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いぬを
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@_____on722
毎日読むことを目標に。
  • 2026年10月6日
    楽園のカンヴァス
    アンリ・ルソーの《夢》を軸に、絵画の真贋だけでなく、「芸術とは何か」「作品に込められた情熱は誰のものなのか」まで考えられる作品。 画家の情熱、そして研究者としての情熱、とにかく何かに打ち込む「情熱」にフィーチャーしたものだと読んでて思いました。 単なる美術ミステリーというより、「自分はどういう人生を送りたいのか」を逆照射してくる作品だったと思います。 情熱的に打ち込むことがあまりできない自分からすると、ルソーなどの画家の人生は素晴らしいと思いますが、他の全てを失ってでもそれに懸ける人生は送りたくないと思いました。
  • 2026年9月21日
    暴虎の牙 下
    暴虎の牙 下
    『孤狼の血』シリーズの完結編で、昭和57年の大上と沖、そして平成16年の日岡という二つの時代を描く構成。 このシリーズは「継承」がテーマ。 シリーズ全体を通して、仲間を思う、守るべきものを守る「仁義」が、ヤクザと警察どちらも、親から子へと継承されている。 本作品の「暴虎の牙」では、大上→日岡に対して、沖の父親→沖への「継承」が描かれていると感じました。 しかし、大嫌いな父親の暴力性を「血筋」として受け継いでしまった沖に、情けをかけたくもなります。 人は何を受け継ぎ、それをどう自分のものにするのか。
  • 2026年9月20日
    暴虎の牙 上
    暴虎の牙 上
    孤狼の血シリーズ完結編です。 日岡と出会う前の大上と愚連隊の沖の二人の視点で物語は進んでいきます。 シリーズ三作品目ともなると、極道の考えがだんだん分かってきて、読みやすくなってきました。 続けて下巻も読んでいきます。
  • 2026年9月17日
    凶犬の眼
    凶犬の眼
    「孤狼の血」シリーズ二作品目です。 「正義」と「仁義」の曖昧さが一つのテーマとして挙げられた作品だと思います。 これは、立場として、はっきりと分かれている「警察」と「ヤクザ」の実態を表しているのだとも考えました。 前作から読むと、日岡の言動に大上イズムを感じて感激です。
  • 2026年9月8日
    孤狼の血 (角川文庫)
    柚月裕子さんの作品、初めて読みました。 本作品は、ヤクザと警察を描く正統派ハードボイルド。 やっぱりハードボイルド系、かっこよくて憧れます。 大上の漢としてのカッコをつける生きざまに拍手喝采です。 普段から、自分にはない、芯を持つ性格の人間がとても好きで、今回もピッタリとハマりました。 ブレない軸が自分にもあれば、カッコいい漢になれるのだろうか。
  • 2026年8月31日
    すべてがFになる
    一番印象に残ったのは、「人間らしさとは何なのか」ということについて。 人間社会で一般的とされる価値観や感情から大きく離れている人物がいること。その人物の考え方にはあまり人間味を感じず、むしろ人間という生き物を外側から観察しているような印象を受けた。 高度な知性を持ちながら、一般的な人間の感情や常識とは異なる価値観を持っている。そのギャップが、この作品の独特な不気味さや面白さにつながっていると感じた。 ミステリとしての謎解きだけでなく、「人間は何を基準に物事を判断しているのか」「論理と感情はどこまで切り離せるのか」といったことを考えさせられる作品だった。
  • 2026年8月22日
    ザ・ロイヤルファミリー
    主人公・栗須栄治は、ひょんなことから豪快な馬主・山王耕造と出会ったことをきっかけに、まったく縁のなかった競馬の世界へ足を踏み入れる。 競馬を通して、夢と家族・仲間の絆を描いた長編物語です。 学生時代に、競馬を見ていた自分ですが、本当に齧る程度でしか見ていなかったので、馬主、調教師、騎手、生産者など、競馬に携わる様々な立場の人間の思いが描かれており、とても面白かったです。 競走馬は、決闘が重要であることはもちろんですが、この作品では、人間の家族の繋がりがとても温かく感じることができ、目の奥がじんわりとしました。
  • 2026年8月12日
    俺たちの箱根駅伝 下
    「箱根駅伝」予選会で惜しくも本戦への切符を逃した、明誠学院大学の青葉隼人は、関東学生連合として、「箱根駅伝」を走る。 下巻で、ついに本戦が始まりました。 学生連合のみんな、一人ひとりの背景に感情移入してしまいました。 社会では何を信じればいいのかわからなくなってしまった甲斐の気持ちはよくわかります。 でも、熱中できるスポーツには嘘がない! 情熱を捧げる箱根駅伝ももれなく。 また、箱根駅伝を全国に届ける、テレビ局スタッフの仕事。 伝統ある「箱根駅伝」を視聴者に届ける、過去のテレビ局スタッフからのタスキを引き継いでいる姿に感動しました。
  • 2026年8月11日
    俺たちの箱根駅伝 上
    「箱根駅伝を走る人たちだけでなく、箱根駅伝を支える人たちにも、それぞれの戦いがある」という物語。 優勝を目指すそれぞれの大学、ではなく、学生連合にフィーチャーした作品です。 それゆえに、登場人物の葛藤がまざまざと描かれています。
  • 2026年8月9日
    ファイア・ドーム(下)
    ハラハラした上巻とは、また違ったテイストの下巻でした。 物語の展開としては、予想できたところもあったので驚きは少なかったです。 描写が細かく描かれていて、リアルに感じる反面、文章が冗長していると感じてしまいました。 しかし、25年前の事件の関係者たちが、立場が異なったとしても、真相に近づくため、噂によって生じた疑いを晴らすために『一緒に背負って』協力する姿に感動しました。 噂をする我々は、当事者意識がないからこそ、なんとでも言える。 さらには、良かれと思っていたことが、真実でないこともあるのだろう。 上巻の美冬の記事も、ホントとウソが混じったものであった。 一体何が真実なのか、怖くなる作品でした。
    ファイア・ドーム(下)
  • 2026年8月8日
    ファイア・ドーム(上)
    辻村深月さんの上下巻・長編ミステリーです。デビュー22周年記念作品で、執筆開始から完成まで7年を費やした大作。 単純な「犯人探し」だけではなく、作品の中心にあるのが「噂」という存在。 昔と比べ、現代ではSNSやネットが誰しも当たり前に使うことによって、「噂」は『広がる』のではなくリアルタイムで『事実』となっている。 終盤はハラハラした展開となり、下巻を早く読みたい!
