

いぬを
@_____on722
毎日読むことを目標に。
- 2025年11月24日
空白を満たしなさい(下) (講談社文庫)平野啓一郎読み終わった買った人の死について考えさせられる作品でした。 大切な人に先立たれ、この世に置いてかれた人たちは、その、ぽっかりと空いた「空白」をその大切な人との記憶や記録などで満たそうとする。 それは故人を、ある意味「理想化」することでもあり、はたして正しかったとは限らない。 しかし、そうでもしないと「空白」を満たせずに壊れてしまうから。 「分人」という考え方に納得しました。 (「分人」とは他人と関わっている自分の部分的一面のようなこと。) 自分もこれに思い当たる節があり、裏表を使い分けているってよりかは、あの人といると自然とこういう態度をとるなぁってことがありました。 完璧主義な自分でもあるので、自己否定して嫌になるときには、その「分人」を見守るような人になりたい。 - 2025年11月20日
空白を満たしなさい(上) (講談社文庫)平野啓一郎読み終わった買った自分はすでに死んでいる!? 主人公は、復生者として蘇った死者。 死ぬ直前の記憶がなく、妻と子供と幸せな家庭を築いていたはずなのに、自殺したと非難されていた。 自殺などするはずがない…。 死の間際には一体何があったのか、真実に迫る作品。 読んでいると、真実は一体何なのか、頭が混乱します笑 下も続けて読みます。 - 2025年11月18日
朝が来る辻村深月気になる - 2025年11月18日
島はぼくらと (講談社文庫)辻村深月気になる - 2025年11月18日
暗幕のゲルニカ(新潮文庫)原田マハ気になる - 2025年11月18日
ミーツ・ザ・ワールド (集英社文庫)金原ひとみ気になる - 2025年11月17日
蜜蜂と遠雷(下)恩田陸読み終わった@ 自宅聴覚で捉える音楽を文章でどのように表現するか。 この作品では、音楽を視覚的に描写している。 読むと音楽が聞こえてくるような作品です。 曲ひとつひとつに物語があり、捉え方は人それぞれ。特に演奏者はその捉え方で音が異なるという。それが本作でいう「同じピアノなのに音が違う」ということなのだろう。 4人のピアニストがそれぞれ奏でる物語がとても魅力的で、この4人がコンクールで出会って成長していく物語に心が温まりました。 個人的には、明石の「次」に向かう姿勢を応援したい! 素晴らしい作品です! - 2025年11月16日
蜜蜂と遠雷(上)恩田陸読み終わった第156回直木賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作品。 国際ピアノコンクールを舞台に、4人の若きピアニストたちの才能・葛藤・成長を描いた物語。 音楽は門外漢ですが、音楽を視覚的に描写するこの作品がとても好きです。 - 2025年11月14日
同志少女よ、敵を撃て逢坂冬馬読み終わった買った@ 電車自分は戦争の知識がほとんどなく、この本のページ数に読み切れる自信がなかった。 ところが読み始めてみると、戦争背景がわかりやすく説明された内容で、とても読みやすかった。 主人公セラフィマは、故郷をナチ・ドイツに襲撃され家族や仲間を亡くし、絶望する。 その仇敵となる狙撃兵イェーガーを殺すため、狙撃兵となる物語。 戦争下での女性の立場に考えさせられた。 捕虜として捕まれば死ぬよりも屈辱的な辱めを受ける。 それは、敵味方に限らず許される行為ではないが、そういう行為を仲間と一緒にすることで、連帯感が生まれる。 性欲のためではない…。 戦争下では何をしたって正当化される。 これには衝撃を受けた…。 セラフィマとその他小隊のみんなの「正しい」ことに向かって「敵を撃つ」姿勢に感動した。 - 2025年11月9日
蜜蜂と遠雷(下)恩田陸買った - 2025年11月9日
蜜蜂と遠雷(上)恩田陸買った - 2025年11月9日
火花又吉直樹買った - 2025年11月9日
マリアビートル (角川文庫)伊坂幸太郎買った - 2025年11月9日
重力ピエロ伊坂幸太郎買った - 2025年11月9日
- 2025年11月9日
海がきこえる 〈新装版〉氷室冴子気になる - 2025年11月9日
コンビニ人間村田沙耶香読み終わった再読@ 自宅普通が分からず、思ったことそのままに生きていくと周りからは「変」と言われる。それゆえに「基準」「マニュアル」に固執し、「普通」を装う。 「指示」があると楽だという「指示待ち人間」もこれに当てはまるのかな?と思いつつ読み進めていきました。 ムラ(社会)から追い出される「普通でない」人の生き辛さは、多様性が叫ばれる現代社会でも永遠の課題といえますね…。 - 2025年11月8日
ノルウェイの森(下)村上春樹読み終わった@ 自宅孤独はとても淋しく、幸せになるためには誰かを求めてしまう…。 --- 『みんなの正義がとおって、みんなの幸福が達成されるということは原理的にありえないですからね、』 『最後に神様が出てくるんです。そして交通整理するんです。・・・そして全てはぴたっと解決します。これはデウス・エクス・マキナと呼ばれています。』 --- 現実にも、デウス・エクス・マキナがいて、みんなが幸せな世界にならないかなぁ…。 - 2025年11月7日
ノルウェイの森(上)村上春樹読み終わった@ 電車初めての村上春樹作品を読みました。 淡々と静かに物語が進んでいくので、落ち着いて読めると思います。 下ではこのまま淡々と物語が進むのか、あるいは何かしらの発展があるのか期待して読んでいきます。 - 2025年11月3日
アヒルと鴨のコインロッカー伊坂幸太郎読み終わった@ 自宅突拍子もない謎だらけの「現在」と登場人物が織りなす青春の「二年前」を交互に描き、徐々に謎が解けていくような構成。 「ペット殺し」など描写がややグロでしたが、スラスラ読めました。 たとえ同一人物だとしても、話す言語で価値観は変わってくのだろうと思いました。
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