YABUNONAKA-ヤブノナカー
627件の記録
ブルバキ・ザ・K@Bourbaki_K2026年5月24日かつて読んだようやく読んだけど、これは世紀の大傑作じゃなかろうか。若者の描写の仕方や、彼ら彼女たちをラストに使うところがイジワルで最高だった。
鶴@pizzalover2026年5月20日読み終わった小説を読んでいてしんどくなったのは久しぶり。日常生活にも支障をきたすほど、ショックを受けたり、激しい感情に振り回されたりした。とても良い読書体験だったと思う!すさまじく面白かった!


にゃーおばmini@nyaoba-mini2026年5月19日読み終わった読み終わった。なんか、、すっごい疲れた。 長岡さんがENTPで、一哉がISFJかなと勝手に思ったり。(最初に出てくる感想がこれかい)

にゃーおばmini@nyaoba-mini2026年5月18日読んでる今半分くらい。やっと!?って感じ。内容が濃く感じるからか、私が金原ひとみさんの初めて読むからか、思ったよりも長く感じる(つまらないのではなく、良い意味で) あと少ししんどい(これも良い意味で)
きのこ@kinokotabeyo2026年5月17日複数の性加害時間にまつわる複数人の視点で語られる小説。同じ社会にいるはずなのにあまりにも考え方が違いすぎる。でも全ての視点が現在の社会で存在することも理解できて、物語の持つ生々しさに辛い気持ちになる。特に五松の顛末はトキシックマスキュリニティに塗れてしまった先という感じできつかった。でも同時に元セフレの貶めるような行動もあってはならない。 その人物の行動と立場によって加害者と被害者が移り変わる様はまさに現代社会を写し切っていた。多分また再読する本だと思う。 長岡の行動と苦悩と怒りはすごく共感できるし、彼氏の言うタガが外れた状態にならざるを得なかった理由もわかる。だからこそラストの突然の死が悲しかった。もっと長生きして語ってほしかった。無くなりそうな藪の闇が無くなるまで。
編集Lily@edition_lily2026年5月13日読み終わった不覚にも笑ってしまった。あるあるが過ぎる。 〈さらにこの騒動に便乗して「創言社の編集者に読者をバカ扱いされて話題のイエニスト茂吉です。版権引き上げようかな!」とイエニスト茂吉がツイートして賛否両論炎上。さらに、もう我慢ならないので言わせていただくが五松さんは優秀な編集者です、つまらないことで彼の尊厳を奪うのはやめてもらいたい、と擁護する和田勘一という普段は告知にしか使われてない六十代の作家のアカウントが突如参入し、その和田勘一が三十数年前に出版していた、妻を家政婦扱いしていると受け取れるエッセイ、女性編集者たちをハーレムのように侍らせている様子が窺えるエッセイのスクショが出回り大炎上、もうこの件に関わるもの皆が火傷をするという危険な状況になって〉 今でこそ少しはマシだけど、20代の頃は編集者、作家、新聞記者、カメラマン……業界関係者のセクハラは普通に横行してた。が、この本に描かれるように、それは単なる痴情のもつれから来る腹いせなんでは?みたいな話も日常茶飯事だったし、物事は一面からではわからないんだよな、というのは昨今SNSで被害者的立場からの告発を見るにつけ思うこと。

カミーノアン@kaminoan36992026年5月3日読み終わったまた読みたい感想読書日記金原ひとみ章ごとに語り手が変わり、性別や年代、立場も異なる人物たちの視点から、出来事がリレー形式で描かれていく。男性、女性、若者から中高年、さらにはノンバイナリーの視点までが交錯し、それぞれの認識のズレや内面の葛藤が浮かび上がる。 多視点によって「真実」に迫る構造は小説として珍しくないが、本作はむしろ、その真実そのものを揺さぶってくる。ある人にとっての真実が、本当に普遍的なものなのか。それ自体が疑わしくなる。 読み進める中で、時代に適応しようともがく姿や、価値観を更新したつもりで、実は大きな誤りに気づかされる瞬間が描かれる。また描かれるテーマは性被害をメインとしながら、中年男性へのケアや、SNSによる世論形成の危うさといった論点にまで広がっていく。 文体は平易でありながら、地の文と会話、思考がシームレスに混ざり合うため、明確な筋を追う読み方にはやや負荷がかかる。しかし、その語りによる思考の揺らぎこそが、「分かり合えなさ」の本質を体感させる仕掛けとなっている。 皮肉やユーモアもふんだんに織り交ぜられ、読み手に解釈を委ねつつも、その解釈のあり方そのものを問い返してくるような一冊だ。












ao@alphat_ao2026年4月17日読み終わった目次から想像したのは、いかに木戸がヤバいやつなのかを関係する人たちがあらゆる視点で証言していく、そして最後に木戸に語らせることでなにが露わになるのかといった構成だったんだけど、各章でみんな自分がなにに重きを置いていて(あるいは置いていなくて)だからなにに怒っているのか、理解できないのかが少しずつ見えてきたのがおもしろかった。友梨奈の不安定さが結構狂気的だったな。
よなよな読書@shogakun2026年4月17日読み終わった**Twitterやインスタを見れば訳のわからないものがバズっていて、今話題だという映画も漫画も小説も特に面白くなく、人との会話も仕事の愚痴と病気の話と誰が死んだ誰が金に困ってる誰が儲かってる、がほとんど。皆、何が楽しくて生きているのだろうと思う。でも明らかに皆は楽しそうで、自分だけがポカンとしていた。自分だけが、この世界を楽しさを忘れてしまったようだった。そしてあらゆる喜びを無くし続けた私には、責任だけが残った。** 特に13章の書きぶりは圧巻で、声に出したい名文が随所にあった。 会話や独白のパートのボリュームや迫力があり、読むのに体力が必要だった。意図的に句読点を省いているのか、強制的に話を聞かされているような気持ちになる。 著者のエッセイの内容と、長岡友梨奈の言動や発言が重なった。恐ろしいくらいの熱量の怒りを感じる。
いち@INTJ_GEMINI2026年4月14日読み終わった芥川龍之介の『藪の中』を予習して挑んだけれど、金原ひとみは想像以上に業が深かった。視点の食い違いを楽しむ余裕など与えてくれない。神の視点を剥奪された読者は、傍観者であることを許されず、物語の泥濘へと引きずり込まれる。 そこには、金原自身も当事者として存在していた。これは単なるジェンダー論ではない。当事者性と傍観者性の境界を問う、剥き出しの叫びだ。読了後もなお、物語の毒に酔っている。


panote@panote2026年4月6日買った読み終わった読み始めると、止まらない。 片方の言い分を聞いて納得したら、もう片方の胸の内はこうだったんだ...が何度も訪れる。 途中、正義から(正義感が強い人物がいる)何度も頭を殴られた感覚に陥って、先は気になるけど、『ちょっとエッセイでも読もうかな。』と気分転換しながらじゃないと読み終える事ができなかった。 小説に頭を殴られた経験は初めてかも。 ものすごいエネルギーの塊のような本だった。 表紙のどろどろした雰囲気そのもの。









くんちゃん@soup00552026年4月5日読み終わった借りてきた三人以上の視点から描かれる話は、一人あたりの語りがちょっと不足に感じてしまうことが多いのだけれど、この作品にはそういう物足りなさは感じなかった。 500頁越えで、会話の「」書が思ったより多くなく、会話があってもひとつの「」が長いものが多いせいか、見た目もみっちり文章が詰まっている感じのため、ひとりひとりの語りにそれなりにボリュームがあったためだろうか。 読み始める前はなんだかずっしりきそうだな、と思って躊躇いがあったけれど、なにせ図書館本で2週間の返却期限があるのでとりあえず読み始めたら、遅読の私にしてはなかなか早く1週間で読み終わった。

とんこ@ton_ton_beat2026年4月5日読み終わった複数視点の作品は苦手がちだけど、それぞれの章に魂が宿っていたので全然退屈などせずに読めた。金原ひとみ作品のがっつりセックスシーンを久々に読んで蛇ピを思い出すなど…
ぴ@mamamamama2026年4月2日読み終わった芥川龍之介の藪の中は読んだことないんだけど、解説などを見るとそれを現代社会にうまく持ち込んで描いているように思えた。 中盤かなり読み進めるのが苦痛で読み切れるかなと思っていたけど語り手が変わってからはまたするすると読めた。 今の世の中の嫌になってしまう部分がみっちりと詰め込まれててなんとも言えない気持ちになった。 ちょっと過激だから人を選ぶかも。
ふくとみー@fukutommie_books2026年3月29日読み終わった性加害をめぐる群像劇。 ある女性の告発、加害側の男性編集長、その息子、正義感の強い女性作家、その恋人…様々な人の視点で描く、性と言い分。 すごい熱量だった。さまざまな立場の人物たちの心情描写が生々しく、引き込まれた。









おもち@omochi____s2026年3月29日読み終わった性加害について、搾取について、出版界に携わる人々を中心に描かれたお話。とても重たくてしんどくなりながらも一気読みした。 正義を振り翳すことの暴力性について目を背けたくなるほどだった。ぐったりするけれど読んでよかった。

