 素晴らしい文章。 翻訳の良し悪しはわからないけど、おそらく素晴らしい翻訳。
波@namireads2026年1月4日読み終わったうぶぎ ゆき つき こめ ほね 記憶の中の白いものたち 死者を悼む気持ち 決意にも似た、白い祈り ただでさえ困難な生を、こんな感受性を持って生きるというのはどれほどの戦いだろう。哀しみのなかにある強さ。そのイメージとしての白。




アマヤドリ@amayadori2026年1月4日読み終わった『砂糖の歴史』を何となく読みながらだったので、この、白いものの神聖さについて考えていた。 それから、ドレスデンに行った時に見た、空襲で粉々になったけれど市民が破片を集めて再建した教会のことも思い出していた。そういえばドイツは、戦後、自国の傷を嘆くことがなかなかできなかったのではないか。 そんなことを考えていた。 45分くらいで一気に読み通した。 この著者のものを、もう少し読んでみたいな。









- ni@u_kiuki302026年1月3日読み終わった年初めはハン・ガンと決めていたので 傷ついた精神を入れた壊れかけのうつわを、もういない大切な誰かに貸与することによって、恢復されうるもののこと ハン・ガンのことばは白いガーゼみたいに清潔でいつも優しい



ころもで@kimigatame482026年1月2日読んでる雪の降る夜に。今日はp.103「角砂糖」から。開くだけで頭がすっと静まる。 “ある記憶は決して、時間によって損なわれることがない。苦痛もそうだ。苦痛がすべてを染め上げて何もかも損なってしまうというのは、ほんとうではない。”


- 荒砥@mbw_7772026年1月2日読み終わったこれはノーベル賞を取るわ、という感想。表現力、文体が違う。想像していたのとは違って、散文詩集のような構成になっていた。第二部の、「彼女」が死んでしまった姉であることには、ふんわりと文章を味わっていただけだったので気づけなかった。この点を思い出しつつ、そのうち再読したい。



編集Lily@edition_lily2026年1月1日読み終わった昨年の担当書に『朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』』(キム・ジニョン著/小笠原藤子訳/CEメディアハウス)という本がある。「ハン・ガンが3回読んだ本」ということで興味を持って版権を取得したものだ。 『すべての、白いものたちの』を読んで、ハン・ガンさんが『朝のピアノ』をお好きな理由がわかったような気がした。短い散文形式に色濃く滲む死生観。静謐なイマージュの清廉な美。ともにそうしたスタイルの作品だから。
ちくわ@stuntman-kent2025年12月31日読み終わった詩的でわからなさが逆に心地よくて、静かな余韻に浸ることができました。あとがきを読んでもう一周読み返してみたら、ところどころ言葉が質量を持って現れて今度はずっしりとくる後味。 この本は子供が横で騒いでいる隣で読むべきじゃないなと部屋に篭ったり静かな喫茶店で読んだ。読書はどこで読むかも大事だなぁ。


- カキフライの雲@kakifly2025年12月31日読み終わったあとがき、解説を聞いて綴られた言葉に輪郭をはっきりもって感じることができた。 だけど、その言葉を受け取るには経験が足りていないとも感じた。10年、20年後に読み返したい本だった。特に「息」の節が心に響いた。


ころもで@kimigatame482025年12月29日買った読んでる単行本と迷って迷って、文庫版を購入。単行本と表紙が変わらないのがありがたい。 もう何週間も前に購入したのに、p.21~25「産着」から「タルトック」までの哀しさと美しさに打たれて先へ進めない。 「産着」に描かれるエピソードは本当に痛ましく、美しいなどと軽々しく消費するのは気が引ける。それでも、距離感を保った筆致と、詩的な文体のためか、神話的といっていい美しさを感じてしまう。 そこから「タルトック」の現代の主人公の視点への切り替え。「産着」から共通のイメージを保ちながら、悲しみが鳩尾に沈みこんでくる。 私は普段、文章を読んでも脳内に画が浮かぶことがほとんどない。なのに、ハン ガン作品ではフラッシュバックするようにイメージが浮かび、その中で漂う心地になる。



hana@hana-kaoru2025年12月28日読み終わったまた読みたいこれだった。素敵な文を読んでいると映画のように映像と光のゆらめきのイメージが頭に広がることがあるんだけどそれが生まれた記憶がある。作中の半ばから別人を生きる作者の曖昧さと一体になった感じがした。



nessie@nessieayako2025年12月14日読み終わった読み手が想像力で踏み込むことを歓迎するような懐の深さがありながらも、内側にスっと立っている芯が揺るぎなく強い。 こんな言葉思いつかない。 うまくまとまらない。 不思議な読後感。 普段、読み慣れてないかたちの形式で、おそるおそる読んでしまっていたところがあるのでもう一度読み直したい。文学の世界では、こういうかたちで立ちあらわすこともできるんだ。







