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K野
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@knocano
ブルスコでやってた読書記録を2026年からこちらにしてみようかと。SF好きだけど色々読みます
  • 2026年5月27日
    死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから 1 (※ただし好感度はゼロ)
    魔法学校に通うオリアナは卒業間近の春のある日、待ち合わせ場所で眠るように死ぬ恋人の姿を見た直後、自らも意識を失くして気づけば7歳の姿に戻っていた。 二度目の人生は恋人のヴィンセントを死なせない、そう誓って魔法学校に入学したが再会したヴィンセントはオリアナとの一度目の人生のことを覚えていなかった たまたまSNSでセールのお知らせを見かけて表紙絵が素敵だなぁと試し読みして気になったので既刊の7巻までを一気買い。 原作はなろう小説のようですが、少女漫画育ちの心を見事に撃ち抜く作品でした(講談社漫画賞少女部門おめでとうございます)。 タイトル通りの状況だけどオリアナがめげずにヴィンセントに関わっていく(死なないよう見張る目的でもあり)ので切なすぎることはないし、かといって図々しくもならない匙加減が絶妙で本当に可愛くて応援したくなる主人公。 なのでだんだんそんなオリアナの魅力にクラクラになっていくヴィンセントに「わかるよ…」の気持ちになってしまう。 まだもどかしい展開が続きそうだけどそれがむしろ楽しみ
  • 2026年5月21日
    翠雨の人
    翠雨の人
    大正9年生まれの猿橋勝子は幼い頃から「雨とはなんだろう、なぜ降るのだろう」など世界の現象への深い興味を持っていた。 女学校を卒業し無難に就職したあとも科学への思いが止まず、遅ればせでの進学を果たす。 研究を経て中央気象台での勤務のなかで戦禍を経験した勝子はやがて欧米ソの水爆実験の影響の放射能汚染研究に身を捧げていく 伊与原さんの本を読むといつも、真の知性を持つ人はその根底に善性を持って合理的な選択をするものなのだろうと強く信じられて希望が湧く。 話の中に苦労はあってもエグい理不尽な悪意がほぼ見当たらない世界なので…アンディ・ウィアー作品を読む時の感覚に近いけど、たとえ困難があってもせめてこうあれよ、世界…!と言う思いでいっぱいになってしまう。 しかし今作は三分の二ほど読んだところで検索したら主人公の猿橋勝子さんが実在の人物だと知って衝撃を受けた。 面白いけど…!それは間違いないけど研究結果などの事実はともかく猿橋さんがどんな思いでいたかなどは想像によるフィクションなわけで…。実在した人の心を勝手に描いていいんだろうか、どんな感情でよめば…?と戸惑った。 ただそれも最後まで読み終えた時、敢えてこれを書いたのは大きなリスペクトと祈りなのかな…?この偉大な、偉大過ぎて利他に近い人生を送った人への。と感じた
  • 2026年5月17日
    ガラスの街
    ガラスの街
  • 2026年5月16日
  • 2026年5月16日
    さよならジャバウォック
    帯の通り、主人公の一人である主婦の量子がモラハラを超えて暴力を振るってきた夫を勢いで殺してしまったところから話が始まる。 謎の男女、ジャバウォックという不思議な現象、並行して語られる炎上引退したある歌手とそのマネージャーの様子。 伊坂幸太郎らしい奇想天外さと伏線の巻き取られていく面白さはあるものの、これまで読んだ話に比べると終盤のバタバタ感が強くてあまり爽快にはなれなかった。 最後まで読んで多少意図に気づいたけどやけにAIだのNPCだのを連呼されるのも引っかかってしまった。
  • 2026年5月9日
  • 2026年5月6日
    ブレイクショットの軌跡
