mm7785mm "生きとるわ" 2026年4月19日

生きとるわ
生きとるわ
又吉直樹
なかなか切り替えられない奄美モードから関西モードに切り替えてくれた作品。又吉さんのひいおばあちゃんは加計呂麻で有名なユタという巫女さん的な人やったらしい。又吉さんの大阪出身?ほんまに?と思ってしまうところは東京生活の長さなのかと思ってたけどカケロマルーツ的な部分からも来てるんだろうか。トーク力?切り返し上手すぎるかなり安定感のある芸人さんとしての印象が強すぎてどうしても「あの人が書いたもの」と読んでしまうけどやっぱり凄い。又吉さんの世界の見方が面白すぎるし、人より三層分くらい深いところまで掘り下げてるんじゃないかっていう。笑ってしまうポイントも絶妙すぎるし、人間のどうしようもなさ、可笑しさ哀しさ。。端々にあらわれる古着や音楽の趣味の良さ。個人的にはスナックのママも友希ちゃんも香織も好きなので又吉さんの描く女性キャラクターをもっと読んでみたい。この本読んでいる間だけ7歳の息子が異様に興味を示してこの川どこの川?とかどんなお話?とか帯指差して何て書いてあるの?とか聞いてきたので大きくなったら読んでみ〜と答えておいた。火花から10年、たいうことはたぶん息子が多感なお年頃を迎える10年後にはまたスゴイものをお書きになっていることでしょう。
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