雪山@ykym_ykym2025年12月7日買った読み終わったまた読みたい@ 旭屋書店 なんばCITY店p12 透明な断崖の突端で、 p16 ゆっくりと沈んでくる雪片の一つひとつを、その動きを、私はぼんやりと見守っていた。 p23 タルトックのように真っ白で p31-33 白い街 ⋯ 2 彼女 を読み進めると、頭の中を元ちとせの「凛とする」が繰り返し流れた。 白の描写と歩くことが共通する、別々のエピソードの連なりが、タペストリーのよう。 ⋯ 読み始めてから作家の言葉(あとがき)と訳者の補足の冒頭を読んだ。 個人的には、作家の言葉を本文より先に読んでおいてよかった。 訳者補足は本文読了後に読むよう訳者の勧めがあり、ここも楽しみにしていた。 ⋯ 本文を読み終えて、訳者補足で2彼女の視点にはっとなった。読み返したい。 再読してどんな感覚や感想を得るか、楽しみは続く。 また、作中の1944年とこれ以降のワルシャワについてを知りたい。入門として読みやすい本があるかな。 ⋯ 次は『少年が来る』を読めたらと思う。 ⋯ 解説の平野さんの東日本大震災ー亡父ー我が子の記述の繋がりから『空白を満たしなさい』執筆についてがあり、読んでみたいと思った。 (あらすじを読んだが、今の自分はこの本にコンディションが適していなさそう。数年後に状態が変わっているとよいな) (自分は亡父ー震災ー同じ頃に生まれた子についてを、結びつけては考えたことはなかったと振り返る。父の死による不在は、子供時代は日々の感情と密接過ぎて、震災を機とする隙間がなかったと思う) ⋯ 購入2025/04/25 読み始め10/19 読み終わり11/27


ころもで@kimigatame482025年11月30日読みたいやっと資格試験が終わった!ようやく落ち着いて読書ができる。うれしい。 冬が来るので『すべての、白いものたちの』がいいかもと思いつつ、単行本で読むか、文庫で読むかで永遠に悩んでいる。 値段と機動力なら文庫、解説や補足も魅力的。 でも単行本ならではの、作品の世界観を映した装丁も捨てがたい。 さてどうしよう。





りなっこ@rinakko2025年11月26日読み終わったハン・ガンを読むのは三冊目。河出文庫のフェアで手に取った。翻訳が素晴らしい…。 絶賛されているのに苦手な作家なので、薄い硝子に隔たれたような感覚で読んでいたら、それはそれで散文詩を味わうのにはよかったかも知れない。






- 無教養@mukyoyo2025年11月22日何も知らずに読んだので、解説を読んだ時にハッとして即座にもう一度読み直しました。 私小説のような、詩のような、不思議なお話でした。 読みながら、自分がこれまでに見て来た白いものと、生と死、特にともに将来を夢見た、まだ若かった友人のそれが思い浮かびました。






もん@_mom_n2025年11月19日読み終わった心に残る一節@ 図書館こんな人間になりたいと思うほど憧れている人におすすめしてもらい、すぐに積読から引っ張り出して読んだ。 あまりの文章の美しさに、読みながら何度もため息が漏れた。 詩のようでもあり、エッセイのようでもあり、でも小説。初めての読み心地だった。これはすごい本だ。 p.34 闇の中で、あるものたちは白く見える。 ぼんやりとした光が闇の中へ分け入っていくとき、さほど白くなかったものまでが青ざめた白い光を放つ。 p.67 遠くで水面が立ち上がる。そこから冬の海が走ってくる。もっと近くへ、もっと力強く、追ってくる。最大限に高くそそり立った瞬間、波は真っ白に砕け散る。 海が粉々に割れ、砂浜を滑ってきてまた後方へとしりぞく。 p.81 ある日彼女は、一つかみの粗塩をよくよく眺めてみた。白っぽい影を宿したでこぼこの塩の粒子はひんやりと美しい。何かを腐らせずに守る力、消毒し、癒やす力がこの物質に宿っていることが、実感できた。 p.87 寒さが兆しはじめたある朝、唇から滑れ出る息が初めて白く凝ったら、それは私たちが生きているという証。私たちの体が温かいという証。冷気が肺腑の闇の中に吸い込まれ、体温でぬくめられ、白い息となって吐き出される。私たちの生命が確かな形をとって、ほの白く虚空に広がっていくという奇跡。





コサカダイキ@daiki_kosaka2025年11月6日読み終わったリビングのソファの上でハン・ガンの『すべての、白いものたちの』を読んでいた。 やけに本が白く輝いて眩しい。 11月の午後の陽が差し部屋を暖めていた。
はぐらうり@hagurauri-books2025年10月25日読み終わったようやく読めた。小さな小さな連作短編集のような構成。巻末の作者の言葉も解説もとても面白く、もう一回読んだほうが良いのだけれど、さすがに。 白いものたちの短編で全体的に物悲しい。題材も生後2時間で亡くなった姉の生を取り戻すというような話なのだが、それによって自身が恢復するという希望の物語でもある。 誰か、必要としている人にとって宝物になるような一冊。ハン・ガン氏も本によって生かされているところのある方なんだろうと思う。
mimitome@mimitome2025年10月25日読み終わった小説?詩?エッセイ?どのジャンルとして読んだらいいかわからず混乱した。混乱を楽しめたらよかったけれど、急に寒くなったせいで余裕を失ってしまった。透き通った色の極めて熱い緑茶を飲みながら曇った空を見ていた。今日は曇り空を97分くらい見たし、7杯のお茶を飲んだし、ハンガンを読み切った。表現の仕方はとてもタイプ。しかし今回は詩が過ぎると感じた。ブルータスの短編は最高の相性だったのに。何もかもうまくいかない。牛乳は買い忘れるし、10月の冷たい雨も降るし、会いたい人には会えないし、ノーベル文学賞の作家の作品もいまいちだったし。
めい@meiji_chan2025年10月13日読み終わった初韓国文学。美しくて悲しい。詩のような小説であり、小説のような詩。「映画を見たような小説」はあるけれど、これは絵画を見たような小説。ずっと曇り空のイメージ。生と死を描いた芸術がこんなにもあるのは生と死が何よりも人の心を強く揺さぶるからで、それは生きている人しか芸術することができないからだと思った。




