akamatie "裸足で逃げる" 2026年4月18日

akamatie
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@matie
2026年4月18日
裸足で逃げる
裸足で逃げる
上間陽子
沖縄の問題を、単なる貧困や個人の問題ではなく、ジェンダー観や社会構造と結びついたものとして捉えた。 本を読んでの感想に過ぎず、実際のところはわからない部分もあるが、男女それぞれに異なるかたちで生き方の枠が存在しているように感じた。 男子はホモソーシャルな関係の中で同調や強さを求められ、その枠から外れることが難しい。一方で女の子は、家庭に居場所のない場合ほど、性とお金と居場所が結びつき、その居場所自体が搾取の構造になってしまっている。 観光産業が主要な産業の一つである中で、性風俗が比較的身近な存在となっていることも、未成年のうちから性的搾取される構造を強化している側面があるのではないか。限られた選択肢の中で、若年のうちからそうした世界に接続されやすい環境があることは、問題の根深さを示しているように思う。 こうした環境では、男女ともに自由な選択肢が制限されやすく、親密な関係や家庭もまた閉じた空間となり、暴力や支配が生まれやすい土壌があるのではないか。 この問題に対して、民間の支援は非常に重要である一方で、その負担の大きさや持続可能性には限界がある。行政・教育・福祉などの制度的な関与がより強く求められる。 同時に、自分を大切に思えない人を根気強く支え続けるには、支援者個人の資質やエネルギーに大きく依存する側面もあり、その担い手がどれほどいるのかという点に、支援の難しさを感じた。 著者とともにフィールドワークを重ねた打越正行さんの『ヤンキーと地元』も読もうと思う。
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