YABUNONAKA-ヤブノナカー

YABUNONAKA-ヤブノナカー
YABUNONAKA-ヤブノナカー
金原ひとみ
文藝春秋
2025年4月10日
98件の記録
  • m
    m
    @kyri
    2025年5月25日
    すごくおもしろかったけどおもしろかったって言っていいのかわからない おもしろかったけど、同時にかつてわたしが会社でやり過ごしてきた数々のセクハラ(とそれらに対するわたしの対応)が思い出されてめちゃくちゃつらい読書だった わたしは自分が受けたセクハラに対して昔も今でもちょっとイラッとした程度で怒り狂ってなど全くいないしそういう態度でいるならこの小説に出てくる友梨奈に真っ先に断罪されそうでものすごく後ろめたい、だけど湧き上がるものもなにもないのに「あれは許せない」とも言えず、なんとなく、読み終えて思うのはいろんな人の感想が知りたいなということ、それこそどんな人がどんな反応をするのか、それも含めて藪の中みたいな小説なんだろうなとぼんやり思う 個人的にはそういう結末というかそういう展開にしてほしくはなかった、伽耶の章にいちばん共感したのでわたしの精神年齢は大学生で止まっていることだけは確か
  • ☾
    @__youl
    2025年5月24日
    『腹を空かせた勇者ども』が面白かったので。
  • m
    m
    @kyri
    2025年5月23日
    この紙の薄さ、川上未映子『夏物語』のやつに似てる
  • hifumii
    hifumii
    @higufumi
    2025年5月22日
  • ウシミツ
    ウシミツ
    @lune7
    2025年5月21日
  • 大傑作
  • てるなつ
    てるなつ
    @terunatsu
    2025年5月20日
    私はこの本に出てくる長岡さんそのものだった。自分のことかと思った。
  • User1
    User1
    @nrzrn
    2025年5月20日
  • G.W.D
    G.W.D
    @waltz0324
    2025年5月20日
  • hotaru
    hotaru
    @hotarutaru
    2025年5月19日
  • ゆーる
    ゆーる
    @juhl45
    2025年5月19日
  • ぺんぎん
    @penguindayo
    2025年5月18日
  • 頭のなかで登場人物たちをバサバサと裁いていくことの奇妙な快感があった。彼らのものの考え方、他者への発言や振る舞い方に対して、「それは間違っている」と断罪することの密やかなよろこびだろうか。 けれど章が変わり語り手が交代するたびに、裁かれて当然と思っていた人物たちの、これまで語られたこととは微妙に異なる経験が明かされると、認識はぐらりと揺らぐ。ひとつの出来事は無数の小さな出来事が複雑に絡み合ってできていて、認識がわずかに揺らぐだけで、真実味はあっという間に脆くなる。まさに「藪の中」だ。 普段、私たちの多くは異なる認識を抱えていると知りつつも、その差異をいちいち確かめることはほとんどない。「考え方は人それぞれ」というのは正しくて安全な考え方だろう。だけどその達観した一般論に傷つき、消耗させられることがあるのも事実だ。どこかですり合わせが必要なのだろうけど、それこそがとてつもなく困難な作業だということを思い知らされる。 時代と価値観の変化が止まることのない状況で、さまざまな幻想に支えられながらも結局は個として生き死んでいく私たちが、お互いを許容できる合流地点ははたしてあるのか。正直うまく想像ができない。常に姿を変える北極の海氷のどこかで待ち合わせをしているような途方もない感覚がある。 けどまあ絶望を突き抜けてはじめて見える希望もあるだろうと、どこか楽観的な気持ちにもさせられるのがこの小説の凄さだろう。どのようなやり方でもいいから、注意深く、ときに大胆に、言葉のバトンを繋いでいくこと。これから語り出そうとしている若い人たちの姿は眩しい。 無思考に裁くことのよろこびなどというのは、実につまらない。
  • てるなつ
    てるなつ
    @terunatsu
    2025年5月16日
    今まで「そういうものだ」と蓋をしていた種々の性被害が数年ぶりに蘇ってきて、動悸が始まり、身体が怒りで火照る感覚がある。一緒に怒りを感じてくれる登場人物がいることが幸い。男性視点の章と交互にあり、事実の捉え方の違いにひっくり返りそうになる。
