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K野
K野
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@knocano
ブルスコでやってた読書記録を2026年からこちらにしてみようかと。SF好きだけど色々読みます
  • 2026年10月8日
    孤独をのぞき込む 秘密の読書会
  • 2026年9月30日
    工房の季節
    工房の季節
    放送作家の仕事を分け合って辞め、しばらく引きこもり生活をしていたジョンミン。 思い切って外へ出て、カフェだと思って足を踏み入れた場所は陶芸教室「ソヨ工房」だった。 なぜかコーヒーも振る舞ってくれたオーナーの女性、ジョヒの誘いでジョンミンは工房に通い、陶芸に挑戦することになった。 学生時代から重い屈託を抱えてきたジョンミンのゆるやかな再生と、工房の仲間たちの交流を描く話。 穏やかで暖かい空気ながら日本と変わらぬエンタメ業界の残酷さや、それぞれが抱える悩みもリアルで時に身につまされる。 ジョンミンは最初なかなか愛せない主人公だな…と感じたけれどそれは感情移入できないからではなくむしろ分かりすぎる故の同族嫌悪に近いものだったのかも。 理想はあるのに臆病で、人とうまく付き合えないジョンミンが少しずつ頑なさを削ぎ落としていく様はとても響いた。
  • 2026年9月25日
    マリはすてきじゃない魔女
  • 2026年9月20日
    ゾンビ回収婦
    ゾンビ回収婦
    第175回芥川賞受賞作。 同時期にAIに職を奪われた夫婦。夫はこれこそ自分の人生だと旅に出て、残された妻は夫の残したVRのシューティングゲームの世界で量産されるゾンビの死体を片付け続ける仕事にのめり込んでいく かなり抽象的だし途中で違う男性の視点が混じるもそこの描写は僅かだったりもするので理解は難しかった。 断片的に語られることから子供の時からいい子で真面目に仕事に従事してきた女性であることが伺われるだけに、それを取り上げられた時にこのVRの世界で必死に役割とその労働への褒めを求める姿が真面目なほどに陥る可能性の高いものだとゾッとした。 「発生する賃金のためにとか、生活のためにとかいうのはじつはどれもぜんぶ、体のいい建前です。それにかこつけてだれかとかかわりあいになりたいというのが、本当です。傷ついた大人たちはもうすでに、そうした大義なしにはこわくてまともに人間関係をつくれないから、そこにたがいの〈役割〉を噛ませるのです」 この辺りもなかなか抉られたけど…最後が少しバタバタとした印象だったので結局…それで、というのがうまく飲み込めなかった
  • 2026年9月13日
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節
    米澤穂信さんの学生ものは「さよなら妖精」以外読んだ事なかったので。 図書委員で知り合った松倉詩門と堀川次郎が関わったいくつかの事件の連作短編。 どれも「本」と「鍵」が事件に関わっているけどわざとらしさがなくて途中まで気付いてなかった。 しかし高校生が主役でこんなほろ苦い話になるんだ…!と結構驚いてしまった。 事件そのものはギリ警察沙汰くらいの規模だけど、関わる人たちのうっすらとした悪意や欲の塩梅が居心地悪くて、それがすごくリアルというか…。 やっぱり米澤穂信さんはうまいなーと唸った。少し時間を置いて続刊も読んでみようと思う。
  • 2026年9月12日
    路上ネコ、22の居場所で222匹
    タイトル通り色々な場所別に路上ネコの姿を捉えた写真集。 自然な姿の写真は魅力的なれど保護活動が進んで路上を彷徨うネコがいなくなったことの方がいい事だな…と改めて感じた。 あと写真がいいといったけど222枚中3ショットも交尾中のものが混じってたのは普通にうわ…となってしまった。
  • 2026年9月12日
    絶望しかけた女子のための世界史
    絶望しかけた女子のための世界史
  • 2026年9月9日
