
K野
@knocano
2026年4月18日
野ばら
小川未明,
あべ弘士
読み終わった
借りてきた
感想
大きな国と小さな国の国境に建てられた石碑を一人で見守るそれぞれの国の兵士。
大きな国の兵は老人で小さな国の兵は若者。最初は当然知らない同志だった二人がやがて親しくなり長い時を共に過ごすようになるが…
1922年の小川未明さんの短編にあべ弘士さんが絵をつけて絵本化した作品。
二人が「将棋」を指すと文章にあるのになぜ絵はチェスなんだろう?と思ったら「国境の石碑」という記述からこれは島国の日本ではないと思ったあべさんがチェスの絵にしたらしいですね。
一対一で知り合った二人は自然と友情を育んだのにそれぞれの所属する国は知らないうちに争いを起こしていた。
直接的な表現が無く淡々としているからこそ否応なく巻き込まれる悲劇を想って苦しくなった。


