
jaguchi
@jaguchi87
2026年4月18日
眠れる美女
川端康成
読み終わった
「眠れる美女」「片腕」「散りぬるを」の三編。何食べてどんな生活してたらこんなもの書けるんだろう。
特に「眠れる美女」はある種の嫌悪感のわきそうな題材でありながら、危うく奇妙なバランスをたもって官能というものを浮かび上がらせ、同時につきはなしてくるような冷たさも内包している。川端康成はなぜ死んでしまったのか、どうしても考えてしまう。
・「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝においた。p.135(片腕)
・「あんなにたわいなく殺されるものを、ずいぶん大事に扱い過ぎたと思うと、阿呆臭いんでしょう?」p.177(散りぬるを)








白玉庵
@shfttg
昨日ちょうど東博で川端康成旧蔵の汝窯の皿をみて、「こんなものを家に置いて眺めて、あんな小説を書いていたら、自分の頂点が明確に意識されてそこから長い下り坂に入ることは耐えられないのかもしれない。また読み直そう。」と思っていたところでした。


jaguchi
@jaguchi87
思わずどんなお皿か検索してしまいました。わぁ、怖いな。こういうものを自分の審美眼で選びだせる人、ちょっと怖い……。
私は今まで川端康成をあまり読まずにきてしまって、これからちょっとずつでも読んでいこうと思いました。