  • 2026年8月7日
    777 トリプルセブン
    殺し屋シリーズ四作目。 不運な殺し屋・七尾が、高級ホテルを舞台に、逃走中の女性と彼女を狙う者たちが繰り広げる騒動に巻き込まれていく物語です。 七尾と真莉亜、奏田と高良、モウフとマクラの絆が、物騒な話なのに、こういう人とのつながりがちゃんと描かれているのが伊坂作品らしくて好きです。
  • 2026年8月1日
    AX アックス
    AX アックス
    超一流の殺し屋でありながら、家庭では妻に頭が上がらない男・兜。家族に裏稼業を隠しつつ引退を望む彼は、最後の仕事へと向かうが、その依頼をきっかけに思いもよらない事件へ巻き込まれていく。スリルとユーモア、そして家族愛が織り交ぜられたエンターテインメント小説です。 殺し屋シリーズ「グラスホッパー」「マリアビートル」に次ぐ、三作品目。 殺し屋といえば、シリアスで殺伐とした雰囲気ですが、本作品では、主人公・兜のユーモラスも描かれ、殺し屋としての一面がより際立たせられたものと感じました。 誰にだって幸せなひとときを感じる権利はあるのです。 たとえそれが、殺し屋だとしても。
  • 2026年7月29日
    君のクイズ
    賞金を懸けたクイズ大会の決勝戦で、主人公・三島玲央は、ライバルが問題文が読まれる前に正解するという不可解な出来事を目の当たりにします。その謎を解き明かすため、三島は調査を始め、クイズの奥深さと「答えにたどり着く思考」に迫っていくミステリーです。 クイズとは知識量の勝負であると思っていましたが、この作品にはクイズプレイヤーの思考までが細かく描写されていて、とても面白かったです。 自分がこれまでの人生で出会ってきた知識でクイズに正解したとき、自分の人生そのものが肯定されるような気持ちになる。 この考えがクイズの美しさに魅了され、クイズに熱中する所以なのだと思いました。 人生とはまさにクイズ!
  • 2026年7月24日
    マリアビートル (角川文庫)
    『グラスホッパー』に続く「殺し屋シリーズ」の第2作。 新幹線の車内を舞台に、さまざまな事情を抱えた殺し屋たちの思惑が交錯するサスペンス小説。 偶然のように見える出来事が次第につながり、予想外の展開と巧みな伏線回収が楽しめる作品でした。 殺し屋たちがとてもクールでかっこいい描写に魅了されます。 こんな新幹線には乗りたくない笑
  • 2026年7月20日
    ソロモンの偽証: 第Ⅲ部 法廷 下巻 (新潮文庫)
    中学生たちが、自分たちの力でクラスメイトの死の真相を追う、重厚な学園法廷ミステリー。 ようやく読了です。 文庫全6冊の構成のため、登場人物それぞれの描写が細かい。 そのため、人間味が溢れている作品とも言えます。 他人との比較、面子保持など劣等感や個人の私利私欲のために、さまざまな偽証が生じてしまうのでしょう。 読んでいてあまりにも内容がスラスラと頭に入ってくるため、途中まで忘れていましたが、中学生がこんなにも自分で考え、悪戦苦闘ながらも真実に辿り着く強い意志に感動しました。
  • 2026年6月30日
    ソロモンの偽証: 第Ⅲ部 法廷 上巻 (新潮文庫)
    裁判がついに開廷します。 事件のことについては、学校生活を送りながら噂で聞くことが多かった登場人物たち。 いざ裁判として証人が話す内容には、現実味を帯びており、嘘か真か判断が難しくなっていきます。 ここに来てギアが上がった感じで、とても面白いです。
  • 2026年6月17日
    ソロモンの偽証: 第Ⅱ部 決意 下巻 (新潮文庫)
    柏木卓也の死亡事件が学校内裁判の争点ではあるものの、真相を得ようと探るたびに新たにわかる新事実! 全く予想だにしていないことが真実としてあるのかワクワクが止まりません! 仲が悪いもの同士の協力ほどアツいものはないと感じました。
  • 2026年6月9日
    ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻
    証人がどんどん登場してきて、面白くなってきました。 神原vs涼子の対決、そして真実は一体…。 今後の展開がどうなるのか、続きが気になります!
  • 2026年6月1日
    ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻
    第I部事件を読了しました。 登場人物それぞれの思惑が重なって、事件はどんどん複雑になっていきます。 マスコミも現れてテレビ報道され、真実は一体どうなっているのか… 自分が中学生の頃ってこんな頭良かったっけ?って思い耽っています。
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