キキララ@29290002026年3月28日まだ読んでる体感、かなり読んでもページ数がまだ有り余ってる...になるボリューム感で、ネットで100回見た論争 金原さんの筆だからまだ読めるけど、金原さんだからより攻撃性高い。 知らないアプリがびっくりするくらい大量に出てきて、1題材に充てるリサーチ量っていうか、熱量がすごいなと思った


和月@wanotsuki2026年3月16日読み終わった読書期間中、何度かこの作品に関連するような夢を見て魘された。性加害や性的搾取を中心的なテーマとする本作は、著者の熱量を感じさせる厚みのある本で、中身も非常に重厚且つ鋭い。本当にHPを削られるけど、この読書で脳の筋トレが出来た感覚もあり、読んでよかった。 読み終わってからいくつかYouTubeの動画で金原ひとみさんが本作について語っている動画をみた。登場人物の五松に対する言葉で、「生きることと加害性は切り離せない。」と話していた場面が印象に残った。 性的搾取の加害者として告発される50代男性の木戸は、告発文だけを現代の感性で受け取るとかなり酷い人物だ。しかし、彼の視点から物語が始まることによって、どことなく悪と言い切ることができない部分がある。 40代女性の長岡は、「悪のような正義感」を持つ人物として描かれる。その苛烈な正義は、正しさという暴力で相手を否定し、自分の理想とする世界から排除する。私は正直、正しさに基づく言動であるとしても、彼女の存在がいちばん怖かった。愛する娘すら不信を抱けば人間の皮を被った虚無だと罵倒する。揺らぎのない正義感に包まれた刃は、それが正当防衛だとしても、過剰に振るえば加害性を持つ。人は生きていく中で加害を及ぼす可能性を等しく持っている。被害者や傍観者も共にそのことに自覚を持たなければならない。そう考えさせられた。 また、優美の感情の爆発力も、横山の煩雑さが一切ないルーチンぶりも、伽耶の社会の枠組みから一旦外れることが出来る思い切りも無いけど、それでも彼等には特にシンパシーを感じた。ちょうど私自身が彼女達の狭間の年齢なのも、要因の一つなのかもしれない。 世代毎の思考が細やかに書き分けられており、自分とは別の世代の考え方を主体的に味わえる。なんでこの人はこんな古い考え方なんだろう?どうしてこの子は他者との対立にここまで回避的なんだろう?普段の日常でふと感じる疑念や年齢による断層を、なるほどその捉え方なら私にも当てはまるかもな、と思わせてくれる。どの人物にも全面的には賛同できない反面、全員にどこかしらで共感したくなる。 様々な年齢層の読者に対して各世代の思考や言動を示した上で、確かな説得力を感じさせてくれる作品だと感じた。 終始読んでいて苦しくなる場面が多かったけど、最後の視点には希望を持てた。他の読者の方で、越山恵斗は長岡友梨奈の悪のような正義を次世代に引き継ぐのではないか、と危惧する感想があった。確かに私もその片鱗は感じたが、彼の恋人が彼にとって良い軸となり隣に立っていてくれるのではないか、とも思う。 長岡と横山の関係性とは別ベクトルで、互いが互いを尊重して成長する2人として、この世界をサバイブしていってほしいと心から願う。





88BIT@reads_Lno25252026年3月7日かつて読んだ他人を理解したいと思うほど、逆に深まっていく隔たり。 そのどうしようもなさが、静かに、でも確実に胸に残る小説だった。 誰かの言葉や態度の裏にあるものを、私たちは本当に見られているのか。 読み終わったあとも、答えが出ない問いだけが残る。

きみまめ🫛@kimi_mame2026年3月1日読み終わったさまざま人間の感情をこんなにも手を抜くことなく的確に表現できる金原ひとみさんの熱量に圧倒された。 自分でもわからなくなる事がある私の感情も金原さんに文章にして欲しいとまで思ってしまった。

しげ@shige5122026年2月24日読み終わった最近こういう小説を読みすぎて食傷気味... 個人的パンチライン "自分が現代に於けるマッチョ的害悪であるという自覚はしています。でも自覚以上の境地にはまだ立てていません。"
おすしこ@osushikochan2026年2月24日読み終わった一気に読んでしまった 年取って何も感じなくなること、ナチュラルに差別してしまうこと、偏見、 自分も取り憑かれてしまいそうで怖くなった 世界は最強フィメールラッパーを待ってる


ヒルク@hilk-yomuzo2026年2月23日買った読み終わった数日かけてやっと読了。分量と内容でなかなか疲れ果てた。過激で苛烈な人間が多過ぎて誰一人感情移入とまではいかないものの、アラフォー男性としては木戸さんみたいな無自覚な状況になってないかだけは常に自戒したいところ。でも作中の人物ほどの加害性とか変態的な性欲とかないしなぁ。世間一般においてどれくらいが普通なのかわからんし確かめようもないが。 加害行為へのヘイトは当然凄まじいものの、案外木戸さんの描き方も甘めに感じたし、その世界に対して絶対的に抗おうとする長岡さんのこともしっかり違和感ありありの矛盾した存在として描くのは素晴らしいなと思いました。まさに全てはヤブノナカ。
だんご@un00442026年2月22日読み終わった題材は性加害の問題だったけど、あらゆる人間関係にも当てはまると思った。 対人関係で傷ついた時、自身を正当化して誰かに共感してほしいみたいな感情で支配されて加虐的な衝動に駆られる、、みたいな誰にもありそうな感情をすごくリアルにそれぞれの立場から描いているなあと思った🙄💭 作者が、おじさん化とは「弱い人とか自分と違う環境の人の気持ちを想像できない人」と定義していたのを聞いて、その通りだと思った。 そんな人にならないように自己正当化の危うさに特に気をつけていきたいと思った(^^) 作中の良かった文章箇所メモ📝 「私の小さな変化や態度に気づく度、自分が隅々まで感知され、正確に回収されることに歓喜する」




たま子@tama_co_co2026年2月19日読み終わった後半ずっと鼻をすすり最後は大泣きしながら読み終える。リコのしなやかな強さにすんでのところで救われた。ああエネルギーを使いすぎてとにかくおなかが減った……夜中にラーメンたべたい。どうしよう。たべようかな。感想はまだ言葉にならない。









Sakurada@sakurada_72026年2月18日読み終わった感想をポッドキャストで話しました🗣️ https://open.spotify.com/episode/6IYOtkMh4tZXpNECAGg65F?si=lSFNnjh3Sp2DxU5bHUPYVw
- とやまむらやま@himitunootukai2026年2月14日読み終わった編集者と作家を軸に巻き起こる闘争、変化、社会の歪み。ずっと首根っこおさえられて「その正しさほんとに間違ってないかよく考えろ!」と言われているようだった。時代とともに正しさは変わる。圧倒的筆致!




- 1140k@FELTz752026年2月14日読み終わったaudible読むのにも、感想を書くのにも勇気がいる作品だと思う。 読んだタイミングもあって、心にズンと残る重しのような存在になりそう。 登場人物の中で、思考パターン的に比較的近しいのは作家先生だったと思う。ただ、行動パターンが異なるので、「こうなってしまってもおかしくない自分」を見ているようでとても怖かった。 この人物と自分とは属性が大きく違うという乖離と、この人物が強く批判しつつもそれと同じことをしていることに感じている負い目というのが、理想をもちつつもそのように存在できない苦しさというところで近しさを感じさせていたのではないかと思う。 ちょうど選挙の結果がでた時期に読んでいて、自分がこうあってほしいと思う社会の姿とまったく違うことを思っている人が大多数なのだということを思い知ったタイミングでもあった。 その行き着く先は、大多数の人が何かしらの不幸の連鎖に絡めとられる滑り坂であるということを、図らずも明白にしているとも思った。 出来事の連なりで不幸が連鎖していくのではなく、人が周りの社会から不幸の道に誘導されていく怖さ。こういう怖さは好みではないけれど、リアリティのある怖さから見えてくることもあった。



土田(つちだ)@chappa_61T2026年2月11日読み終わったオーディオブックAudibleで読了。 自分がどの立場に共感したかを表明するのがこんなに怖い小説あるかよ〜〜〜〜;;;; でもこんな泣き言を漏らそうものなら、両手で左右から頭を鷲掴みにされて、「逃げるな、目を背けるな、向き合え」と真正面から説かれるような、そんな力強く激しい小説でした。 恋人から見る長岡友梨奈は天使で、娘から見る長岡友梨奈は魔女なんだ……。 「いつの時代も、正しさや現代らしさは病的なものと捉えられるのかもしれない。(中略)それでも、気づいてしまった人、見えている人は、もう前に進むしかないのだろう。」







nica@nica2026年2月9日読み終わったKindle古本屋とにかく長い しかも 長岡さんが攻撃的な感じで読んでてとても疲れる 長岡さんが思うこと全然間違ってないと思うし 娘の伽耶ちゃんや一哉さんが思うこともまた間違いじゃない どちらかと言うと私は 伽耶ちゃんや一哉さん側の人間かな そして読みながらずっと思ってたのは 自分は ほんとにぬるま湯に浸かって ぬくぬくと生きているんだなと思った セクハラパワハラモラハラ搾取 この言葉はまず今の生活で使うことは無い とても刺激的な本でした


sachi@mcm2026年2月6日読み終わった嫌な気分になるのに、気になってあっという間に 読み終わった。 正義とは、真実とは? だれが正しいのかわからなくなってくる不思議。 珍しくだれにも肩入れ出来ない作品だった。 自分にもそんな一面があるのか?不安になる。


