
よなよな読書
@shogakun
2026年4月17日
YABUNONAKA-ヤブノナカー
金原ひとみ
読み終わった
**Twitterやインスタを見れば訳のわからないものがバズっていて、今話題だという映画も漫画も小説も特に面白くなく、人との会話も仕事の愚痴と病気の話と誰が死んだ誰が金に困ってる誰が儲かってる、がほとんど。皆、何が楽しくて生きているのだろうと思う。でも明らかに皆は楽しそうで、自分だけがポカンとしていた。自分だけが、この世界を楽しさを忘れてしまったようだった。そしてあらゆる喜びを無くし続けた私には、責任だけが残った。**
特に13章の書きぶりは圧巻で、声に出したい名文が随所にあった。
会話や独白のパートのボリュームや迫力があり、読むのに体力が必要だった。意図的に句読点を省いているのか、強制的に話を聞かされているような気持ちになる。
著者のエッセイの内容と、長岡友梨奈の言動や発言が重なった。恐ろしいくらいの熱量の怒りを感じる。