おかわり@Okawari2025年10月12日読み終わった話題になっていたのを見かけて購入。 随筆であり、詩であり、物語であるという不思議な文章。 解説読んでようやく腑に落ち、速攻で2周読みました。 以前読んだ『ストーナー』のような美しい文章表現と、白色の事物にまつわる物語が調和して織りなす独特の雰囲気に惹き込まれます。 私が1番好きなのは「白夜」でした。

絵美子@835emiko2025年9月27日読み終わったいまある/記憶の中にだけある、などの白いものたちについて、すこしずつ祈りのように綴られている 大体休憩中に読んで終わりの時間が来るとじぶんが何をしていたか/しているかわからなくなってしまうので最後は自室で読み終えた。 見たこともない街がずっと前に見たことのあるかのように画で浮かんで、じぶんの記憶もつるつると引き起こされて(白くない)、引き出しをいくつも開けてそのまま閉じない、みたいな気分になったところで読み終えた。 関係ないけどこの章の白はオフホワイトぽくて雪がよく出るとトゥルーホワイト(ほぼ色がない)ぽいイメージで、もしフェイクホワイトがあるなら漂白したみたいな白でこの本とは関係なさそうとか考えてたらあとがきにハヤン(まっ白)とヒン(しろい)について書かれており、便宜上とはいえ色に名前がついていてよかったなと一時的に思った。


芋仁@imogine2025年9月22日読み終わった読書日記読了再読いろいろあって 「今だな」と読み切った。 ハン・ガンさんの本を読んでいると 「これでいいんだ。私も、これでいい、こういう風に日々を過ごしていいんだ」と思える。 余白に息ができる。 涙の源を見逃さずにすむ。 潤む呼吸は今日を生きる一歩。 死者と生きる私の背中をさすってくれる。 「私の白」も、生命(いのち)に繋がっているのだなと思うとあわいの色も愛おしい。歴史と向き合う力をくれる。 巻末の、斎藤真理子さん(訳者)の文章もまっすぐに入ってきた。たくさん線を引いた。自分を励ますように。 平野啓一郎さんの解説も真摯であった。全ての鎧を外しこうべを垂れる姿勢。だからこそ小説家として「恢復(かいふく)」について静かに見つめる眼差しが感じられたのだと思う。






もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年9月3日読み終わった「私」の章では本人の視点で、「彼女」の章では生まれて二時間で亡くなった姉の視点という体でストーリーが進む。 姉の視点は主人公を第三者として捉えて語っていて、その手法はおもしろいなと思った。 とても静かな物語で、頁には余白が多く、表現が抽象的なので読み手にも余白が与えられている、そんな小説だった。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年9月2日読んでる昨日気になった白いものの目録としてあげられてたものを韓国語にして書いてみた。 Google翻訳やインターネット検索で簡単に調べただけなので原文とは違うかもしれないけど音やハングルを知りたかったから。 「おくるみ」と「うぶぎ」はひらがなで入力してしまったせいで日本語の音のハングル表記が表示されて、日本語と同じ音なんだ!と思ったけど、そんなことはなかった。 「しお」が「塩」か「潮」かわからない(「なみ」も白いものに含まれているので) 書いた紙はしおりとして挟んで使おう。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年9月1日読み始めたずっと枕元の本棚にさしてあったのを今日開いた。 はじまりの白いものの羅列でもうやられてしまった。 一つひとつひらがなで、最後のひとつだけ漢字で。 これは何か意図があるのか?訳者が斎藤真理子さんだからきっと何か理由があるはず!と思い、読み進めていくうちにそれを理解できたらいいなと思う。









はら@haraheri_56562025年8月24日読み終わったあんまり同時進行で本を読み進めないんだけど、「百姓の遺言」が持ち歩きに不向きだったので持ち歩き用に単行本のこちらを読み始めた。 ------------ 私にしてはかなり早いペースで読み終わった。 短い章立て・詩のような文章がスキマ時間に読みやすかったのだと思う。 日本語ではない言語で書かれた後に翻訳された文章でこんなに読みやすかったのは初めての感覚だった。韓国語で読んだらどんな感覚なんだろうと少し気になったけど、それは知る事はできないんだろうな。 ある事柄を真ん中に置いて、白いものにまつわる話をしているのだけど、何故だかうっすら悲しい感じがずっと底にあるなと思いながら読み進めた。 あまり直接的な事を言わない表現に共感が持てたのかもしれない。 2025.6.22→2025.8.24