    わたしたちの不完全な人生へ
    わたしたちの不完全な人生へ
    一本目は何かと不運な男性が物件を探す話、二本目はその物件を紹介した不動産屋の女性の話、三本目はその女性の娘の話…と、登場人物がゆるくつながっている連作短編。 こういう形式は好きなんだけど翻訳物にたまにあるクセが強くてなかなか入ってこない文体なのと、全体的にままならない小さな不幸が話の中心なところがあって読んでいてずっと鬱々としてしまった…
  • 2026年9月6日
    如何様 (イカサマ)
    敗戦後、復員した画家の平泉貫一は身分証明の書類を揃えていたが出生前と似ても似つかぬ顔をしていた。 果たして彼は本物の平泉なのか。知人から調査を依頼された私は関係者への聞き取りを進めていく 芥川賞作家、高山羽根子さんの受賞前の作品。 以前アンソロジーで読んだこの方の話が面白かったので借りてみたけどやっぱりなんともいえず好きだなぁ…。説明しにくい、掴みどころのない話ではあるもののじんわりいくつかの言葉が沁みてきっとこの感覚だけでいいんじゃないかという気持ちになる。 同時収録の「ラピード・レチェ」は日本とほとんど関わりのない国に「前にいるプレイヤーの首に、できるだけ速やかにスカーフを巻く、東洋で開発された競争」の指導者として渡航した女性の短編。こちらも不思議な手触りながら魅力のある話だった。
  • 2026年8月31日
    23分間の奇跡
    23分間の奇跡
    子供達の教室にある朝、新しい先生がやってきて今までの先生は泣きながら抗議したあと出て行ってしまった。 驚いたけれど新しい先生は若くて優しくて歌も歌ってくれる。 それでも先生を敵視していた生徒もいたけれど、やがて全員が先生の語る言葉に飲まれていく これは……とっても怖い話でした…。一言で言えば洗脳の話…ですよね? おそらく敗戦国の子供が占領側の国がつかわせた先生に取り込まれ、教室に飾られている毎日忠誠を誓っていた国旗を切り刻み始めるに至ってはその行為とこれまで毎日国旗に忠誠を誓わせていたことのどちらにゾッとすればいいのかと頭を抱えてしまった。 180pほどの本だと借りたらなんと半分は原文が載っていたし見開きの左側にしか文章のないページも多く23ふんかからず読み終えられてしまう長さだったけれど恐々ながら読み返したい気がする
  • 2026年8月29日
    カナダ金貨の謎 国名シリーズ (講談社文庫)
    国名シリーズ第10弾。 とはいえ作家アリスの本はあまり順序を気にせず気になったのを読んでしまうので国名でも読んでないのが何冊かありそう。 収録作は2016〜2019年に書かれた5本。 長さのある表題作も面白かったし、同じく長めの「トロッコの行方」がまた…なかなか身につまされる内容でンッとなった。 そしてなにより短編ながら「あるトリックの蹉跌」が…! あの有名なアリスと火村先生の出会いエピをガッツリ書いてくれていて、作家アリスを読むのが緩いライフワークの自分的には夢かな…?になってしまった。 この機会に過去作も読み返したくなった。
  • 2026年8月29日
    願うのは私に禁じられたこと
    願うのは私に禁じられたこと
  • 2026年8月27日
    英米文学のわからない言葉
    タイトルと表紙が素敵で、外国児童文学のあんな言葉やこんな言葉の解説が楽しく読めるのかな?とワクワクしてたんだけどちょっとコレジャナイ感が強くて流し読みしてしまった… 基本はそういう構成なんだけど「〜らしい」「辞書によるとこう」「気になるならネットで」と情報的にはかなりふわふわしていて隙自語の脱線が中心だったり、あと肌の色とか髪の色となセンシティブな辺りを危なっかしい書き方してるのも気になってしまい…ちょっと思ってたのと違う感じでした
  • 2026年8月26日
    トムは真夜中の庭で
    トムは真夜中の庭で