もつ@motu2026年2月4日読み終わった話題作ということで読んだが、とにかく長い。ゆっくり読んでいるうちに合間合間で感じていた感想も抜け落ち、つまりはどういう事なのか自分の中でも上手く考えが纏まらず、読み終わった直後なのに既に再読すべきか悩んでいる。マルチビュー形式で書いてて、それぞれの人物の偏った思考と人格の書き分けがものすごくて、金原ひとみさんという作家さん自体も長岡友梨奈のような人格の乖離のある作家さんなのではないかと恐れ慄いた。 十数年前の婚姻関係にあった間柄でなされていた事を性的搾取だったと叫びながらも自分は若い彼氏と同居している立場にある長岡友梨奈のヒステリックでエキセントリックな面にはとにかく同調の出来なさがあり、でも個人レベルの思索の話になると一理あるのが何とも複雑なキャラクターで、奇妙な愛着を持って眺めていた登場人物なだけに、展開としてのショックは強かった。 また、木戸悠介視点の救われなさ。人は歳を取るごとに価値観の変革を成すのが難儀になり、なかなか自分をアップデートしたり、若い人の価値観を自分の価値観と擦り合わせて上手く立ち回るのが難しくなっていく生き物だとは私自身20代後半にして悩んでおり、誰かに自分の生きた時代とそこで形成されてきた自分という物を肯定して欲しいとどこかで悲しさや虚しさに立ち行かなくなる日が来るのだろうかとやや絶望に近いものを覚えた。色んな思い出を実は美化したり自己正当化してるだけなんじゃないの?っと猜疑心を感じる語り手ではあるものの、時代やそれを取り巻く空気感の被害者とも言えるし、要はどれだけ自分の美意識を持ち、『なにか無いのか?』という自問自答にたくさんの答えを持ち合わせていくかの問題なのだろうとも思う。その時その時を一所懸命に生きていても虚しくなる日が来て、だからこそ最後のリコ視点の「誰かのための無敵感」という若さの持つ煌めきに圧倒的に心が救われる思いがする。 この潔癖症な人間が増加している社会において、誰からも好かれるなんて不可能で、視野狭窄と言われようと大切な誰かの為に自分の正しさを持つ勇気が欲しい。


おはる@kororo262026年2月4日読み終わったページターナーで竹下さんと三宅さんが絶賛してた本。 読む前から熱量凄そうって思ってたけど、想像通り凄かった。 読んでいる途中から人間不信気味になり、友達からのLINEに「これは本心なのか?」返信する時に「この文章、搾取してるっぽい感じ?」などといちいち疑ったりと日常生活への影響があったんだけど、どう考えたってどう返信したって受け取る側の心の中は分からないからなと変に腑に落ちたりと、心の中がぐるぐるしている。 一哉の、恵斗が履いてる4万のスニーカーに対する話が印象に残っている。共感しかない。当たり前に履いてるけれどさ、それ憎む相手が稼いだお金で買ってるんだよね。 搾取する側、される側。先日読んだ世界99でも考えさせられたテーマ。こちらでもがっつり出てきたのでまたしばらく考えることになりそう。 芥川龍之介の藪の中を読みたくなった。 その前にもう一度読み返したいけど、エネルギーが必要。



nhr703@nhr7032026年2月3日読み終わったオーディオブック圧巻の一言。 オーディブルで読了。20時間に及ぶ長編なのにあっという間。ぐいぐい聞けてしまった。 各章、一人称で語られている構成。 誰も嘘はついていないのに、視点が違うとここまで見え方が違うのか……。 まともに見えていた人も、視点が変わればおかしくなるし、逆もしかり。人間なんてこんなもんなのかも。 一貫して陰鬱としている中、最終章リコの煌めきだけが眩しくて希望だ。 ・長岡と恋人の関係性がエグい。そうなんだよね、あれって運良くお互い同意をもって成功してるけど関係性としてやっていることは木戸と変わらない。魅力的に思えていた肢体が母親のように感じた、という結びはそれに気づいたのかな?と思ったけど、結局長岡のこと好きなままなのは意外だった。 ・五松がされたことはさすがに可哀想………やってることはマジでただのクズなんだけど、正直大人の自由恋愛なんだからそこまで制裁するんだ!?って不憫。人間性はクズだけど、、

タレ@miki_nike2026年1月20日読み終わった@ 茶房きゃんどるおもしろかったー!けどどっと疲れた……。 性や権力にまつわる加害や搾取の構造を芥川龍之介『藪の中』スタイルで描いていく。 この作品を読んでいると、「本当の自分」や「真意」なんてものはそもそも存在せず、人は曖昧な自他評価とグラデーションでできている、と思わされる。 様々な世代や価値観の人物が登場し、どの登場人物にも共感できる部分とできない部分が設定されている。登場人物の言説へのリアクションで自分が解剖されていくように感じる。一番属性が近いはずの長岡友梨奈は、毎度推敲された文章のようなせりふを長尺でしゃべるので、一番読みづらく、逆に木戸悠介の虚無的な語りが一番読みやすかったりするので、自分がこわくなる。一番きらいなのが五松で、一番すきなのが優美(邪悪なセフレ)かな?




ゆのか@marsgarden2026年1月17日読み終わった読んでいる最中ずっとしんどくて、心のやわらかいところを紙やすりで力強く擦られているような心地でした。そんなに性欲で生きていくのか、他者を叩き潰していかなくちゃならないのか、と現実のしんどさをぎゅーーーっと凝縮して、一気飲みしていくような。 喉元を過ぎれば忘れる暑さも痛みもあるでしょうけれど、それが重厚な物語だったら火傷は残るし痕は残る、そういう読書体験だったので読んでよかったです。


すぶた@ggl08252026年1月17日読み終わった買いたい今年2冊目読了!📚 読み出すと止まらないからって抑えてたら間が空いて、結局後半を一気読みしちゃった その人のたまたま見えた一面、会えた時間だけでその人を理解しようとすることの難しさを体感させられた感じ 一哉もなかなか地獄で読んでて辛かった この人間たちが全員救われることなんてあり得るのかって絶望で詰みかけてたところのリコ🙏 ボクシングでも何でも気持ちを向けられる具体的なものを持つのって大事だなと思ったので何か自分の中身を昇華できる趣味見つけようと誓った あとカンブリア宮殿見るわ





みかん猫@choma2026年1月17日読み終わった凄まじい文量と内容だった。著者初読み。𝒎𝒆 𝒕𝒐𝒐運動やマチアプとか性加害とか現代の価値観を片っ端から解剖して男側、女側から見ていくお話。性描写も生々しかったな。言葉の使い方、表現の仕方はさすがプロで、『アルマジロの生態並に興味ない話』とか比喩が面白すぎた。少し前に読んだ島本理生の『ファーストラブ』が繊細なものを繊細に描く小説ならこちらは鋭いナイフで容赦なく暴いていく小説だった。面白いけど読み終えるまで相当の体力と覚悟が必要。

なの@nanonyano2026年1月16日読み終わった面白かったーー!!!金原ひとみさん、蛇にピアス以来だったけど、文章力に驚き。必要性を感じない性描写が苦手なのだけど、この小説には絶対に必要で、なかなか気持ち悪かったけどそこも楽しめた。 これまでの男性たちが好き勝手やってきた報いだよなぁと思いつつ、おじさんの孤独や苦悩も少しわかる。男性の感想が気になる!