kei@k32452025年8月14日読み終わったハン・ガン著「すべての、白いものたちの」読了。 2025/8 2冊目 ◎サマリ ・うーん…わからん。 ・言語の問題なのか、自分が男だからなのか ◎書評 ノーベル賞作家の作品。 うーん、わからん以上の感想が出てこない… 小説というより詩集のようでとても困惑した。 赤子がどうこうというシーンが一番のメインだと思うが、そこからのストーリー展開がうーん。 Readsの感想読むと解説読むと、「もう一回読み直そうと思った」というものが多いが、解説読まないと分からないような世界観ではそもそもダメなのではないかと個人的には感じてしまう。 ワルシャワはとても大好きな街だけに期待して読んだが、あの独特な空気をまったく感じることができないのも残念。 作者はワルシャワにも住んでいたようだが、もっと写実的な表現が多いのかと思ったらうーん。 うーん、ばかりで申し訳ないが、自分には合いませんでした。 というより、期待していたものとまったく違いました…

のん@norie1010saran2025年8月8日読み終わった簡単な言葉が連なってるだけなのに、すごく豊かで繊細な表現をしているなと思った。頭の中で勝手に映像が流れた。 多分ハンガンさんの目には世の中がスローモーション高画質で顕微鏡を通した世界が見えてるんだろうなと思った。NikonのCMみたいにな感じで見えてるんじゃないか? 私はちょっと天邪鬼なので話題になってからだいぶ後に読んだけど、もっと早く出会いたかった。 心が静かになる本。図書館で借りて読んだけどこれは日本帰ったら買う!!


七星@nanaecle2025年7月10日読み終わったハンガンの作品、第1冊目、初めての読後感でした。何度も往復したくなるその表現は、とても身体に染み入った。これからも、鞄に潜ませて、また読み続けたいと思います。




森々@mori_hkz2025年7月6日読み終わったすごく好きだった。 とても美しく、身に沁みる文章だった。 闇や夜明けがこんなに穏やかで優しくて、雪がこんなに冷たく綺麗で儚くて、絹がこんなに柔らかい、実際に体で感じられるような作品だと思った。 生命の強さと死の儚さ、そこに残されたものたちの悔いと祈りが切実に記されている。



ゆりな@yurinabc2025年6月27日読み終わった@ 自宅家族の固有名詞は出てくるけど他の他人や友人、恋人なんかが出てこないのすごいなと。しんしんと振る雪みたいな本だった。江國香織やアイナ・ジ・エンドは読んだだろうか。 完璧に理解するには私にはまだ到底早く、でもいつか追いつきたいなと思った。




ゆりな@yurinabc2025年6月26日読んでる@ 自宅恐らくReadsがきっかけで購入。少し読み始めてしまったが、みなさんの感想にある通り、訳者のあとがき読んでから読み進めようと思う。 ホロコーストや戦争映画が好き(ってのも可笑しいけれど)な私にとっては、冒頭のシーンでもはや「関心領域」や2022年の「西部戦線異常なし」が頭に浮かんだ。


- 床@ucca_ukc2025年6月17日読み終わった読もうかな、と思ってた矢先にノーベル文学賞をとり、今買ったら絶対ミーハーだと思われる…!と余計なプライドに邪魔されていままで読めなかった。ようやく読んだ。前に読んだ本とも響き合うところがあって、大変良かった。





KIMIE@insidemyglassdoors82025年6月5日読み終わったとても美しく、心地よく、とにかく美しい音楽のようだと読んだ。 斎藤真理子さんの補足を読んでから、もう一度読んだ今は、涙がこぼれている。これからも側に置いておきたい本。








piro@piro2025年6月5日買った読み終わったまた読みたい不思議な読後感。 詩のようで、小説のようで、エッセイのような文体に、穏やかさが心地良いよい言葉のリズム。 どの文章も、「黒いコートの袖に止まったボタン雪」のようでした。 美しい言葉から感じるのは、生と死、命の儚さと強さ。 文章からのイメージが、心の中にしんしんと静かに落ちてきて、ゆっくりじんわり溶けて広がっていく、、、。 本書で描かれているものは、まだ消化しきれずにいます。 ゆっくり読んで、眺めて、心に留めていたくなる、そんな作品です。 2回、3回と読み重ねていきたいと思います。





- 本の虫になりたいひと@reaaaads38692025年6月5日読み終わったまだ,一周しかしてない。あとがきを読んだから2章をもう一周したくなる。 1周目の感想を述べる。2章のなかの文章で気に入ったのがある。 人生が一度自分を見放したから、自分は人生を手放しでは愛せない といったような文章である。 今このように書いていて思ったのだが、この時点で違和感をおぼえるべきだった。筆者は伏線をたくさんはっていたのだなと感嘆する。
asuka@ask_5102025年5月31日買った読み終わった読み終わってすぐ再読した。1回目と2回目でこんなに受け取り方が違うのは初めて。訳者解説で「そうとは思わずに読んでいたときとは明らかに違うーーすべてが違うーーことに、気づかれるだろう。だが、どう違うかを言語化することは、難しいだろう」とあって、その通りだと思った。




asn@book1404192025年5月26日読み終わったこれは小説?詩集?エッセイ? こういったジャンルを読むのが初だったけど胸にスッと入ってくるような、寂しいけどあったかいような。特に「みぞれ」が好きだった。今いる場所から離れて、1人で思い切り立ち止まりたくなった。

noko@nokonoko2025年5月23日読み終わった心に残る一節「わかれ しなないで しなないでおねがい。 言葉を知らなかったあなたが黒い目を開けて聞いたその言葉を、私が唇をあけてつぶやく。それを力こめて、白紙に書きつける。それだけが最も善い別れの言葉だと信じるから。死なないようにと。生きていって と。」 訳もすごくうまいんだと思う! 何かわからないけど、涙が出そうになった。



