いぬを "光待つ場所へ" 2026年4月18日

いぬを
いぬを
@_____on722
2026年4月18日
光待つ場所へ
光待つ場所へ
辻村深月
過去の出来事や人とのつながりに悩む若者たちが、それぞれの葛藤を乗り越えながら、自分の進むべき道や希望を見つけていく姿を描いた連作短編集。 本作は短編集だが、登場人物の考えの深さに感動しました。 天才がゆえに、周囲の考えが浅く見え、本音で付き合うことができない孤独な人。 他人との関わりを断ち切って海外へ渡航する人。 世間に認知されていない芸能事務所でくすぶっていても、自分は他の子とは違うと言う人。 みんな、自分は他人とは違うと思い、悩み、繋がりを拒んでいます。 しかし、はたして本当に他人と違うと言えるのでしょうか。 思春期のころは、やっぱり自分は特別で他人とは違うと考えてしまうものです。 (イタイってやつですね笑) 自分は特別でなくてもいいんだ、他人との繋がりは切っても切れないものだと気づいた時、世界は新しく見え、次の「光待つ場所へ」進むことができるのかもしれないと思いました。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved