くろまる
@noodle7300
2026年4月18日

檸檬(新潮文庫)
梶井基次郎
読んでる
『桜の樹の下には』
ソメイヨシノが寿命を迎え、ジンダイアケボノへの植え替えが進んでいる。しかし、「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」というようなニュースは、当然ながら一向に流れてこない。
それでも梶井は、あの爛漫とした桜の美しさの裏側には、惨劇のような死がなければならないと語っているように感じる。
生も死も、それ自体に美しさが備わっているわけではなく、人はそこに後から物語を与え、美を見出すようにできているのではないだろうか