ばるーん@ballo____on2026年1月8日読み終わった全編とんでもない覚悟で書かれていた。 長岡は自分の主義主張が非現実だってわかるけど!けど…!みたいな人だと思った。前半の人物像が、見事に逸脱していく過程で、だんだん自分の正しさを、どこかで絶対的に「正しい」と信じきってる感が露呈していく。 というか、長岡だけじゃないけど、前半部分にあった価値判断の基準があれば己を否応なく疑ってしまえそうな気もするのに!とか思うけど、それはずらされる。各人物にあるずらしが小説としての面白さになっていた。 この小説に求めることじゃないけど、本当の意味でのディスコミュニケーションがなさすぎる。わかりあえないことがわかりあえすぎている。主張のある/なしをわかりあえすぎている。みんな対話が不自然なぐらい上手すぎる。



いろは@1234ki22026年1月8日読み終わった登場人物の年齢や性別に関係なく、共感する部分がある。作者が「小説にできることの限界を目指した」という趣旨のことを仰っていたが、まさにそういう書き振りだった。これだけ立場や視点の違う人が実際に会って討論して一つの着地点ができるとは思えないから。小説だからこそできたことだと思う。
すぶた@ggl08252026年1月7日読んでる5人目までやめられずに読んでしまった 一哉の裏を疑った自分を恥じてるよ こんな人いるんだろうかって思う私は他人を異性を信じられない人間なんだろうと思う 気のおける友人はいてもそういう価値観まで確かめることは何が出てくるか分からなくて怖い でもこの世には一哉のような人の苦しみがあるだろうとは思う 答えはわからないけどそれでもいいから 恥も戸惑いも含めたこの議題に関する本音を人と話したくなる 最近会えてない本音を話せる友達と会いたくなってきた 心揺さぶられるいい本に会えて嬉しい日になつた◎
すぶた@ggl08252026年1月6日読んでる2人目途中 言葉遣いかなり身近な感じある 理路整然としてる語り口なのに文の繋がりは読みづらかったり、そういうのも人物の特徴が出てそう それぞれ鬱屈として空虚さを感じてるのは同じだけど表れ方の違いがあっておもしろい 一哉は超人すぎるけど、一哉視点読むの怖いよどうなるの、、
すぶた@ggl08252026年1月5日読み始めた小説一人目のとこ読み終わった 女の子目線の語りだとどうなるか楽しみ というか、これで検索したら帯のアオリ見ちゃってちょっと予想つけてしまった どうなんのー
綾鷹@ayataka2026年1月3日文芸誌元編集長・木戸悠介への性加害をネットで告発した女性をきっかけに、関係者8人の視点が交錯する群像劇。 告発を巡る加害者、被害者、その家族、同世代の作家、編集者、そして子供世代の視点から、それぞれの主観で物語が描かれている。 読み進めるたびに考えることが多すぎて、 でも答えが出なくて、読み切るのに時間がかかった。。 どの登場人物ももっともな考えを持っているように見えて、誰にも共感できない。 絶対に分かり合えないという絶望感に似た感情が湧き上がる。 自分の中に押し込まれていた怒りが思い出される。 何が正しいんだという答えが自分の中で見つからない。 むしろ読めば読むほど、安易に自分の考えを出すことが怖くなる。 自分の考えが偏っていることが浮き彫りになっていく。 私は無意識に誰かを傷付けているのではないかと不安になる。 時代に合わせて自分の考え方をアップデートする必要があるということはもちろんだが、一つの側面、方法だけで判断することは危険だと、自分の戒めとして残す。 ここまで考えさせられる小説は久しぶりだった。。 小説でこんなに多くのものを表現できるのか。。 2025年一番の小説だった。

りな@yuiquartz2025年12月31日読み終わった2025年読み納めに相応しい作品だった。 群像劇って自分は好きなんだと実感し、 人物と出来事の絶妙な接点のバランスの面白さがたまらない。 今年読んだ作品の中で1番高カロリー作品かも? この作品、未来に残ってほしいと願わずにいられなかった。 文庫化したら、上下巻になりそうだなぁとか解説は誰がどんな風に書くのかしら?って考えがとまらない!


ハヤシKYヘイ@heiheikyo12025年12月31日かつて読んだ【2025ベスト3振り返り】 出版業界での性加害の告発をめぐる長編小説。告発される50代男性編集者の視点から始まり、40代の女性作家、30代の男性編集者、告発をした30代女性、女性作家の20代の恋人男性、・・・と様々な属性の関係者の視点が入れ変わって物語が進む。まさに芥川龍之介の『藪の中』のように、角度が変わることで見えてくる展開に目が離せない。あと純粋に一文一文が面白すぎるので、あっという間に読み切った。 私は個人的に、時代が進んで社会が「正しい」方向に進んでいくことを願っているが、自分の正義に「反する」ような、話を聞いてくれそうもない人というか、遠くを見ている人とどう対話していけばいいのか、よくわからないと以前より思っていた。『YABUNONAKA』を読むと、様々な性別・年齢・立場の語りが入れ替わっていき、それぞれの見え方を怒涛の勢いの語りとともに疑似体験できる。だからこそ余計に読後は混迷を深めるのだけど、足元も不確かな暗闇をおっかなびっくり進んでいるのは自分だけではないのだと、少し思える。もちろん、加害や権力による搾取は許されないという前提は、強調しておきたいが。 そして、40代女性作家・長岡友梨奈の章に出てくる「悪のような正義感」というワードが心に残った。自分の信じる正義に照らして「こうあるべきだ」と考える中で、他者に対して狭量になったり、糾弾したくなる気持ちが出てくるのは、身に覚えがある。どんどん暴走していく長岡の姿が滑稽だと思う場面もあれば、自分にも同じようなところがあるかも、とヒヤヒヤすることにもなる。また性加害の告発を受けた年上男性のことを言い募る長岡友梨奈の、年下恋人の男性視点の章では、あれ、でも知り合った頃の彼は大学生で長岡はその時講師だったわけだけどそれはいいんだっけ、みたいに思えてくる構図も差し込まれたりして、気が抜けなかった。



- ハル@harubooks2025年12月30日読み終わったKindle金原ひとみさんの性的表現が苦手で(これが刺さるひともいると思う) 普段、なかなか手が伸びないのだが 芥川龍之介の「藪の中」形式で書かれてる聞き ついつい読む。 搾取された側も 搾取した側も 無自覚であること というのはしばしばあり 社会と時代によって可視化されたり断罪されたりするが、本当に、それは果たして罪なのだろうかと考えさせられる。 真実はすべて藪の中。

- オイラくん@oira-kun2025年12月30日読み終わった年代と性別の違う様々な人間の視点による、性の搾取をテーマに分かり合えなさを描いている 話を牽引していく長岡友梨奈の苛烈さよ それにしても30〜40代の作家さんが描く社会をテーマにした最近の作品は寂しいおじさんに手厳しい
月と星@moon_star2025年12月28日読み終わったふーーー。 読了まで長くかかったのは、きついシーンが多かったから。 終わりの2人の章はするする読んだ。 えっ!と思ったけれど、そうか、と納得もした。 ネタバレなしで、読後の誰かと話してみたい。



月と星@moon_star2025年12月24日読み始めた誰のどの視点に最も共感できるだろう。 他者との適切な距離について考える。引きこもりが最も安全な気がしてきてしまう。 はぁー難しい。 半分で頭が疲れてきて、心は沈んでしまっている。






もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年12月21日朝井リョウ「ことし印象に残った本」② サンデーエッセー 金原ひとみの本一冊も読んだことないけど(避けていたわけではなく機会がなかった)この本は読んでみたい。 朝井リョウの本も一冊も読んだことがなくて、ゆとり三部作から読んでみたい。






ロッタ@rotta_yomu2025年12月16日読み終わったねえ考えなよ、ねえどう思う?ひとみ姉さん、強烈な問いかけを真っ正面からぶん投げてます。かっこいい〜〜〜〜!!!!! 友梨奈のこの言葉が、ずっと残っている。 「正しいか間違っているかが問題ではない。そんなことは問題ではない。この世には正しい真理や間違っている真理、適切な真理や不適切な真理、色々な真理があって、その中でどれだけ多くの真理に触れ、把握できるかが重要なんだ。結局のところ我々はどうしたって、混ざり合うことのない生き物なんだから」 そう、たぶん人はわかりあえないんです。きっと無理なんです。だから、わたしは想像したい。真理を振りかざすのではなく、尊重をし合いたい。そのために、考えるための言葉を持つために、考えるための知識を持つために、たくさん本を読んでいくんだと、ひとみ姉さんに誓う。





okabe@m_okabe2025年12月12日読み終わった今年中に読んでおきたくて、滑り込み読了。 作中ではいくつもの性暴力が起こる。性暴力が起こったという事実は変わらないが、登場人物それぞれ解釈と時代の価値観で、事実の受け止められ方は変わる。 登場人物の解釈と時代の価値観、この縦横ふたつの軸を使って、#MeeToo以降を解像度高く527ページに真空パックしたような小説だと思った。


- 村崎@mrskntk2025年12月10日読み終わったオーディブル この小説における、というかこの世界における救いってなんだ 言葉と思考を細かく考えていかないといけない窮屈さ、でも人間たちがつくってきたそれが世間 ずっと息苦しかった 死が絶対的な恐怖ではなく相対的になってしまった感覚が本当にわかる 直接的にそう思うわけではないけど、うっすら希死念慮みたいなものはずっとつきまとっていて、でもこの社会のこと、社会や世間にどう見られるか、この社会で生きていくには…とか考えるとどうしてももう無思考になる、無思考になりたくなる この世界からドロップアウトしたくなる気持ちを浮き上がらせてしまう、でもすがりたくもなる つらかった 最後の章で、やっと少しだけ息ができて、でもそれはまっすぐで強くて(あるいは強く見える)人を、消費するかもしれない恐怖




原沢香司 フクロコウジ旅と本と人@harasawa_koji2025年12月9日聴いた@ フクロコウジ 旅と本と人一人称の主体が次々に入れ替わり、たまに戻ったりしながら自身と他人の関わり合いが徐々に拡がり深まり絡まっていく。みごとな小説だ。当事者性と他者性との線はどこに引かれるべきなのか、何が当事者性で何が他者性なのか、考えても良くわからない疑問にとことん相対している。