    自動車期間工の昴は勤務の最終日、同僚が作業中のSUV車「ブレイクショット」の内部に余分のボトルを落とすのを目撃したが、言い出せないうちに作業終了の時間が来てしまう。 ハゲタカファンドの副社長の新車、善良な板金工がようやく中古で迎えたマイカー、悪徳不動産の社用車、紛争地域で改造された軍用車…章ごとの主人公の周りに現れる「ブレイクショット」と、彼らを取り巻く出来事が大きなうねりになっていく。 …いやめちゃくちゃ面白かった…!舞台はコロナ禍前後、本の発行は昨年3月だけど2026年春にあまりにもマッチした内容でゾッとするほどだった。 このミス6位だったし確かに後口として良質ミステリを読んだような満足感なんだけどとにかく人間ドラマとしての凄まじさに打たれた。 伏線が一つ巻かれる度に「ありがとう…!そこ気になってた…!」の気持ちが次々湧いてくる後半の快感がすごかった。はー…いいものを読んだ
  • 2026年5月6日
    今夜、喫茶マチカネで
  • 2026年5月3日
    (un)cured vol.01
  • 2026年5月3日
    あいだからせかいをみる
    あいだからせかいをみる
  • 2026年5月2日
    妃は船を沈める 新装版
    第一部「猿の左手」、幕間を挟んで第二部「残酷な揺り籠」の構成。 どちらにも共通する登場人物、タイトルにある「妃」に当たるであろうキャラクターがいる。 彼女がいるから事件が起きるのか彼女が事件を起こすのか。当然そういう考えが頭にちらつくけれど割とシンプルに出てくる事象の方に気を取られて最後まで面白く読めた。 火村先生と「妃」の少しバチバチする関係性にシャーロック・ホームズとアイリーン・アドラーのことを少し思い出した 実際には2012年発行の文庫版を読んだので内容に変化があるのか少し気になる。
  • 2026年4月30日
    銀のロマンティック…わはは (花とゆめCOMICS)
    ずっと存在は知りつつ読んだことがなかったのですが花とゆめプラスで全話無料(要登録)だったのでこの機会に実績解除。 1986年の作品なのでなんと40年前の作品。そう考えるとフィギュアスケートの四回転がまだ幻みたいな描写もなるほどーとなるけれど、日本のペアの層の薄さはりくりゅうが出てくるまでそのままだったのか…と逆に驚きが湧く。 そんなペアを題材にしている視点が面白いし一応少女漫画誌でフィギュアペアを描きながら恋愛要素ゼロで読ませたのはすごいな…と唸った。 終始ほんわかなノリなのに不意に訪れる終わりが、別にバッドエンドじゃないのにどうにも切ないような思いにさせられて、これは長く語り継がれるのも分かるなぁと感じる作品だった
  • 2026年4月29日
    たったひとつの冴えたやりかた 改訳版
    たったひとつの冴えたやりかた 改訳版
    三大邦題かっこいいSFの一つ、と思っていたこれを借りてきたのですがSFだということ以外知らずに借りたので色々驚きでした。 ・この本は改訂版で、元は同じ設定の三つの中篇からなる本の第一話のみを収録している ・作者はジェイムズ・ティプトリー・ジュニアとなっているがこれはペンネームで本名アリス・シェルドンという波瀾万丈な人生を送った多才な女性 ・シンプルつらい話だよ 読み始めの話の感じはかなりポップで、主人公が誕生日にもらった小型宇宙船でバリバリ冒険へと繰り出すアクティブキャラだったりもするので新井素子の星へ行く船シリーズを思い出したりしていたんですが…そうなるのか〜…という読後感で。 ヒューマンとエイリアンの交流ということでプロヘメ熱のある中読むのにぴったりでは!?と思ったけど読む順が逆だった。またプロヘメ読んで癒されよう…悲しみ…
  • 2026年4月24日
    大きな鳥にさらわれないよう
    壊滅的に人口の減ったいつかの世界。 おなじ「私」たちの集落。「見守り」と呼ばれる存在。集落のものを育てる「母たち」。 100年、1000年と積み重ねるときの中で訪れる進化、崩壊、やり直したはずがまた同じ道筋を辿る人類と、それを諦観を持って見つめる存在… 様々な視点から終末の世界を描く連作短編集。 「そのうち借りる」のリストから選んだけどどうして読もうと思っていたのか完全に忘れて読み始めたので最初の話を読んだ時は「??」となり、二本目で「…哲学?」となり三本目くらいから一つの世界をいろんな視点で描くディストピアものか…と気付いた。 多分国際ブッカー賞の候補で話題になった時にリストに入れてたんですね。 正直結構難解で最初はかなりとっつき悪かったし、話を跨いで同じ人(またはその名を継いで行ったずっと先の同じ存在)が出てくることに気づいてメモを取りながら最初から読み直したりもしたけど理解出来たのかどうかは…。 ずっと物悲しくて不穏で辛い気持ちになってしまった。 人がもう一度この世界で人口を増やして生きていくために色んなことをしているのに、だめになる理由は「自分と違うものを認められない」ことだったり宗教の対立だったりするのが今の状況で読むのはキツすぎた。 もっと自分も世界も平和な時に読んだら神話のように感じられたのかもしれない
