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いぬを
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@_____on722
毎日読むことを目標に。
  • 2026年5月27日
    ソロモンの偽証(〔1〕(第1部))
    中学生の転落死をきっかけに、「自殺ではなく殺人だった」という告発状が届き、学校や生徒たちが事件の真相に揺れていく物語。 登場人物の心情が細かに描写されていてとても読みやすいです。 まだ事件が起きたばかり、これからどのように物語が進んでいくのか楽しみです。
  • 2026年5月13日
    探偵小石は恋しない
    ネタバレ厳禁なので、多くは書きません。 前半は探偵ものらしい軽快さがありますが、後半で一気に伏線が回収される「どんでん返し系」の作品で面白かったです。 恋愛って良くも悪くも、人生を左右させるものなんだなぁ。
  • 2026年5月7日
    イノセント・デイズ
    放火殺人で死刑囚となった女性の過去を、周囲の人々の証言からたどっていく物語です。 事件の裏にある孤独や人生の苦しさが描かれます。 まずは、この作品、読む手が止まりませんでした。 それほど面白かったです。 テレビやネットニュースでよく見る凶悪殺人事件の犯人。 顔写真を見て、「あー、やっぱりこういう人がやっちゃうんだな」と簡単に口にする人がよくいます。 その人は、その殺人犯と報道された人をよく知っているのでしょうか。 偏見やイメージとは怖いもので、はじめは些細な噂でも、広まればそれは事実として認知されてしまいます。 誤ったことを認識されては、人に迷惑をかけることにもつながるし、否定しなければならないと思いました。 この作品は、登場人物が自らの責任という重荷から逃れるために、利己的な行動が目立ちます。 他人を想った行動だって、その他人からすれば迷惑かもしれない。 これも利己的な行動で、正しいの押し付けだと思います。 よく観察すれば、私も含め、現実でも利己的な行動が目に留まるのではと思いました。
  • 2026年5月5日
    永遠の0
    永遠の0
    死にたくなかった祖父が、なぜ命を懸けたのかを孫が追う、戦争と家族の物語です。 過去の戦争というものは、現代の日本で暮らす私にとっては現実的なものとして考えることができないほど遠くにある、言うなればお伽話のようなものです。 あくまでも歴史上の出来事として理解しており、当時の人々が戦争に対して感じていたことはよく分かっていませんでした。 しかしこの本を読んで、「命の重み」について考えさせられました。 日本兵の生き様に侍の魂が垣間見え、かっこいいなと思いました。 (誰だって、命はやはり尊重されるものであるべきですし、華々しく散ることが称賛される考えはあまり賛同できませんが…。) 戦争を知らない私たちのような世代にもわかりやすく読みやすい作品で、とても面白かったです。
  • 2026年4月27日
    リバース
    リバース
    大学時代の友人の死をきっかけに、主人公が仲間たちの隠された過去と罪に向き合い、事件の真相を探っていくミステリー。 解説にも記載がありますが、女性の登場人物の心の襞に触れることを自家薬籠中の物にしてきた湊かなえが、初めて一人の男性を主人公に起用した、チャレンジの作品らしいです。 自分は、自己肯定感の低さは自信のなさからくるものだと思っています。 そんな自分自身に自信のない自己肯定感の低い人には、なんでもできる他人は自信があって当たり前だと考えていますが、果たしてほんとうにそうなのでしょうか。 なんでもできる、できて当たり前だからこその不安も当然あるでしょう。 そんな人の拠り所は、居心地の良い他人になります。 友情でも、恋愛でも、相手が思っていることは深く話をしないと分からないものだと思いました。 「リバース」という表題で、最後に回収した時のゾワゾワが凄まじかったです。
  • 2026年4月24日
    ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