- ぐる@ok_lib2025年12月7日読み終わった言葉にすることは難しい。 言葉を思った通りに相手に伝えることはもっと難しい。 言葉の奥にある、相手が本当に伝えたいこと、表に出て来ないことを汲み取るのはもっともっと難しい。


ほんね。@Honne_03302025年12月7日読み終わった一度、途中まで読んで、あまりの濃度に体力持ってかれたまましばらく放置していた。 が、改めて最初から読んで読了。文字量も凄ければ中身も濃い。多すぎる情報量に頭がくらくらした。 被害者と加害者。語る相手が変われば見るものも異なる。 誰一人として共感することはなかったけれど、1番印象的で強烈だったのは長岡かも。読み始めた序盤から長岡に抱いていた違和感は最後の最後ですっと組み上げられる。なるべく正しい人でありたいけれど、正しさが正義に直結するとは限らない。なんか饒舌な人だな…と思ってしまったのも然り。そういう意味では私も現代思考を持つ1人だし、感情移入をするとしたら一哉やカヤが1番近いんだろう。あとこの人が母親のカヤはしんどいだろうな…とか思ってしまったり。 ◎自分を責めないで塞がないで口を閉じないでもっと自分を信じて立ち上がらなくてもいいでも崩れ落ちないでと、誰にともなく、いやこの世界に生きる全ての人に叫びたい気分だった。 最後のここが好きで、この本の伝えたいことはここに詰まってるのかな、とか。 この語り手がこの物語の希望にもなり得るんだろうな。すごく濃密な読者時間だった。ぐるぐるとめちゃくちゃにかき回された感じがしてまだ頭の中がふわふわしている。



- Amy@amy2025年12月4日読み終わった生々しくて壮絶。時代で善悪が変わり、虐げられていた人が虐げる側になり、それぞれに言い分があって断罪し合う。世の中には何も確たるものはない。でもこの小説は単にそうした絶望を連ねただけの物語ではなくて、救いのないような世界をサバイブするとはこういうことかと、最後には暗闇の中を進む勇気のようなものを持つことができた。読み手の年代によって感想が変わるユニークな構成も楽しい。


リチ@richi2025年11月29日読み終わったaudibleで聞いたが、しっかり紙の本で読みたくなった。すごい本だった。人の数だけ真実があること。時代の変わり方が早く、ついていける人とそうでない人。登場人物それぞれが印象的でいて、時代をしっかりうつしていて、すごいの一言。


とも@sukima_neko2025年11月19日読み終わった二人目の時点で人によって感じていることはこんなに違うのか登場人物によっては物語さえ違うのではないかと思うほどの認知の歪みを感じて、自分の周りの人がどう感じているのか少し不安になった。少し重くも感じたけど読んでよかったし、私が読書を再開したのは遅かったので改めてもう少し前から同世代の作家の作品と一緒に歳を重ねていきたかったなと思う。これから金原さんがどんな作品を生み出していくのか楽しみになったとも言える。
りら@AnneLilas2025年11月18日読み終わった聴き終わった文庫化待ち@ 自宅金原ひとみを読むのはたぶん4冊目かな。 初めて読んだのは芥川賞受賞後に「文藝春秋」2004年3月号に全文掲載された『蛇にピアス』で、あれから21年か。 著者と同世代なのであの頃は大学生だったけど、出版業界に身を置く者として、あるいは歳の離れた相手とのかつての恋愛を搾取だったのではないかと疑ったことのある者として、本当に痛烈な作品だった。 各章に名を冠された、絶えず自己分析せずにはいられない饒舌な登場人物の中でも、あらゆる事象を理詰めで論破する女性作家の長岡友梨奈にはどこか著者自身を重ね合わせてしまう。レスバの鬼のような彼女が下衆な男どもを罵倒し、肘鉄という名を鉄槌を下していく場面はその狂気含めて痛快だった。 ただ、彼女よりは、性的搾取を告発した橋山美津の方がより近しい存在に感じる。女性たちから連帯を得ることも叶わず、長岡にもこき下ろされる惨めったらしい作家のなり損ないだからこそ。 2回目の橋山の章からややミステリじみてきてドライブがかかった。告発の理由がすこんと腑に落ちた。 胃もたれ必至の重いこってりしたフルコースのような大作において、最後のリコの章だけは綿菓子のように軽やかで、発光しているかのようだった。突然もたらされる一筋の希望の光だった。 オーディブル1.7→1.9倍速で。長かった。
りら@AnneLilas2025年11月11日読み始めたaudible聴き始めた@ 自宅書評をいくつか目にしていてずっと気になっていたけど、ようやくaudibleに来たのでこわごわ聴き始めた。 想像以上に金原節が炸裂している……!- Amy@amy2025年11月3日読んでる折り返し地点。スノビズムという言葉を調べた。性的搾取や性差別について考えることが多い作品だけど、今日は読んだシーンの影響か家族という関係性の特殊さについても考えさせられた。家族という単位で考える時、夫婦と親子と分解して考えたほうが分かりやすい気がするけど、それと家族はなんだか違う気もする。


茗荷谷@natsu2025年10月30日読み終わった@ 自宅こんなに立場はバラバラなのに、どの登場人物にも共感できたのは、世代も男も女もどれも突き放すことなく金原さんが書き尽くしてるからだと思う。こんなにもお互いの見えてる世界が違う、ということだけが唯一分かる小説、だけどお互いの見てる世界を実感を持って知れば、仲良くはなれなくても、一緒に地球に生きていくことはできるのかもしれないって思える、それはめっちゃ愛で、金原さん史上最長編になったこの小説は金原さんが社会の不条理に激しくブチギレながらも、社会を全く諦めずに愛してるからこそ書けるものだと思えて、読み終えると本の重量がさらに増えている気すらしてくる。

- hk@hk_19852025年10月25日読み終わった枯れてしまい、なぜそんなに糾弾されてしまっているか分からない木戸に共感 表面的に見ると、自分を貫くという意味で感動した岡本太郎に類似しているのだが、嫌悪感を抱いてしまう友梨奈 父親としては理想的に見えながら、友梨奈からすると完全に悪である友梨奈の父親 どんな特性も、視点によって受け取り方が変わる

hagi@y_hagi2025年10月22日読み終わった読み終えた。疾走感があって良かった。 小説で描かれているものとは異なるけれども、私もある種のびょうき的なものを抱えていて、それをどうすりゃいいんだろ、みたいに思っていたりするのである。 登場人物のあらゆる意欲を失った編集者が腹減って爆食いしたら気力を取り戻した、みたいな展開があり、なんだそりゃとも思うが、いや食べることはじっさい大事だよね。私もよく食べるか。とりあえず。


shingo@shingo2025年10月21日売ってない金原ひとみ氏の最高傑作と聞いて読みたくなり、本屋に出向くも売ってない。 ここ数日で5店舗回ったがどこにも売っていない。 どこに売っているんだ… 最新のエッセイは見かけるのだが。

- mamo@reads_mamo2025年10月19日読み終わった@ 自宅読むのに体力がいる本。それほど世界の深淵が描かれているのだと思う。単なるMetooの話かと思ったらそうじゃない。一人の作家や出版に関わる人々、それを取り巻く人々の生き方を通して文学そのものに触れた、気がする。








nekomurice@nekomurice1232025年10月18日読み終わった金原さんの小説を初めて読んだ。読んでも読んでも終わらなくて、何度も挫けそうになりながら、パラパラ読みなんて出来る内容でもなく、体力のいる本だった。ぐったり。途中から正義をぶんぶん振りかざしていくから危なっかしいと思ったら、やっぱり。友梨奈と伽耶ちゃん、母子が言い合うところが1番印象に残っている。









hagi@y_hagi2025年10月18日読み始めた今日から読み始めた。まだ最初の章を読んだくらいだけどなかなか面白く読めそうな感じ。現在の作家の書くものの方が何かと自分の感覚に合致するところはあるな。自分も一応現在を生きているので。 午前中の買い出しで新米を買ってきたので、さっそくお昼ごはんに炊いて食べた。



はな@hana-hitsuji052025年10月18日気になる読みたい気になってはいたけど、長編なのとあらすじ的には重めかもしれないとすぐに手に取れていなかった小説。 読みたい本も多すぎて。 著者インタビューにて、自分の加害性について、そして尊厳を踏みにじられた時の怒りは風化しないという言葉を聞いてすごく読みたくなってる。









momoka oba@momoka2025年10月16日読み終わったわたしは長岡友梨奈を薄めたような性格の持ち主だという自覚があるけど、読む章によっては彼女の頑なさにイライラし、木戸や五松に同情することすらあった。一番共感できたのは最後のリコ。アラサーだけど、あのくらいの気持ちで日々生きてます。


- 青夏@bluesummer2025年10月14日読み終わったこの本は読み手によってあらゆる感想を持つかもしれない。 私は、変わらない世界に絶望しながらムエタイを習いたい。傍観者にはなりたくない。変わらない世界を少しでも変えていけるようもがき続けたい。