  • 2026年4月21日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    上巻を再読。 南極の氷棚爆破シーンが映画に無いことを嘆く人やけに多いな…と思っていたけど読み返すと納得。場面の派手さなんかじゃなく、あのシーンは気候学者とストラットという志ある人間二人の無念と覚悟が痛いほど描かれているシーンだ。地球待機側にも必死の思いがあったと分かるこのシーンは確かに欲しかったね…。 あとラストでロッキーが初めてヘイルメアリー号へ来ると決まってウキウキとお部屋を片付け始めるグレイスがめちゃくちゃ可愛かったので予告あり訪問もいいなぁ…という思いも湧き上がった。 映画と原作、本当にそれぞれの良さがある
  • 2026年4月18日
    野ばら
    野ばら
    大きな国と小さな国の国境に建てられた石碑を一人で見守るそれぞれの国の兵士。 大きな国の兵は老人で小さな国の兵は若者。最初は当然知らない同志だった二人がやがて親しくなり長い時を共に過ごすようになるが… 1922年の小川未明さんの短編にあべ弘士さんが絵をつけて絵本化した作品。 二人が「将棋」を指すと文章にあるのになぜ絵はチェスなんだろう?と思ったら「国境の石碑」という記述からこれは島国の日本ではないと思ったあべさんがチェスの絵にしたらしいですね。 一対一で知り合った二人は自然と友情を育んだのにそれぞれの所属する国は知らないうちに争いを起こしていた。 直接的な表現が無く淡々としているからこそ否応なく巻き込まれる悲劇を想って苦しくなった。
  • 2026年4月17日
    目の眩んだ者たちの国家
    目の眩んだ者たちの国家
  • 2026年4月17日
    ウェス・アンダーソンの配色手帖
    ウェス・アンダーソンの配色手帖
  • 2026年4月10日
    怪物園
    怪物園
    なにかで見かけて気になっていたので図書館に行った時に借りて来たけど可愛すぎて欲しくなる〜…画面の隅々までじっくり見たい。 怪物達も怪物園も大木も子供たちも猫も可愛い。 街に怪物たちがいて外に出られないから想像の世界で冒険をして、でもその先で出会った怪物たちを自分たちの乗り物に乗せてあげて怪物園まで送り届ける展開は大人ゆえに色んな見方をしたくなるけれど、ただその自由で豊かなあたたかさを噛み締めておきたい。
  • 2026年4月10日
    わたしたちの図書館旅団
    わたしたちの図書館旅団
    第一次大戦末期、ドイツによって壊滅的な被害を受けたフランスの村、ブレランクールに「荒廃したフランスのためのアメリカ委員会(通称CARD)」の女性たちが住民を助け地域を再建するためにやって来た。 その中にはニューヨーク公共図書館の司書、ジェシーも参加していた。 衣食住すら失った人々への心の回復に本が必ず支えになると信じて。 一方、1987年のニューヨーク公共図書館。資料保管室でバイトをしながら作家を目指すウェンディーは、資料の中でCARDを知る。彼女たちの働き、とりわけジェシーのことを多くの人に知らしめる為に物語を紡ぐことを考え始めた。 史実や実在の人々を大いに含んだフィクションの本作は、戦争のニュースを日々耳にし、表現の自由が奪われかねない今、物凄く響いた。 今よりずっと何もかも不便で女性の行動が制限されていた時代にこんなにも勇敢な女性達がいたことに読みながら何度も胸を打たれた。 現地で運転を担当する事になった若い女性をCARDの代表が「女性運転手(シヨフユーズ)」と言ったのを、そのフランス人女性が「運転手は男性名詞でそれにあたる女性形はない」と訂正した時、代表が「いいえ。シヨフユーズと言い続けましょう。そろそろフランス語がフランス女性に追いつかなければね」と言ったシーンがとても大好きで読み終えるまでしおりを挟み続けて何度も読み返した。 立ち塞がる壁に怯まず、変えるべきは変えようとして良いんだと思えた。
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