    辻村深月ワールドすごろく、最後の作品。 幼なじみが殺人事件の容疑者となり、主人公が過去をたどりながら彼女の本当の姿と事件の背景に迫る物語。 まず初めに読んでみて、女性の打算的な思考に痺れました。 女性からすると、女性同士のリアルなやりとりがわかると共感するようですね。 自分は男であり、友人のほとんどが男という環境にいるので、こういったやりとりが日常で交わされていることに、少し驚きました。 地方の地元から出ることがなければ、閉鎖的空間の中で、外の世界を知らずに、自分の目の届くところだけで完結している物語(人生)は良くも悪くも盲目だと思いました。 自分は、それが幸せであるのなら別にいいじゃんと考えるタイプの人間ではありますが、自分自身は視野を広く持って、アンテナ張って生きていきたいと思っています。 チエミを見て、幸せそうだからいいじゃん放っておこうと言葉では簡単に言えるものの、イライラするのはすごく分かる。 味方(親友)は、よく、少なくても深い関係があればいいと言われますが、少なすぎるのは良くないのだと感じました。
  • 2026年4月18日
    光待つ場所へ
    光待つ場所へ
    過去の出来事や人とのつながりに悩む若者たちが、それぞれの葛藤を乗り越えながら、自分の進むべき道や希望を見つけていく姿を描いた連作短編集。 本作は短編集だが、登場人物の考えの深さに感動しました。 天才がゆえに、周囲の考えが浅く見え、本音で付き合うことができない孤独な人。 他人との関わりを断ち切って海外へ渡航する人。 世間に認知されていない芸能事務所でくすぶっていても、自分は他の子とは違うと言う人。 みんな、自分は他人とは違うと思い、悩み、繋がりを拒んでいます。 しかし、はたして本当に他人と違うと言えるのでしょうか。 思春期のころは、やっぱり自分は特別で他人とは違うと考えてしまうものです。 (イタイってやつですね笑) 自分は特別でなくてもいいんだ、他人との繋がりは切っても切れないものだと気づいた時、世界は新しく見え、次の「光待つ場所へ」進むことができるのかもしれないと思いました。
  • 2026年4月14日
    ロードムービー
    「冷たい校舎の時は止まる」を読んでから読みました。 本作に出てくる登場人物は、あの人?と考えながら読むことが楽しく、各人物の過去・背景が鮮明に描かれていました。 物語としては、いじめやスクールカーストなどダークな内容。 登場人物の葛藤や逆境に立ち向かう思いに感動しました。
  • 2026年4月9日
    店長がバカすぎて
    書店で働く主人公が、頼りない店長に振り回されながら仕事や将来に悩み、自分なりの生き方を模索していく物語。 自分は学生時代に本屋さんでアルバイトをした経験もあり、この本を読んで当時を思い出しました。 本屋さんで働く日常が描かれていて、とても共感できるリアリティある物語でした。 本を手にしたとき、コメディだと思っていたのですが、時折りシリアスな展開も。 文章も早見さんにしては、非常に読みやすい作品だと感じました。
  • 2026年4月5日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    映画化した話題作を読み終えました。 圧巻!の一言です。 前評判がよく、期待値が高かったですが、それを超えてくる面白さ。 何がそんなに面白いのかというと…。 理系好きにはたまらない宇宙科学の内容、危険と隣り合わせでハラハラドキドキの展開、絆、使命を全うする上でのニューマンドラマ…。 全てが詰まったSFです! みなさんお薦めするわけですね、そりゃあって感じでした。 映画も見ます!
  • 2026年3月29日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    映画化した話題のSF作品をついに読むことができました。 理系の自分にとっては、かなりアツい! あっという間に上巻読み終えました。
  • 2026年3月28日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    映画見る前に読み切る!
  • 2026年3月28日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    絶対に映画を見る前に読み切る!