ぴよみ@erim_05212025年10月13日読み終わった★★★★★ 一つの問題に対してこんなに多面的に見たことはないな、所詮自分は表面的にしか物事を捉えていないんだなと思った。 ある人の視点では悪にしか感じない出来事でも、違う人の視点に立つと少し理解してあげたくなる。そんな感情の移り変わりが読んでいて疲れたし忙しかった。 強く共感した登場人物はいなかったけど、木戸の心情がリアルで、自分の父親もこんな風に生きてることがあるのかなと思うと、(父+母+娘2人女家形だからあっただろうなー。汗)たくさん対話してあげないとなという気持ちになった。
りんご食べたい@k-masahiro92025年10月11日読み終わったある人物から見る他者が悪に見えるが、視点を変えると逆になったりさらに複雑になったりする。この多面性が面白くもあり頭を抱えたくもなる。どの人物にも共感したくなるし疑問を呈したくなる。

いなだ易@penpenbros2025年9月23日読み終わった「かつては乖離こそが人を救った。乖離だけが今を生き抜く術であったと言っても過言ではない。しかし現代では乖離は通用しない。多様はいいけど乖離はだめ、そういう理屈が採用され始めている。」 小説業界の性搾取の告発にまつわる人間模様ーー加害者、被害者、編集者、作家、同世代、下世代、、見えている世界の断絶を克明に描いた小説なのだが、全編を通じて文学の話でもある。そこが一番痛切だ。時代と文学の話。 社会的な動物として終わりゆく編集者の木戸は男性中心の"旧文学"おじさんとして書かれているが、その語り口や世界の認識が、前世代の「純文学」そのものなの、メタくて皮肉効いててずっとウケてた。自分が批判の対象であり、具体的にも女を傷つけてきたということには気づいているが、何がどう悪かったのか何もわからないままぼんやり死んでいくおじさん。 でも、実際に先に生きられなくなるのが、「乖離」して生き延びることができなくなった女性作家の長岡であることもすごくすごくわかる。これまでずっと、乖離は生き延びる術だったから。ある人々にとって、乖離こそが文学だから。 世代の違い。倫理や価値の移り変わり。私は年齢的に、長岡・木戸と子どもらの中間で、どっちの感覚もわかるなぁ。 「私たちにとってはモテることなんかよりも、自然体であることの方がずっと重要で、死活問題なのだ。」ほんとにね。 でも同時に、現実にマジになんない、乖離的な目線も生きる楽しみの大部分を占めると思うんだけど古いのだろうか?(乖離せずに労働やってられますか?) 村田沙耶香『世界99』と通底する意識を感じ、続けて読んで良かった。それぞれの世界①,世界②……を生きてる人同士が、現実には顔を突き合わせている、という。


雪餅@yuki3daifuku2025年9月15日読み終わった金原ひとみさん初 これは一気読みするしか無かった 世の中とどんな関わり方をしていればここまで様々な立場、年齢、性別の人達を俯瞰して解像度高く書く事が出来るのか、、、。 私は友梨奈ほど白黒ハッキリした思想はないけど、一哉ほど自分の考えが無いわけでもないから、自分だったらどの立ち位置なのかなあとか考えながら読むのも面白かった キャラクター的には木戸悠介が1番良い味出してた気がする(50代のおじさん達って少なからずこういう感じなのかなあと思ったら、少し不憫に思えてきた) 対して五松は本当に救いようのない奴

- 🐧@penguin2025年9月13日読み終わった11章からの五松、長岡、木戸のところ圧巻だった。登場人物に情が湧きかけたところでそれを潰す最悪エピソードを入れてくるのすごい。 長岡、木戸は対になって描かれているように見える。世界と同化しながら世界には生きる意味なんてないと怒りに身を焼かれていくおばさんと、世界に取り残されて自分には生きる意味なんてないと身を投げ出すおじさん。木戸の章を読んで、おじさんになるの怖いと思った。 エピローグ的なリコの話には希望があった。長岡木戸が左右の対照だとしたら、上下の対照軸として出現する若者の視点。リコの最後のセリフぐっときたな……中年世代はどうしようもないから若者に希望を託す、みたいな構造に落とし込むとかなり陳腐に聞こえるけど、小説を読むと全然陳腐じゃなく、ちゃんと輝く希望として感じる。 1章から木戸、長岡、五松……五松、長岡、木戸のように語り手が線対称(?)になって進んでいくが、リコの話はその構造に付け足されたように最後に短くあるのも良い。コンクリートでできた構造を突き破る新芽みたいな感じで置かれていると思う。


- 🐧@penguin2025年9月12日読んでる10章まで読んだ。これまでの疲弊の蓄積とこれからの破綻の予感が色濃い。 これは8章を読みながら考えたことだけど、「暴走する正義」「強靭なポリコレ」みたいなのってZ世代など若者側のものとして描かれることが少なからずある気がするんだけど(背景にはグレタ・トゥーンベリのような現実の存在もあるし、もっと普遍的な「社会正義に燃える若者」みたいな固定観念があるんだろう)それがここでは大人の長岡友梨奈のほうに託されている。そしてその子の安住伽那のほうは、なんか達観して見える部分がある。それは傷つきたくない、傷つけたくないという思いがあるからだけど。そして長岡友梨奈がこういう感じなのも単なる気質ではなく、性加害を軽く流すのが普通だった時代への怒り、抑圧されていた自分への怒りがあるんだけど。 若者が怒り大人が諦めるのではなく、大人が怒っていて若者が諦めてるという逆転が面白い。そしてそれは実はかなりリアルなんだと思う。だからこそめちゃくちゃ息苦しいんだけど。


- 🐧@penguin2025年9月10日読み始めた鋭い観察に裏打ちされた悪口と率直すぎる本音がテンポよく飛び出すので、救いようがないのに笑ってしまう。が、それはまだかなり序盤を読んでいるからで、告発がはじまるこの先はそんなふうには読めなくなってくるのかも。


- 🐧@penguin2025年9月10日読んでる真ん中くらいまで読んだ。ぐいぐい読んでしまう。 金原ひとみの小説を読むのは『アンソーシャル・ディスタンス』以来な気がするけど、「ノンセク」とか「性自認が曖昧っぽい」子とかが普通に出てくるんだなあ。中年と若者の書き分け、その感覚の落差に目が眩みそう。でも実際こういう感じだよな、と思わせる。中年は若者に狭い解釈を押し付け、若者は中年を見下している。

くじ@qjikuji9ji2025年9月4日読み終わった図書館本『どうして世の中はこうも、性被害が溢れているのだろう。世の中はあまりにも浅はかで欲望に忠実なおじさんが多すぎる。本当に心からうんざりする。』 フルマラソンをしているかのようなずっと体力を消費してもう読みたくないけれど、多分またこの体力消費を味わいたくなる。




読書日和@miou-books2025年8月26日読み終わった読書インスタグラマーさんが推していて気になっていた一冊。ようやく順番が回ってきました!実はこれが初・金原ひとみさん。 10代〜50代までの男女8人、それぞれの視点から物語が繰り広げられるのだけど……いやー、疲れた。笑 圧倒的な文章に引き込まれて移動中だけじゃなく家でもどっぷり。500ページ強を一気読み。 ただ、読み進めるほどに襲ってくる 分かり合えなさ、邪悪さ、正義。 そしてある主要人物の「正義」が、あまりに圧倒的で暴力的、、正しいはずなのに、その力に押し潰されそう「この人の娘だったらしんどい、というより無理」と本気で思った。 登場人物たちに共感も擁護もできないのに、読みながら自分の中の「見て見ぬふり」「事なかれ主義」を鋭く突かれる感覚。しんどい、しんどい、もう責めないでー!! 最後は想像もできなかった展開へ。 けれど高校生のメンタルに、希望を感じました。 「社会人なら必ず削られてしまう場所」という表現に一瞬ひやり。まだ余韻です。


私の個室@yuco702025年8月22日読み終わった【ネタバレあり】 「わかりあえないこと」のその先を描くと帯にあるけどまさにそうだった。トピックとしては“性被害の告発”だけど、そこには被害者と加害者だけでなく関わる周りの人たち、今はSNSで他人も関わってくる、それぞれの言い分(藪の中方式)でも、それぞれ言い分があるよねで終わらせないその先を描くのって難しいと思う。深く考えることすら難しいし。 告発の被害者と加害者がネットに殺されなかったの(物理的にも)が良かった。逆に友梨奈は肉体的な暴力性を身につけてしまったためにその先はああなるしかなかった。五松はそこまでされるか、、と同情したがそこまでのことだと突き付けられるしそこまでしたやつにも制裁がある。すべてにオトシマエが付けられていて良かった。ひどい話だが最後に若者の章で締められているのも小説自体にオトシマエ付いてて良かった。金原ひとみ大好き!!


