
たにこ
@chico75_11427
2026年4月18日
涙の箱
きむふな,
ハン・ガン
読み終わった
「子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。」(P6)
特別な涙を持つ子を探している真っ黒なおじさんと、<涙つぼ>と呼ばれるいつも涙を流している子ども、青い明け方の鳥、2人と1羽の小さな旅のお話。
泣きたい時に泣く、泣いちゃダメだと思って泣けなくなる、涙腺が凍ってしまって涙を使った感情表現ができなくなる…
泣くことを否定する人もいるけれど、泣くことは必ずしも悪いことじゃない。自分が理由をわかっていなくても、涙を流した瞬間の感情を理解できなくても、泣くことを恥ずかしがらなくていい。
素敵な童話でした。表紙も挿絵も翻訳も美しかった。