  • 2026年3月28日
    桐島、部活やめるってよ
    朝井リョウさんデビュー作品、ついに読みました。 学校の人気者・桐島が突然いなくなり、その影響で周囲の生徒たちが自分の立場や価値に悩み始める物語。 中高生のころの「学校=世界」を思い出すようなお話。 思春期真っ只中、成長に個人差が生じている時期では、達観した考え(メタ認知)をする人ほど疲れてしまうよなぁ。 確かに何かに夢中になったりせずに、日頃から何も考えずにバカに過ごすことも、周りの目を気にして目立たずおとなしくしていることも、どちらもむなしく見えるのだろう。 人には確かにそれぞれの立場、生き方があって、大切にしていることが違っている。 そんな価値観の違いがあるのが人間なのだと思った。 というか、桐島が全然出てこない笑
  • 2026年3月25日
    冷たい校舎の時は止まる(下)
    登場人物一人一人の性格が分かるのも、全員に物語があるからだと思いました。 誰しも過去を背負って(乗り越えて)生きているのだと感じました。 困難な出来事でも、そばに支えてくれる人がいることで乗り越えることができる。 友情、愛情の大切さが心に沁みました。 (ちょっと長く感じてしまった…。)
  • 2026年3月17日
    冷たい校舎の時は止まる(上)
    登場人物を細かく描写することで「いじめ」をはじめとした人間関係の問題が読み取れます。 思春期のいやーな感じ。 大人になった今ではそれはほんとにどうでもいいことなのだと思うのに、当時はそうではなかった…。 上巻では謎が多く、下巻で回収するのか楽しみです。
  • 2026年3月6日
    名前探しの放課後(下)
    上下巻で800ページを超える長編作品。 辻村深月作品はページ数が多くて、上下巻に跨るものが多いですが、どの作品も非常に読みやすく、今回も例外なくスラスラと読めました。 この作品はミステリでもあり、SFでもあり、青春ものでもある。 こんなにてんこ盛りなのに、それを感じさせない物語。 さすがです…。 失敗を恐れず、さらには失敗することが分かっていても挑戦する、その勇気は相当なものだと思います。 自分は実際、そんなことができないと思う…。 そんな、一歩を踏み出す勇気をこの作品の登場人物からもらったような気がしました。 一言でいうと、「優しい物語」でした。 ネタバレギリギリですが、この作品を読む前に、『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』を読むべきです。 終盤で鳥肌が立ちまくりますので…。
  • 2026年3月4日
    名前探しの放課後(上)
    ぼくのメジャースプーンを読んだらぜひ、ということで読みました。 感想は下巻にまとめます。
  • 2026年3月1日
    ぼくのメジャースプーン
    「正義とは何か」「罰は誰が決めるのか」を問いかける物語だと思います。 世の中は誰かに「〜した」「〜された」で成り立っていて、悪いことを「した」人は「加害者」、「された」人は「被害者」となる。 「被害者」の方が立場上強いが、手を出すと「加害者」と同じレベルになってしまう。 こと復讐においては、このあたりがネックとなる。 しかし、感情には抗えないのが人間。 「被害者」がただ黙って忘れようとすることは難しく、罰を与えたくなる人がほとんどではなかろうか。 倫理と感情のアンバランスな性質を持つ人間が上手く描かれた作品でした。 また、「愛」についても。 人間は自分のためにしか泣くことができない。 他人に同情して泣くことができない。 (大切な人が傷ついても、それは自分のせいで結果起こってしまった、自分の責任に耐えられないから泣いているんだ。) しかし、これが「愛」なのだと。 他人に起きた事象で自分に嫌な気持ちが生じるのは、自分と他人が結びついている証拠なのだ。 他人のために泣くとはこういうことなのだなぁと思いました。
  • 2026年2月25日
    子どもたちは夜と遊ぶ(下)
    読んでみての第一声は、複雑!の一言。 登場人物を通して、人の感情の複雑さが描写されています。 とりわけこの作品では「愛」という感情をテーマとしたものだと思います。 人を「愛」するがゆえに自分が必要とされた存在でありたいと芽生える恐怖心、それは捻じ曲がった脆い精神とも言えます。 「愛したい」と「拒絶されたくない」の思いが葛藤し、「孤独」を生み出すのかなと。 「信じること」が大事なんだなぁとしみじみ思いました。 そういう意味では、過去の環境の影響で「信じること」ができなくなった浅葱のしたことを完全に憎めない…。 あのとき、浅葱が月子を「信じる」ことができればなぁ…。 エピローグは胸アツです!
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