- りんごの瞳@apple_eyes2025年8月22日やばい。 ⚪︎木戸の、枯れ感に一番親しみを覚えた。 ⚪︎橋山美津の、女性たちは連帯をするように見えて連帯できない。それぞれが燃えている、それぞれの火の成分が違う ⚪︎五松の、長岡ゆりなの、バカな女を見下すふりが私にもないだろうか ⚪︎一也。ナチュラルボーンチキンの男性版。最近金原作品に多い ⚪︎若者たちのくだりを読むのに時間がかかった、共感が薄かった、のは、私が歳をとったからか ⚪︎長岡ゆりなの最後は唐突過ぎた ⚪︎小夏と橋山みつ、木戸と若槻? の関係の間にある嫉妬する心が意外なところでストーリーの根底にあるような
みやも@miyamo2025年8月21日読み終わった凄! 図書館で労働してた頃、村上龍の『半島を出よ』を予約が落ち着いてから読んで興奮したときの印象が蘇りました 春に読書会の参加者の方がおすすめされていて。読んでみて良かった〜
七瀬@nana-book2025年8月21日読み終わった人の数だけ正義が存在するし、誰が正しくて間違ってるとも言えない。様々な人物の視点から物語が進むのが、まるでSNSみたいで、現代的だなと感じたが……私はどの登場人物にも共感は出来なかったかな。 読むのにものすごくパワーは使ったけど、衝撃的な作品と出会えた。やはり金原さんすごい。





M.M@cao974402025年8月18日読み終わった薮の中「関係者の言うことが食い違っていて、真相が分からないこと」。 年代も性別もバラバラ。信じるものがそれぞれ違って、信じるものがない人もいて。生きる意味がないと絶望してたり、世の男性のマッチョな考えに怒りを抑えられなくなったり。7人の証言から語られるけど、何が真実かなんてわからない。いや、真実なんてないのかも。でも、もし全てを分かり合えなくても、一ミリでも大切なヒト達と分かり合えたら。そんな希望を持って生きることをあきらめたくない。そう感じました。

絵美子@835emiko2025年8月13日読んでる読み終わった読み進めるにつれて正しいか正しくないかはもう問題じゃなくて、その事象をどう捉えてどんな感想を持ち他人に伝える時どの様に発言をするか、またはどれを言わずにいるか、余白にするかが重要であって、でも物事を正誤で判断できないとすれば善悪の付けようなんて無いのではとぼんやり天井の直角を眺めた。 起こった、起こした事象に対しての態度を時と場合とその人によると言うのは最高に思考停止した感想だと思うけど最悪なワードだからこそ真理なのかもしれない。本当の事は大体最悪だ。 トークショーのあとこの本にサインを貰う時、毎回どの作品の登場人物にも部分的に共感するところがあり本作も楽しみにしている旨を伝えたら木戸悠介に共感するのはかなりハードル高いんじゃないかなと気さくな笑顔で答えてくれたが共感するところがちゃんとあり冷や汗が浮かんだ。 長岡友梨奈が最高に苦手なのはまさしく似た部分があるからこその同族嫌悪で、一番共感したところを木戸悠介が言及していて皮肉だったけれど、でも本当の事は大体最悪だから仕方無し、一番最後の章のポップさに、選べるならこれを真理としようと思った、ピース。
よみむすび@read-holic772025年8月9日読み終わったいろんな気持ちが湧き上がって、それらを自分で否定してみたり、まさかこんなところで共感するなんてと驚いてみたり。 細かい感想を書くとネタバレになってしまいそうなので我慢。 身近な人に薦めたい。そして感想を話し合いたい。 そんな本でした。

いま@mayonakayom222025年8月5日読み終わった一気読みとならず7月からじわじわと読んでいた。 老いていくことは必ずしも恐怖ではないけれど、時代から弾き出されるような感覚、変化にうまくのっていけないことへの慄きのようなものはすでに私にもある。 金原ひとみの繰り出す重いパンチのような言葉で私も思考を揺さぶられる気分になる。


ev@ev2025年8月3日読み終わったすごい小説だった。今年のベストになりそう。年齢・性別・社会的立場の異なる登場人物の視点にそれぞれリアリティがあって、あまり特定の人物に感情移入するような読み方はしたくない・しない方が楽しめる小説だと思う。性加害・ジェンダー・SN Sといった現在を生きる我々の問題が様々な人物から語られ、自分のなかの正しさや指針を見直す機会になった。 p423 線引きが必要なのだ。この世を生きるためには、自分にできることとできないことを認識して、ある程度のところで満足するという、中途半端な生き方をしなければならない。その中途半端な生き方は、死よりも価値ある選択なのだろうか、という疑問もまた拭えない。

☾@__youl2025年7月26日読み終わったちまちま休日に読み進めていた本、ついに読み終わってしまった!最初から最後までずっとおもしろかった...いろんな人に読んでほしい。正しさとは一体なんなのか、全ての立場の人が気持ちよく生きるにはどうすれば良いのか、みたいなことを考えては答えが出ないことに苦しくなったりするけれど、結局最後のリコのマインドで生きられたら良いな。





瀧本緑@takimotogreen2025年7月8日読み終わったあまりにも今のことをここまで徹底的に描かれてしまうと、もはや今までの読書体験で一番と言わざるを得ない それくらい自分は、創作物における同時代性を重視しているのだ、ということもわかった。 ドラマ化されるべきだろう、Netflixで。
すべての本読み読み委員会@nadare2025年7月5日読み終わった二宮金次郎2025年ベスト2冊目。化け物級。大丈夫でしょうか、同じ時代にリアルタイムで読めてしまって。怖いよ。金原ひとみがこの"化け物"を生んだのではなく、この本が先に存在し、そこから金原ひとみが生まれたかのような錯覚すらある。それほどまでに物語としての力が強すぎる。





ぴー太@ystit2025年7月2日読み終わったまさに時代を切り取っているのかと思うけど、そんな時代に嫌気もさす。 そんな気持ちを抱くのも時代とともに死んでいく緩やかな自殺か。 でも死をただ否定するのではなく、そういう死のかたちも受け入れているようにも見える。 どの時代でも、それでも、今ここにいるということの重みが心に残る。 明日からはもう少し優しい物語を読もう。

ぴー太@ystit2025年6月28日読んでるSmashing pumpkinsのSiamese dreams聴きながら金原ひとみを読むの、焦燥感と耽美さでふわふわして気だるい夏の夜の過ごし方の大正解◎ 湿度がすごい組み合わせだけど、クーラーがあるから大丈夫。

- さみ@futatabi2025年6月23日読み終わったこんな風に終われるんだ!?ぐいぐい読み進めていって、ブレーキなしで来たところにぽわっ……と こう しばらく小説を読んでいなかったけど、この光は小説でしか咲かないかも、とか思った。最後まで読めてよかった。
あんこちゃん@anko2025年6月18日読み終わった借りてきた基本的に読み終わると感想残すようにしているんだけれど、ハイカロリー過ぎてすぐには消化できない。「黄色い家」読んだ後を思い出した。 序盤にさらっと小説に対する長岡友梨奈の考えが出ている部分はとても好き。


はー@hachihot2025年6月14日読み終わった10代から50代まで、圧倒的な熱量と緻密な描写で、解像度高くそれぞれの人物の内面を言語化していく表現力に圧倒されまくり。すごいよ、すさまじいよ、読み終わってしばし茫然としてます。




- 棘@thorn20252025年6月9日読み終わった金原さんの著作は出ると直ぐに買ってしまう。作中で言語化される、様々な各自の正論、言い分は、日常生活では実際には言語化できずに飲み込んでいる訳で、その苦しさを少し溶かしてくれるからだ。

私の個室@yuco702025年6月4日読んでる旬に対する感度が凄い(娘さんの成長によるものなのかな)のでできるだけ最新作を読みたい金原ひとみ。第一章面白かった。が、この冷淡で社会的にも終わってる中年男がどう関わっていくのか楽しみだし怖い。
User1@nrzrn2025年5月30日読み終わった枯れた男も悪のような正義も自分の馬鹿にしているコンテンツが好きと言われた瞬間に卑下するあの瞬間も共感で、誰が読んでもこれは自分だ、と思わせる要素がある。普段ザラっと眺めている自身及び他人の思考をこんなにも高解像度で…となった。すげ〜

m@kyri2025年5月25日読み終わった@ 図書館すごくおもしろかったけどおもしろかったって言っていいのかわからない おもしろかったけど、同時にかつてわたしが会社でやり過ごしてきた数々のセクハラ(とそれらに対するわたしの対応)が思い出されてめちゃくちゃつらい読書だった わたしは自分が受けたセクハラに対して昔も今でもちょっとイラッとした程度で怒り狂ってなど全くいないしそういう態度でいるならこの小説に出てくる友梨奈に真っ先に断罪されそうでものすごく後ろめたい、だけど湧き上がるものもなにもないのに「あれは許せない」とも言えず、なんとなく、読み終えて思うのはいろんな人の感想が知りたいなということ、それこそどんな人がどんな反応をするのか、それも含めて藪の中みたいな小説なんだろうなとぼんやり思う 個人的にはそういう結末というかそういう展開にしてほしくはなかった、伽耶の章にいちばん共感したのでわたしの精神年齢は大学生で止まっていることだけは確か