  • makio
    @makioreads
    2025年5月15日
  • ゆーる
    ゆーる
    @juhl45
    2025年5月15日
  • ズゴ子
    ズゴ子
    @zugocco
    2025年5月15日
  • hifumii
    hifumii
    @higufumi
    2025年5月14日
  • tangle
    tangle
    @jam
    2025年5月14日
  • しらたき
    @sprout1003
    2025年5月13日
  • 絵美子
    絵美子
    @835emiko
    2025年5月11日
  • 敗荷
    敗荷
    @sibue_fjodor_
    2025年5月10日
  • 橋本吉央
    橋本吉央
    @yoshichiha
    2025年5月10日
  • いろいろな人たちを描いていて凄かった。
  • こちゃ
    こちゃ
    @mecoc1126
    2025年5月6日
  • yayano
    yayano
    @yaya7
    2025年5月6日
    金原ひとみの真骨頂。こんなふうに怒りを文章に落とし込めたらとため息が出るほど、私も彼女らに連帯している。 他人への怒りと他人への愛は共存するけど、乖離をもって自己を保っていた人がそれをなくすと、怒り一色になってしまう様子は辛かった。しかしそうなってしまう感情の流れはよくわかる。結末もなんとなく察しながら読んでいた。実際に正義のために生きるのは難しい。でもできることはなにかないかと探したいよね、と。
  • まる
    まる
    @hon_yomuyo1212
    2025年5月5日
    一文一文を逃さずに丁寧に読んだ。 最後の方のスピード感すごい👍 なんでこんなに幅広い年代の人たちのそれぞれの物語が書けるんだろ
  • ・「藪の中」を下敷きに、ある文芸界の女性搾取問題に迫る。告発されるのは老舗文芸誌の元編集長で、そいつの現役時代に作家志望で学生だった自分は搾取されたという告発が起こる。時間が経ってからの告発なので、それが成されるまで、成される以前に情熱を失った文芸人の土台は描かれ甲斐がある。 ・加えて、現行の若手編集者の女性問題も表出する。マチアプを使う自分も社会の乗りこなし甲斐のなさも冷静に見ていつつも、周囲の影響の反動もあってじわじわ皮が剥がれる。皮が剥がれるというか、醸造される熱量があり、それがやはり女への行動で表出してしまう。 ・掻き回すのは孤独になっても世界と戦う売れっ子作家であり、彼女自身も関係の冷えた夫、長く連れそうパートナー、娘、と問題に溢れる。作家ゆえに主観と客観の切り替えは自然に備わっているが、具体的な事件を機にそのバランスが崩れる。 ・シャンタルアケルマンの映画にも感じたが、淡々としたルーティンに見えても、それはバランスが取れていた訳でなく、徐々にある瞬間に向かっていってしまう、蟻地獄のような生活。作品が読者に見せる"1日目"はその人にとっては別に1日目ではない。 ・ビビッドなことはいろいろあるが、それは折り目をつけたから本を確認する。 ・この本が描いた世界を自分に引き付けるうえでは意外と、鮮烈な場面、些細な思考のよぎり、立場による理屈、ではなく、告発文が出来上がり受容されるまでの運動。 ・告発した女は、まず作家に相談した。その上で、文章の添削をお願いした。作家はたくさん赤字を入れたが、半分も採用せず女はそれを世に出す。かつて作家を志したこともあり「自分の復帰第1作となる」という言葉も入れている。それを作家は、中途半端なものだと冷めた目で見る。一つの短編小説にもなるのに、中途半端だと。そして、告発された編集者は、当然自身の言い分もあるが言い返すことはなく、その文章の中にかつて担当した作家の匂いに気づく。作家はもともと告発された編集者が担当していた。そして、そもそも女が告発する動機には、自分がとれなかった文芸誌の新人賞をとってデビューした同級生がついにヒット作を出したことへの嫉妬があった。 文章、創作をめぐる目線という補助線がしっかりとあることに、この作品世界の現実味を何よりも感じた。 ・この本は心にくるから一週間かけて読んだ。その間、アケルマンの映画と、その前日に「想像の犠牲」を見た。いぜれも3時間越えで腰が逝った。太×3の一週間として、記憶している。