あいすま@asuma-konchiwa2025年5月21日読み終わった名古屋の旅先で買った本。 短い区切りでわけられていて、短い時間でも読めて良かった。 ノーベル文学賞の作品を読むのは初めてだったけど、確かになかなか無い読書体験だった。 自分にも生きられなかった弟がいるらしくて(全然実感がない)、 リビングに水子供養の袋(?)があってそれで存在を認識してる感じ。 私は人生がマジで嫌になった時「やってられっか!こんな人生お前にくれてやらぁ!😭😭」ってその弟に対して念じたりするけど、 こういう故人を想う形もあるんだなと思った。 構造的にも面白かったので、また初めから読み直したいな。 空気が冷えた冬くらいに。


蛍@bcgcco2025年5月19日読み終わった初のハン・ガンさんの小説、エッセイなのか小説なのか曖昧なまま読み進めた。 一人称も曖昧で誰が誰の話をしているのか不安定だけど、ちゃんとそこに理由があったのか。 解説も踏まえて、この小説をもって姉の弔いとしたかったのかな、と感じた。 祈りの色である白にまつわる物語を追憶することで、姉妹としてもしくは一人の個人として人生を共有しようとしたのかな。 読者に向けた本というより、作者自身のケジメとか儀式のための本って感じがした、けど、文章が詩的で読んでいて心地よかった。 わたしはどうしても産まれて間もない息子に初めて光がさした日のことを思い浮かべてしまったな。 個人的に、謝辞で書かれていた「学校から帰ってくると、自分がその日見た白いものについて話してくれた二〇一四年秋の息子にありがとうと伝えたい。」という一文が愛に溢れていて好き。
- 貝殻@kaikara_rarara2025年5月4日読み終わったほんとはしばらく前に読み終わってたんだけど、読み終わったからには何か言葉を生まなければ、と思ってずっとそのままにしてしまっていた。私の人生と今の脳のコンディションだと、クリティカルなことが何も言えなそうだった。 主人公の痛みに寄り添い、私の痛みのことを思ったりした。少し時間を空けて、また読み返したい。






スガワラ@spindle92025年5月2日読み終わった韓国文学を初めて読んだ。 美しい水滴を一つずつ見せられ、気がつくとそれらが生み出す流れの中に身を浸していた。そんな読書体験だった。二回目はもっと深い所まで潜れそうな気がする。 本筋とは異なるが、訳文が大層美しかった。個人的にある、翻訳文への苦手意識が1ページごとにさらさらと散っていった。この美しい作品を、美しいまま自国の言葉で読める事を幸せに思う。




すなまち@suna_mathi2025年4月26日読み終わったものすごく私的な体験を提示されているのに、いやいるからこそ?、自分の身体や記憶のどこかにぐわんと共鳴して、感じたことのない読後感。 普段考えない(ようにしている)家族との関係や感情を否が応でも重ねてしまうな…ゆっくり反芻したい。


縞 まれ@shiroginu_mare2025年4月25日かつて読んだその土地の寒さがすごく印象的に書かれてた 私だったら海外に一人なんておしゃれでカッコいい♡みたいな感じを出すだろうに、何だか常に何かと向き合おうとするみたいな切実さを感じた



m@lunedeau272025年4月24日読んでる本編は読み終わったけど、訳者補足を興奮しながら読んでいる。これを読んでから再読すると二度美味しい、なんてそんな軽い内容ではないけど。しかも平野啓一郎の解説まで付いてる。ハン・ガン、次なに読もうか。






SAORI@_daily_si_2025年4月21日読んだ初めてのハンガンさん。他はまだ読めていない。ジャンルは分からないけれどこういう感じならば他の作品もかなり好きになりそう。今までに読んだことのない感じ。和訳でこれほどに感銘を受けるとは、、韓国語で!読めたらいいのに!


