餃子
@hon_hon_
2026年4月19日
夜と霧
ヴィクトル・エミール・フランクル,
ヴィクトール・E・フランクル,
池田香代子
読み終わった
タイムラインで流れてきたおすすめ本のうちの一冊
アウシュビッツ収容所などでの著者の実体験が細かに描出されており、それらの生活の中での人々(著者も含めた)の心理的・身体的・環境的な変化が丁寧に綴られていて当時の様子をあまりにも現実的に理解させられた1冊であった。
「人間の苦悩は気体の塊のようなものであり、それと同じように苦悩は小さくても人間の魂や意識に行き渡る。人間の苦悩の大きさはどうでもよく、だから逆にほんの小さなことも大きな喜びとなりうるのだ。」
(少々要約)
本書の中でも特に心に残った文章である。
自分自身、心配事や困難な事象が起こった際にそれらについてどんどん悩みが膨らみ、漠然と考え込んでしまう癖があった。しかしこの文を読んだ事で悩みを膨らませているのは自分である可能性に気付かされ、悩みをただ事実として受け止めればよいことに気付かされた。
今この現代でこのような本に出会えた喜びを噛み締めたい。