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
  • Daidaigo
    Daidaigo
    @df2179
    2025年5月3日
    小説を読んでタコ殴りにされた、と初めて感じた。 登場する人全員が全員自分にとっての真実を語っていて、その思いや感覚が(一般人の日常生活ではあり得ないほどの解像度で)理路整然と語られるほどに、目を背けたくなるほど互いの折り合いがつかないことがあぶり出されていく500ページ。まっったく飽きさせない。思考が骨太すぎて金原ひとみが物理的に怖い。 そしてその爆速かつ8Kの解像度の思考の連鎖が繰り広げられる手前で、一読者である自分は、登場する中で最も世界に対する解像度が低く、世間体という言葉だけで全て済ませようとするとある人物と同程度にしかこれまで何も考えてこなかったと思い知らされる。これはタコ殴り小説です。 気持ちに余裕のある連休にぴったり。
  • しらこ
    @shirako89
    2025年5月3日
  • 真夜中
    真夜中
    @_opassado
    2025年5月2日
  • もちゅ
    もちゅ
    @mmm_choko
    2025年5月1日
    読みたい〜
  • Henry
    Henry
    @henry
    2025年4月29日
  • semi
    semi
    @hirakegoma
    2025年4月29日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年4月29日
  • 読谷 文
    読谷 文
    @fumi_yomitani
    2025年4月27日
    “性加害の告発”が題材だというだけで、ああキツい、これはパス、と普段ならなるところだが、金原ひとみの最新作にして最長編となれば話は別だ。彼女の怒涛の毒舌を千枚分も浴びられるのかと思ったら、手に取らずにはいられなかった。 果たして読了した結果、それはもう存分に、これまでにないほど毒気にやられ、見事に蜂の巣状態になって放心してしまった。 題材からしてエロもグロもまああって、良きにつけ悪しきにつけ、とにかく生気を吸い取られる作品なので、元気な時に覚悟を決めて読むことをおすすめする。帰還者からの伝言だ。 詳細な感想はnoteに書きました。 よろしければ。 https://note.com/fumi_yomitani/n/n77466e4b4a2e
  • aiko
    aiko
    @aiko-0
    2025年4月26日
  • yayano
    yayano
    @yaya7
    2025年4月26日
    実感として共感することが多すぎて続きを早く読みたくてやばい
  • トシ
    トシ
    @104
    2025年4月25日
  • 図書館で予約したらすぐきたので10p強読み始めた
  • @fusyoruma
    2025年4月25日
  • ミドリ
    ミドリ
    @wood2
    2025年4月24日
  • nee-ne
    nee-ne
    @nee-ne-bk
    2025年4月24日
  • 彩
    @Alice
    2025年4月24日
  • ツユ
    ツユ
    @tsuyu__h
    2025年4月23日
  • 日曜の朝から読み始めて今さっき最後のページを閉じるまでずっとこの小説のなかにいた気がする 間違いなく上半期の、いや今年のベスト小説だ
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
  • 朧月
    朧月
    @kinmokusei73
    2025年4月23日
  • 鋤柄史子
    鋤柄史子
    @BomBom
    2025年4月22日
  • ゆふぃ
    ゆふぃ
    @yui-sakura
    2025年4月21日
  • ようやく五合目に差し掛かったところ。とても長い、とても長いが、至極真っ当な長さ。そのうえ中弛みなくずっと面白いもんだからすんごい。どこまで連れていってくれるのさ!