しま@murmur2025年4月21日読み終わった文字を辿りながら、昔亡くなった友のことを思い出す。 あの子のことを思い浮かべる時は、夏の夜を思い浮かべる。亡くなったのは2月の寒い日なのに、思い出すのは夏祭りのような賑やかで、冷たくて寂しい夜。 白いものと、夜は、わたしの中で繋がっている。 蒸し暑い夜は、わたしにとって 白いものと似ている。 わたしは彼女の先を生きることはない。 なのに、この街の今までを考えながら生きている。 本を通じて、自己を感じる物語だった。 また読み返したい。


ニチカ@10942025年4月18日読み終わった感想を書くのがむずかしい。 最後まで読んだけれど、わたしは、この小説を半分も理解できていない気がして仕方ない。ただ、儚くうつくしいハン・ガンさんの文章に圧倒されるのみだった。くやしい。わたしはまだ、この小説に心を動かされるほどに傷ついた経験がないのかもしれないと、そんなことを思った。


すなまち@suna_mathi2025年4月16日読んでる角砂糖、小さい頃、一番はじめに住んでいた家で、瓶に入ったパステルカラーの絵柄がついた角砂糖を大事にながめていたのを思い出した。コルクのぽってりとした蓋もかわいくて。ときどきホットミルクに入れて飲んだっけ。



m@lunedeau272025年4月8日読んでる旅先の逗子に持参して、カフェで読み始めた。 初めて読んだハン・ガン作品。 すごい。久々にすごい文章を読んだ。「パワー」というと明るすぎるが、重力があるというのか。 意味はそれほど分かっておらず、ただ文章をなぞっているのに近いのだが、それでも惹きつけられる、詩的な文章。 読みはじめてしばらくは、頭の中に音声として流れていた。声は、映画『ドライブ・マイ・カー』で音声テープに録音していた、主人公の妻である(霧島れいか演じる)音の声、をもっと暗く硬く厳しくしたイメージ。







- 貝殻@kaikara_rarara2025年4月3日読んでる韓国語に「白く笑う」という言葉があるとのこと。途方に暮れたように、寂しげに、耐えるように諦めるように笑うことらしい。なるほどあの笑い方はたしかに白






しま@murmur2025年4月3日読んでる現在89pまで読み終えた。 全ての言葉が、風のない止まった海のように凪いでいる。1人で朝焼けの中を歩いてる時に、ふと感じる静けさのような。布団の中でチクタクと聞こえてくる消えかけの秒針のような、そんな冷たさが詰まっている。 まるで、消えていくものへのラブレターのような、そんな言葉たち。

toch@toch2025年3月23日読み終わった@ 自宅もうかれこれ3年くらいまともに読書が出来ていなくて、そろそろ真剣にまた読書をしていきたいというところでちょうどこのアプリを見つけて始めた。 それで何の気なしにこの本から読み始めてみたわけだけど、衝撃の読みやすさで驚く。 あまりの読みやすさに(私、読書いけるじゃん!)と自信を得たけど、作者と翻訳者のおかげなので調子に乗らないようにしたい。 もうここにはいない人を思い浮かべながら、それでその人が「私」になったり「彼女」になったり、時には私が「私」になったりして、その時々の白さを思い浮かべていた。二章で胸が苦しくなり、読み終えたあと解説を読んで、その苦しさの訳を理解した。






유키@yk_book2025年3月16日買った読み終わった数年前、初めて図書館で読んだのはハードカバーのものだった。見た目は全て白いけれど、ページごとに質感の違う紙が使用されていたのが印象的だった。何度も読みたいとはまた違う、ふと思い出した時に読みたくなる。



月日@tsu_ki_hi_2025年3月14日読み終わった@ 電車あぁやっぱりすごくすきだなぁって泣きそうな静かな気持ちをずっと抱きしめながら読む。14年目の3.11をまた通り過ぎながら。 解説もまたよい、それぞれにとっての白いものを思い、恢復してゆく、回廊、装置としての小説だと。



たわわ@tawawa12292025年3月13日読み終わった少しずつ大事に読んだ。清冽な文章に心が清められるような時間になった。「生と死の寂しさのこもごもをたたえた〝白〟」を象徴する姉の存在。雪、角砂糖、雲、イワシの群れ、おくるみといったモノクロの景色のなかに、姉が生まれてきた時にまとった血の鮮やかな色とにおいが強烈に印象付けられた。 物質としての愛おしさもある本だった。40ページくらいずつ異なる白い紙が使われていて「白」の豊かさと深さに物理的にも気づかせられる。 心の声の一部には異なるフォントが使われていて、それにもはっとさせられた。突然、ハン・ガン本人が現れて独白するような瞬間にぞくぞくした。


三毛猫のミル@mikeneko__miru2025年3月11日読み終わった学び!心に残る一冊電子書籍で購入し一気読みしました。 「白いものたち」の意味が深く、再読必須。 読み返して深めたい一冊になりました。 少し怖くなる場面もありますが、それも尊さの表れかと思います。紹介文にもあるように正に『回廊』 ぜひ読んでみてください。

sr@sr_orc2025年3月10日読み終わった202503読了途中まで読んで時間を置いてしまったけれど、怖い夢を見た夜に続きを読むことにしました。 『生は誰に対しても特段に好意的ではない。』という言葉にふと、時折心に湧く、何かへ抗うような、時にここから遠く離れたくなるような感情への、ひとつの理由を見つけたような気がしました。 生がこちらに好意的でなくても、自分自身の方に、生きることへ受け入れられたい気持ちが少なからずあるのだと思う。でないと、どうして生きていなくてはならないのか、根底を見失ってしまうから。 電子書籍で購入したので、紙の本で買い直して、本棚に置いておきたい。時折ふと手に取って、偶然に開いたページを読みたい。 『塩』『白木蓮』『幾千もの銀色の点が』『魂』の一節が好きです。
Ai@aaaai2025年3月9日読み終わったエッセイのようであり、詩集のようでもある。 静かに紡がれていく言葉たちは、清らかで、物哀しい、祈り。 電子書籍で読んだけれど、これは紙の本で読むべきものだと思う。本棚に置いておきたいと思える本。