    弟ピーターがはしかになったことで叔父叔母の住むアパートメントに預けられたトム。自身もはしかの可能性があると家から出られず退屈していたある日の夜中、一階の広間の大時計が13時を打つのを聞いて飛び起きた。いつもと違う空気の中、裏口のドアを開けるとそこには昼間はなかったはずの庭園が広がっていた 上橋菜穂子さんのエッセイで子供の頃に影響を受けた本として挙げられていたうちの一冊。タイトルだけ知っていたので読んだけど……すっごく面白かった…! 序盤こそ流石にこの年になって読むと急に大人しくしていられない甥を預けられた叔母さんに共感してしまう…とか思っていたのに不思議な庭園が現れてからはもうワクワクが止まらなくて…こんなの子供の時に読んだら夜中に絶対家の玄関何度も開けてしまってただろうと思った。 名作は時代も個人の年代も超えるんだなあ
  • 2026年8月25日
  • 2026年8月23日
    レンブラント作品集
    図書館の新着で見かけて。 「夜警」で有名な明暗の表現の美しい画家くらいしか知らずに借りたので多くの作品とそれにまつわる解説がどれも初めて知ることばかりで面白かった。 若いうちに師を得て富豪の娘と結婚し、工房で高い授業料をとって弟子に自分の技術を叩き込んで量産される作品に少し手を入れて自作としたものも多い…という辺りはずいぶん恵まれてるというかうまくやったんだなー…という印象だったけど一方で最初の妻やその妻との間の子をすべて亡くして辛い思いもたくさんしているのがだんだんと作風に反映されていくのは辛くもあり、それでも違う作風としてまた魅力を増していく凄まじさも感じた。 レンブラントの作品になにより影響したのはカレが17世紀オランダで活動をしていたことなのかな…というのも大きな学びだった。やっぱり何を楽しむにも世界史の知識はもっともっとほしいな
  • 2026年8月20日
    7人の名探偵
    7人の名探偵
    綾辻行人、歌野晶午、法月倫太郎、有栖川有栖、我孫子武丸、山口雅也、麻耶雄嵩の7人による、「名探偵」をテーマにした新本格30周年記念アンソロジー。 数年前まで有栖川先生以外ほとんどミステリを読まない人間だったのでこれ出たのが2017年だったと知らずに今年買い…そしたらお目当ての有栖川先生の話が積んでた「カナダ金貨の謎」に収録されていたという…。 でも綾辻先生の夢小説みたいなの(?)が読めて貴重だったのでヨシとします笑
  • 2026年8月16日
    成仏させてよ! 3
    お盆の終わりに1〜3巻を。 ヤクザの下っ端の一信が事務所に戻ると何者かの襲撃で組長以下全員が殺されていた。組長の幼い娘、むつみがロッカーに隠されて唯一生き残っていたのに気付いたところで戻ってきた刺客から辛うじて隠れるも、チラリと見えた刺客の腕の刺青から犯人がターゲットを消して残さない殺し屋「ムカデ男」であることを知ってしまう。 ムカデ男から逃れるために警察が一信を送り出したのは禅寺で、修行僧として生活していくことになるがそこはヤクザよりも厳しい世界で… 以前ネットでほぼ全話無料公開していた時に読んで面白かったので。 絵が本当に綺麗で全員坊主なのにどれが誰かくっきり見分けられるしテンポもいい。 そして何より時々挟まれる、仏教の教えをものすごく柔らかく噛み砕いた話がすごく沁みる。
  • 2026年8月13日
    にっぽんのおかし
    図書館の新刊コーナーで見かけて。 身近なお菓子の単品写真と、成り立ちや名付けエピソードなどが簡潔に日本語と英語で書かれていて面白い。 ブルボンのネーミングがどれも不思議なイメージ由来だったりじゃがりこに纏わるエピソードが破天荒過ぎたりと初耳情報たっぷりだった。
  • 2026年8月12日
    ぜんしゅの跫 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫)
    「ぼぎわんが、来る」の比嘉姉妹シリーズの短編集。 最初の4本はかなり後味が悪い怪談系でヒーンとなっていたけど表題作の「ぜんしゅの〜」が最高だった。 案件自体も面白かったし新婚の野崎と真琴、そして妹愛が隠せない琴子様をありがとうございます…🙏
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