あしか日記@ashikanikki2025年5月17日読み終わった頭のなかで登場人物たちをバサバサと裁いていくことの奇妙な快感があった。彼らのものの考え方、他者への発言や振る舞い方に対して、「それは間違っている」と断罪することの密やかなよろこびだろうか。 けれど章が変わり語り手が交代するたびに、裁かれて当然と思っていた人物たちの、これまで語られたこととは微妙に異なる経験が明かされると、認識はぐらりと揺らぐ。ひとつの出来事は無数の小さな出来事が複雑に絡み合ってできていて、認識がわずかに揺らぐだけで、真実味はあっという間に脆くなる。まさに「藪の中」だ。 普段、私たちの多くは異なる認識を抱えていると知りつつも、その差異をいちいち確かめることはほとんどない。「考え方は人それぞれ」というのは正しくて安全な考え方だろう。だけどその達観した一般論に傷つき、消耗させられることがあるのも事実だ。どこかですり合わせが必要なのだろうけど、それこそがとてつもなく困難な作業だということを思い知らされる。 時代と価値観の変化が止まることのない状況で、さまざまな幻想に支えられながらも結局は個として生き死んでいく私たちが、お互いを許容できる合流地点ははたしてあるのか。正直うまく想像ができない。常に姿を変える北極の海氷のどこかで待ち合わせをしているような途方もない感覚がある。 けどまあ絶望を突き抜けてはじめて見える希望もあるだろうと、どこか楽観的な気持ちにもさせられるのがこの小説の凄さだろう。どのようなやり方でもいいから、注意深く、ときに大胆に、言葉のバトンを繋いでいくこと。これから語り出そうとしている若い人たちの姿は眩しい。 無思考に裁くことのよろこびなどというのは、実につまらない。


てるなつ@terunatsu2025年5月16日読んでる今まで「そういうものだ」と蓋をしていた種々の性被害が数年ぶりに蘇ってきて、動悸が始まり、身体が怒りで火照る感覚がある。一緒に怒りを感じてくれる登場人物がいることが幸い。男性視点の章と交互にあり、事実の捉え方の違いにひっくり返りそうになる。

yayano@yaya72025年5月6日読み終わった金原ひとみの真骨頂。こんなふうに怒りを文章に落とし込めたらとため息が出るほど、私も彼女らに連帯している。 他人への怒りと他人への愛は共存するけど、乖離をもって自己を保っていた人がそれをなくすと、怒り一色になってしまう様子は辛かった。しかしそうなってしまう感情の流れはよくわかる。結末もなんとなく察しながら読んでいた。実際に正義のために生きるのは難しい。でもできることはなにかないかと探したいよね、と。





オケタニ@oketani2025年5月5日読み終わった・「藪の中」を下敷きに、ある文芸界の女性搾取問題に迫る。告発されるのは老舗文芸誌の元編集長で、そいつの現役時代に作家志望で学生だった自分は搾取されたという告発が起こる。時間が経ってからの告発なので、それが成されるまで、成される以前に情熱を失った文芸人の土台は描かれ甲斐がある。 ・加えて、現行の若手編集者の女性問題も表出する。マチアプを使う自分も社会の乗りこなし甲斐のなさも冷静に見ていつつも、周囲の影響の反動もあってじわじわ皮が剥がれる。皮が剥がれるというか、醸造される熱量があり、それがやはり女への行動で表出してしまう。 ・掻き回すのは孤独になっても世界と戦う売れっ子作家であり、彼女自身も関係の冷えた夫、長く連れそうパートナー、娘、と問題に溢れる。作家ゆえに主観と客観の切り替えは自然に備わっているが、具体的な事件を機にそのバランスが崩れる。 ・シャンタルアケルマンの映画にも感じたが、淡々としたルーティンに見えても、それはバランスが取れていた訳でなく、徐々にある瞬間に向かっていってしまう、蟻地獄のような生活。作品が読者に見せる"1日目"はその人にとっては別に1日目ではない。 ・ビビッドなことはいろいろあるが、それは折り目をつけたから本を確認する。 ・この本が描いた世界を自分に引き付けるうえでは意外と、鮮烈な場面、些細な思考のよぎり、立場による理屈、ではなく、告発文が出来上がり受容されるまでの運動。 ・告発した女は、まず作家に相談した。その上で、文章の添削をお願いした。作家はたくさん赤字を入れたが、半分も採用せず女はそれを世に出す。かつて作家を志したこともあり「自分の復帰第1作となる」という言葉も入れている。それを作家は、中途半端なものだと冷めた目で見る。一つの短編小説にもなるのに、中途半端だと。そして、告発された編集者は、当然自身の言い分もあるが言い返すことはなく、その文章の中にかつて担当した作家の匂いに気づく。作家はもともと告発された編集者が担当していた。そして、そもそも女が告発する動機には、自分がとれなかった文芸誌の新人賞をとってデビューした同級生がついにヒット作を出したことへの嫉妬があった。 文章、創作をめぐる目線という補助線がしっかりとあることに、この作品世界の現実味を何よりも感じた。 ・この本は心にくるから一週間かけて読んだ。その間、アケルマンの映画と、その前日に「想像の犠牲」を見た。いぜれも3時間越えで腰が逝った。太×3の一週間として、記憶している。

Daidaigo@df21792025年5月3日読み終わった@ 自宅小説を読んでタコ殴りにされた、と初めて感じた。 登場する人全員が全員自分にとっての真実を語っていて、その思いや感覚が(一般人の日常生活ではあり得ないほどの解像度で)理路整然と語られるほどに、目を背けたくなるほど互いの折り合いがつかないことがあぶり出されていく500ページ。まっったく飽きさせない。思考が骨太すぎて金原ひとみが物理的に怖い。 そしてその爆速かつ8Kの解像度の思考の連鎖が繰り広げられる手前で、一読者である自分は、登場する中で最も世界に対する解像度が低く、世間体という言葉だけで全て済ませようとするとある人物と同程度にしかこれまで何も考えてこなかったと思い知らされる。これはタコ殴り小説です。 気持ちに余裕のある連休にぴったり。




読谷 文@fumi_yomitani2025年4月27日読み終わった“性加害の告発”が題材だというだけで、ああキツい、これはパス、と普段ならなるところだが、金原ひとみの最新作にして最長編となれば話は別だ。彼女の怒涛の毒舌を千枚分も浴びられるのかと思ったら、手に取らずにはいられなかった。 果たして読了した結果、それはもう存分に、これまでにないほど毒気にやられ、見事に蜂の巣状態になって放心してしまった。 題材からしてエロもグロもまああって、良きにつけ悪しきにつけ、とにかく生気を吸い取られる作品なので、元気な時に覚悟を決めて読むことをおすすめする。帰還者からの伝言だ。 詳細な感想はnoteに書きました。 よろしければ。 https://note.com/fumi_yomitani/n/n77466e4b4a2e

高橋|青山ブックセンター本店@frog_goes_home2025年4月23日読み終わった日曜の朝から読み始めて今さっき最後のページを閉じるまでずっとこの小説のなかにいた気がする 間違いなく上半期の、いや今年のベスト小説だ








高橋|青山ブックセンター本店@frog_goes_home2025年4月21日読んでるようやく五合目に差し掛かったところ。とても長い、とても長いが、至極真っ当な長さ。そのうえ中弛みなくずっと面白いもんだからすんごい。どこまで連れていってくれるのさ!




奈落の底@niku_tabetai2025年4月19日読み終わった頭が悪いから箇条書きにします‼️ ・文章がというか段落が長過ぎ!読む気なくす!のに続きが気になって読んでしまうw ・登場人物の誰のことも好きになれなかったし全然共感も沸かないのに、続きが気になって読んでしまった!逆に凄い(?) ・恐らく作者の頭が良すぎるのと私が馬鹿過ぎるのが融合した結果、たまに意味が分からなかった!文章がくどい!芥川賞の作家って感じ(?) ・この小説の中のフェミニストとかミソジニーとかなんかそんなんのことひたすら語ってる作家が一番共感出来なかったしただの四十路のうるさいオバハンにしか見えなかった ・面白かったけど「この作家の他の小説も読んでみたい!」とはならなかった

釣@nrvn2025年4月13日読み始めたまだ読み始めたばかりだけれど、本を読むということは無傷ではいられない行為だということをあらためて痛感させられる。 寝る前に読んでいるものの、寝る前に読むべきものではないと思う。ざわつく。

茄子のおひたし@iteuka112025年4月11日買った文學界での連載は追えずだったから単行本化を待って息をしていた。真実は人の数だけあると言うけれど、だからといって、他人の真実をないものにしてはいけないと私は思うのです。守らなければ。



離乳食@munimuni2025年4月11日読みたい文學界の時から読んでてファンだからマジ本でほしい〜〜!!!!金原さんのキャラクターはすごく人間って感じがするよね、私は木戸さんや五松といったクソ男たちを最初キッショって読んでたのにだんだんすごく愛おしくなった、もちろん長岡さんは最初から最後まで大好き
はるお@oiharu1900年1月1日読み終わった意外にも徹夜本になった。 よくできた構成で、どの章もそれぞれひりついていてさすが金原ひとみだなぁと感心してしまった。文藝春秋プラスのYouTubeまで追っかけて見ちゃった。 タイトルのヤブノナカは藪をつついたら何が出てくるのかみたいな意味で受け取ってたから、「言わずもがな芥川龍之介の同名の作品から〜」という解説読むたび自分の無知に泣く〜 知らなかった〜 読んだことない〜










































































































































































































































































































