  • sui
    sui
    @suibook
    2025年4月21日
  • 釣
    @nrvn
    2025年4月21日
    読み終わってもなお、ふとしたときに作中人物が頭の中で自分に問いかけてくるし、自分も彼ら彼女らに問いかけてしまう。
  • Sachiko
    Sachiko
    @komsms
    2025年4月20日
    武田砂鉄「プレ金ナイト」を聞いて読みたくなった。金原ひとみさんのお話しがとても良くて。
  • 金原ひとみ、この小説の中で「すべて」を書こうとしている?『カラマーゾフの兄弟』かと思ったよ。
  • しもん
    しもん
    @shimonnoaka
    2025年4月20日
  • 砂鉄さんのラジオから
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年4月19日
  • 釣
    @nrvn
    2025年4月19日
    自分の中のダブスタ、矛盾、過去のトラウマをむきだしにされたようで、放心。
  • 夜鷹
    夜鷹
    @niku_tabetai
    2025年4月19日
    頭が悪いから箇条書きにします‼️ ・文章がというか段落が長過ぎ!読む気なくす!のに続きが気になって読んでしまうw ・登場人物の誰のことも好きになれなかったし全然共感も沸かないのに、続きが気になって読んでしまった!逆に凄い(?) ・恐らく作者の頭が良すぎるのと私が馬鹿過ぎるのが融合した結果、たまに意味が分からなかった!文章がくどい!芥川賞の作家って感じ(?) ・この小説の中のフェミニストとかミソジニーとかなんかそんなんのことひたすら語ってる作家が一番共感出来なかったしただの四十路のうるさいオバハンにしか見えなかった ・面白かったけど「この作家の他の小説も読んでみたい!」とはならなかった
  • m
    m
    @kyri
    2025年4月19日
    実物見てみて厚さにちょっと驚いた 金原ひとみがこんな厚さの小説書くようになったのか〜と思うと古参ファンとしてはなんだか感慨深い
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年4月19日
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年4月18日
  • atomin
    atomin
    @atomin_127
    2025年4月17日
  • たびたび
    たびたび
    @tabitabi
    2025年4月16日
  • 八
    @Hachi8
    2025年4月16日
    最近ハマりにハマってる金原ひとみの本。前作のナチュラルボーンチキンがめちゃくちゃ良かったので新作も気になる!
  • ゆの
    ゆの
    @uknowz
    2025年4月15日
  • みやしば
    みやしば
    @miyash1ba
    2025年4月15日
  • yayano
    yayano
    @yaya7
    2025年4月15日
  • 読みたいぜったい読む! 装丁もタイトルもカッコよすぎるよ。しかしこのブアツサ、いったいいつ読めるのか──
  • 勢いのまま買っちったよ! フォローしている本読みの方が大絶賛していて、背中を押されたかたち。熱いうちに読むべし。
  • 1234
    1234
    @seesaw1234
    2025年4月14日
  • Henry
    Henry
    @henry
    2025年4月14日
  • 釣
    @nrvn
    2025年4月13日
    まだ読み始めたばかりだけれど、本を読むということは無傷ではいられない行為だということをあらためて痛感させられる。 寝る前に読んでいるものの、寝る前に読むべきものではないと思う。ざわつく。
  • みんこ
    みんこ
    @min-ko16
    2025年4月13日
  • 離乳食
    離乳食
    @munimuni
    2025年4月11日
    文學界の時から読んでてファンだからマジ本でほしい〜〜!!!!金原さんのキャラクターはすごく人間って感じがするよね、私は木戸さんや五松といったクソ男たちを最初キッショって読んでたのにだんだんすごく愛おしくなった、もちろん長岡さんは最初から最後まで大好き
  • 文學界での連載は追えずだったから単行本化を待って息をしていた。真実は人の数だけあると言うけれど、だからといって、他人の真実をないものにしてはいけないと私は思うのです。守らなければ。
  • yayano
    yayano
    @yaya7
    2025年4月10日
  • Hoshiduru
    Hoshiduru
    @lilimoe
    2025年4月8日
    朝日新聞の記事読んで
  • 黒茶幻
    黒茶幻
    @kurochagen
    2025年3月20日
  • m
    m
    @kyri
    2025年3月20日
    たのしみすぎる!!ずっと待ってた!!
  • yayano
    yayano
    @yaya7
    2025年3月14日
  • まるの本棚
    まるの本棚
    @maruta
    2025年3月10日
    強めの装丁 赤は戦闘色のイメージだけど、内容いかに? 大人になってから好きになった金原先生。 楽しみ
  • Ayu
    Ayu
    @honeeey_ayu
    2025年3月10日
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