そらみみ@soramimi_book2025年3月8日読み終わったもくもく散歩しているとき、旅の途上や眠れない夜、思考がひとり歩きして思いがけないところへ辿り着く 読んでる間ずっとそんな感覚を伴っていた。詩の連なりとして読んだ気がする


ハヤシKYヘイ@heiheikyo12025年3月7日読み終わった産着や塩、白い鳥、様々な白のアイテムから連想する詩のように短い文章が連なる。各話がまさに雪のようにしんしんと降り積もっていく。主人公の女性が何度も思いを馳せる、生後間もなく亡くなったと聞かされる姉の存在。そして主人公が訪れている、ポーランドのワルシャワという街。大戦末期の戦闘により瓦礫の山と化した当時の航空写真の「白い街」というイメージから再生した現在のワルシャワが、姉の代わりに生きる主人公と重なっていくのを想像して、体験したことのない読後感を私は抱いた。 一読して、本書の全てを理解した気にはなれない。けれど私は、自分が早くに亡くした父や姉のことをもっと考えたくなった。彼らの生きられなかった今を、生きる自分。これまで目をそらしてきた果てしない命題を、少し、手繰り寄せてみようと思えた。

つのとしっぽ@horn_and_tail2025年3月6日かつて読んだ大切な本詩のようであり、随筆のような、物語のような不思議な一冊。「生」と「死」のにおいのする文章。そんな風に思っていたら“作者の言葉”で原作のタイトルにもなっている「白い」を意味する「흰(ヒン)」は“生と死の寂しさをこもごもたたえた色”という意味があることが綴られており腑に落ちた。
ゆきこ@ebiebi-032025年3月6日読んでるしんしんとした白さ。わたしは世界のことまだ何にも知らないんだなと思う。知らなければと思うと同時に、これから知れることがうれしい。知りきれないことも含めて。


- Kon Owara@konowara2025年3月5日読み終わった@ カフェハン・ガン最初の一冊 潔癖さがすごい 誰かが、韓国はなんかエモいと言っていたがこういうことだろうか 質量は確かにあるがさらりとしている



ひかり@hkr_hobbies2025年2月21日読み終わったアート作品を読んでいるような、淡く美しい韓国文学。最初のページから衝撃を受けた。こんな本、今まで出会ったことがない。短いエピソードで読みやすく、意味を深くじっくり考えながら読みました。
はるか@illtakeiteasy2025年2月19日読み終わった@ 電車韓国映画の試写会に行く時に、脳を韓国に染めようと読んでいた。 ハンガン、詩のような文体で好き これはそのとき知人から頂いたミモザである。とても寒い日だったので、最近はミモザを見ると頬が張りつめるような気持ちになる。 電車って本を読む場所だよね



@nk@nk_250828-2025年2月1日かつて読んだ読了@nkこれまで読んだものとは異質すぎて、手探りでページを進めた。それでいてなぜか、未知へと踏み入れるときの摩擦が全くない。 「私」と「彼女」の交差が綴られる詩的な表現に包まれて、読んでいると幼いころに訪れた祖父母の家などの古い記憶が幾つも蘇ってきた。 九州の田舎、夏祭の夜の船出であり、戦火の跡を残すあの道とか。 あとがき「作家の言葉」で明かされる執筆前後の出来事、 訳者 斎藤真理子の補足、平野啓一郎の解説にも読む手が震える。 大好きな伍々慧というギター弾きがいて、ずっと彼のアルバムを聴きながら読んだ。 韓国文学の初読了は、ノーベル文学賞作家の奇蹟の1冊にて。


美湖@mikoti2025年1月31日読み終わった洗練された言葉選びやその並べ方が美しく感嘆のため息が出る。タイトルの翻訳も素敵で、読み終わったあとは、「すべての、白い、ものたちの、すべての、白い、」って何回も口に出して繰り返したくなる。とにかく正確で、世界に対する感度が高い。すこし痛いぐらいだった。 天の川に関する文章で、「一瞬にして目を洗ってくれて、何も憶えていられなくなりそうだった、冷たく清らかだったあの光。」という文章がとても心に響いた。これからたくさんの星を見るたびにこの文章を思い出すだろうと思った。


ロペス@ropeth03132025年1月24日読み終わったライターをやっていて、ノーベル賞作品を読んでいないはマズいと思い手に取った一冊。 白く美しくも、全編を通して暗く、深夜に雪がしんしんと降り積もっていく読書感。 とても不思議な感覚だった。


Takaki Yamamoto@yama_taka2025年1月14日読み終わったポーランドの首都ワルシャワに滞在しはじめた「私」と、もしかしたら「私」の代わりに生きていたかもしれない「彼女」のまなざしで、「白いもの」にまつわる断章が、選び抜かれた一語々々で綴られていく。清冽で、穏やかで、哀しく、美しい本。



