森
@mori16
2025年3月18日

富士日記を読む
中央公論新社
読み終わった
この本と『増補版 にき』を交互に読む。
日記の、起承転結のない感じ。前の日と次の日がつながってる時とそうでない時があったり、文章量がまちまちになったり。飾り気のない、淡々とした文。そういう低刺激なものに癒されたい時に、自分は日記読みたい、となるのかなと思った。
あと、ここを残すんだ、と自分と似たようなことしてても日常の切り取り方が違うだけでへーと思う。偏った記録とか、不自然にとぎれた文を見て、書いてないことを想像したり。
日付ってやっぱ魅力的だと思った。写真のフレームみたいに、どんな文章も形になるよう引き締めてくれる気がする。
『増補版 にき』に、日付は傷跡に似てる、という文があってどきっとした。



