風邪ひき "横浜駅SF 全国版 (カドカ..." 2026年4月18日

風邪ひき
風邪ひき
@damdamdan
2026年4月18日
横浜駅SF 全国版 (カドカワBOOKS)
続編であり、番外編。 こんな傑作と知らずに積ん読にしてた自分の馬鹿野郎!てくらい個人的に良かった!! 『攻殻機動隊』とか『アドバード』とか、ハードボイルドなアンドロイドが活躍し、未知の生物なのか無機物なのかわからないものが襲ってきて、、、みたいなディストピア的世界での事件捜査や冒険譚が好きな人は必読の面白さ! まず、なんで横浜駅かと言うと、、 世界大戦に参加した日本政府は、『すごい修復機能があれば本土が攻撃されてもどんどん修復するから占領されないぞ』と、そういう人工知能を開発した。 その方法が、その土地にあったものを外見と中身の構造も複製するということだったので、攻撃されてもその土地にあったものを複製して、その人工知能建造物は増殖していった。鉱物とかは得意だけど、液体とか生物は複製が苦手で、だから鉄道網の金属レールを介して本州全土に拡大した。 しかし、戦火が激しくなると、もう中央の人工知能が処理しきれず、それぞれの土地で勝手に複製増殖するプログラムを導入。 壊れた制御不能の機械みたいになり、全国的に『駅』を複製し始めた。そして200年後、今だ増殖し続ける『横浜駅』が本州全土を覆い、何十階層もある巨大建造物と化していった訳なのだ。 海で離れた北海道と九州はなんとか防衛線を作って横浜駅化を阻止。四国は大橋から横浜駅が上陸していた… こういう世界観で、いろんな人物が登場し、いろんな事件が起き、いろんな冒険がある。その結末は決してハッピーなだけではない。謎は謎のままの場合もある。 そういう骨のあるSF小説なのだ。 続編欲しい。もっと読みたい!
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