- 古倉凪紗@tuyapika_tamago2025年1月11日買った読み終わった読書メモ作者の言葉、翻訳家の斎藤真理子さんの言葉まで読んでよかった。もう一度見直したいし その前にどこでどう自分に重ねたか、残しておきたい。
O@46_962025年1月4日読み終わった感想はじめてのハン・ガン。 姉がいれば私はいなかった。その私が自らの生を差し出して、姉にかわる第二章……展開が魅力的で、今年のはじまりがこの本でよかった。 終始、詩のような文章たちが続くが、訳者は「詩に似ているけれども、小説である」と話す。 確かに、ずっと物語は続いている。ひとつひとつはばらばらに見えて、しかし隣り合った部屋を渡り歩くようだ。





yayano@yaya72024年12月5日読み終わった寒くなるまで読むのを待っていた本。 その間にノーベル賞を受賞することとなったが、焦ることなく季節を待っていてよかった。 白いものにまつわる詩のような言葉の数々は、美しく、儚く、脆い。痛い。結末が明確なわかりやすい作品ではないが、読み手のなかにそれは完成される。 なにかを失ったとしても、私のなかで生き続けるし、生き直す可能性を教えてくれる。私はそういうふうに読んだ。



yu@meeea012024年11月11日かつて読んだノーベル賞受賞をきっかけに手にとってみました。短い章が続く静かな構成で、隙間時間にも、ゆっくりと雪が降り積もるように読み進めることができます。 白い花、白い鱗、白い鳥、白い小石、白い湯気。 繊細な筆致で描かれる多彩な白に不思議な気持ちで包まれました。 小説でもなく、独立した詩集でもない。 言葉と記憶のあわいで生まれた透き通るような作品です。 姉の死によって生まれた自分の生の輪郭とその傷を様々な白を通して描いているように感じました。 経験した記憶ではなく、語られた記憶としての姉の存在にそっと触れ、現実と表象が、具象と抽象が、生と死が混じり合う。 読み終えた後、ふっと漏れた息が、心なしか白く見えた。その白さを目で追いながら、音の消えた静かな雪原に立っているような心地になる。 自分が生きているという偶然性とその儚さについて。生まれなかった、生きられなかった命について。その不可視の傷について、静かに想いを巡らせる幻想的な本でした。 この本の中で好きな文章を引用します。p163 「長かった一日が終わると沈黙のための時間が必要だった。暖炉の火の前に座ったときにひとりでにそうなるように、沈黙のわずかなぬくもりにむかって、こわばっていた手をさしのべ、広げる時間が。」

あるる@aru_booklog2024年4月27日かつて読んだ白いものにまつわるエッセイかと思って読んでみたら全く違った。詩のような、散文のような...でも読み終わるとこれは物語だったと感じる作品。とても綺麗な文体で、静かで、真っ白です。




DN/HP@DN_HP2023年2月12日かつて読んだ心に残る一節読書日記SNSでみかけたこの本に添えられていた言葉がとても素敵だった。雪の日にそんなきっかけで手に取った本を改めて開いたのは快晴で暖かい日の午後で、そんなタイミングもちょっと良いなと思った。 冬に雪、私と彼女、命と死。静かに深くなっていく美しい文章、なめらかな翻訳。そこには寂しさや哀しさに寒さがあるのだけど、少しづつ体温のようなぬくもりも感じていた。白いものたちの小さい話。小説。 移動中に幾つも付箋を立てる。落ち着いて何回も読み返したいセンテンス。ああ、これはずっと読み続ける本になるかもしれないし、もしかしたら冬が来るたびに開くことになるのかもしれない。とそんなことも思った。 本を閉じて歩き出しながら、父親の死んだ日のことを思い出していた。看取ったあとに入院していた病院を出て、道を挟んだ向かいにあるコンビニの喫煙所で空を見上げると、その日もとても晴れていて。タバコに火をつけると、白い煙が青い空の方に登っていった。それを見ながら父親の死を少しづつ実感していた。そのときの喫煙所はもうないのだけど、たまにその道を通るとその日のことと父親のことを思い出していた。これからはこの本を開くときにも、そのことを思い出すことになるかもしれない。その日の話は前にも少し書き出したことがあるのだけど、もし改めて書くとしたら、数年後に読んだこの本の話も加えて“目録”にならった「けむり」というタイトルをつけてみたいと思う。 「古い苦痛はまだすっかり収束しておらず、新たな苦痛はまだ始まってもいない。日々は完全な光にも完全な闇にもなれずに、過去の記憶に揺さぶられている。反芻できないのは未来の記憶だけだ。」 雪の日に素敵な言葉をきっかけに手に取ったことや読み始めたタイミングにそこから思い出したこと。そこにもSNSでの言葉を使わせて貰うなら「祝福」と言っても良い何かがあったような気もしています。


きのしたことり@bennynjets_92232018年12月1日読み終わった書店に勤めていた時に、あまりに素敵な作品だったのでコーナーを特設した。 POPにその時の感動は込めたつもり。 喪失と再生の物語。 白の世界を通じて、記憶を旅する。

- tarot0r4@tarot0r41900年1月1日読み始めたなんとなく、書店で目について ハン・ガンを試しに読んでみようと文庫を手に取りました 年始は雪が降っていて、この本を読むのにピッタリだったように思います


















































































































































































































































































































































































































































