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- 2026年4月5日
借りてきた収録されている宮地尚子さんのエッセイの文章がまさに、黒糖地獄の話を聞きながら感じるもろもろを言い表してくれている。 "迫る山、滝の流れ、夕暮れの太陽、暖められた風、潮の香り、波のしぶき、足裏の砂粒の感触。 私はそこで、加傷感と被傷感をもてあますことになる。 植民地主義を批判しながら、植民者に限りなくふるまいが似てきてしまう旅人としての加傷感。" そう、お気楽な観光旅行者で無邪気に海が綺麗だのなんだのはしゃいでしまう私になんなんや、とつっこみつつ、黒糖地獄によって潤った薩摩の諸々の恩恵をきっと受けているであろうガソリン価格が店頭で明示されていないガソリンスタンドでぼったくられても、個人でやってる良い人そうなおばあちゃんにぼったくられても黙るしかないのかもしれない。。しかし、2017年にも満島ひかりさん主演で映画化されてるなんてみんな島尾敏雄とミホさんの物語に何を見ているんだろうか。物語消費しすぎじゃないのか。ミホさんの日記はとても美文ではある。間違いなく。 - 2026年4月4日
読み終わったロケット基地のない種子島、世界遺産になってない屋久島、奄美大島。空港がなくて船で何日かかけて行くしかない、時代の奄美群島紀行。 奄美大島は山と山の間にちょこちょこと集落があって、今はやたらトンネルあるな、、と思いながら通り過ぎて行くだけだけどない時代はお隣に行くだけで山を越える必要があって、めちゃくちゃ大変だったんだろうな。ということがよくわかる。 徳之島まで来て旅を振り返る言葉が印象的。 "これまでの島は海と山とのわずかばかりのあいだに人は住みついていた。めぐってもめぐってもコップの底にたどりつくようで息苦しくも感じたものだった。けれどこちらの島では思いっきり深呼吸できる。" ものすごい手間のかかる大島紬作り、ソテツの実とか芯をめっちゃ時間かけて味噌にしたりお粥にしてたり、田んぼは食えんからやめちゃった、とか機織りが結構良い仕事になってるとか、今はまた違うだろうけどまだ伝統とかが残りつつ現代的になって行く過渡期っぽい話が興味深い。 著者は島ことばとか風習を収集したいけど島の人たちは著者の前では島ことば喋ろうとしないし、テレビ漬けになってたり。葬儀の仕方も昔ながらの葬り方をやめてわざわざ遠くからお坊さんに来てもらうようにしてたり。それに対して著者は憤慨しているのだけど 黒糖地獄の話を旅先で聞いた後に読むとなんとも言えない気持ちにはなる。 - 2026年3月22日
花ざかりの方程式大滝瓶太買った読んでるめっちゃ良い。半分くらい読んだけどめっちゃ良い。愛しさと切なさと、なんだろうこれは。文のリズム感も良いし軽さもありつつ理系的バックグラウンドからくる構造的なシッカリ具合ありつつの飛びっぷりと文学への愛と、、 表紙と中のイラストもこの作品群の世界観にピッタリすぎる。めっちゃカワイイ。帯文が池澤春菜さんとあかりんてのも巻末の河出から出てる世界文学作品の広告までピッタリすぎる。。 三宅香帆さんゲスト回以来たまに聴く吉岡里帆さんのラジオで知った富岡愛さんにハマったところなんだけど富岡さんの恋する惑星って曲がめっちゃ合う気がする。この曲好きな人はこの小説も気にいるのでは??〇〇賞みたいなの取るんじゃないのかな、取らんかな、取ってほしい。 - 2026年3月22日
ジム・スマイリーの跳び蛙マーク・トウェイン,Mark Twain,柴田元幸読んでるフィクリーのブックリストから買った作品。オモロイ。。既視感あるのは読んだことあるのか、これを真似してる人があまりに多いからなのか。オモロイから良し。 - 2026年3月22日
書店主フィクリーのものがたりガブリエル・ゼヴィン,小尾芙佐借りてきた読み終わった三宅香帆さんが九段理江さんとの対談で挙げられていた本。図書館で見かけて。ストーリーはあまり好みではない。都合の良い、ドラマとか映画にしやすそうなオハナシやなーという感じ。作者の方がシナリオライターさんらしくて納得。けど手紙文的ブックガイドの部分がめっちゃ良かった。しかし訳者さん、せめて紹介されている作品名は日本で流通してる邦題にしてもらえるとありがたいです。。 - 2026年3月22日
生きとるわ又吉直樹買った最近ハマってる海と灯台さんおすすめで買ってみた。toibooksさんの店頭に行かれている投稿を拝見して、又吉さんがtoibooksさんに行ってるっていうことが嬉しかったこともあり。ほんまに本お好きなんやなぁと。金とニンゲンがテーマってのがタイムリーに気になってたこともあり。プルデンシャル営業員による投資詐欺やらN社員による強盗放火殺人やらなんかこう、金にニンゲンが振り回される事件が他人事に思えない感じで起きていることもあり。まだ読んでないけど楽しみ。しかし文學界連載中ずっと「生きるとわ」やと思ってた。 - 2026年3月22日
カメオ松永K三蔵読み終わった - 2026年3月22日
カメオ松永K三蔵松永K三蔵さんのこのリアリティはなんなんだろう。人間がここにいる。不条理、なんかこうよくわからんものによってじわじわと追い込まれていく感じ、そして最後のカタルシス。これがデビュー作で次がバリ山行って飛躍がすごいなと思うようなでも根っこの部分はデビュー作からしっかりとあるんだなという。 - 2026年3月22日
新編日本幻想文学集成 第8巻内田百閒,別役実,堀切直人,夏目漱石,富士川義之,島尾敏雄,種村季弘,豊島与志雄借りてきた読んでる奄美行くから島尾敏雄を読もうとしつつ、死の棘は何度読もうとしてもなんか男のうじうじ感にイラッとしてしまい読めないので他のを読んでみようかと思って借りてみたら夏目漱石の作品の並べ方が最高すぎた。字組み?ブックデザイン的なものはよくわからんけどやっぱり分厚い単行本で、旧字に読み仮名大量についた漢字で読むのが最高だーーー。夏目漱石の部分だけのために買おうかな。そして島尾さんはやはり読んでいない。 - 2026年3月22日
E・A・ポー ポケットマスターピース09エドガー・アラン・ポー,桜庭一樹,鴻巣友季子読んでるゴールドピムの冒険を読みたくて。東京創元社さんの傑作短編集と繋がってる感じ。どちらも同じYouTuberアサヒさんが紹介されていたものだから当たり前か。こーゆーのが今の自分の気分かもしれない。10年くらい前の企画だけどもうこのお値段で同じことはできないだろうなっていう豪華な翻訳、編者。分厚さも最高です。 - 2026年3月22日
世界推理短編傑作集6戸川安宣読んでる「八マイルは遠すぎる」を読みたくて購入。八マイルは〜も、その他の作品もちらっと読んでみたらめっちゃ好み。よく考えたら子どもの読書から大人の読書への移変わり期に背伸びして読んだのがホームズだから、そりゃそうなのかも。20c前半の英国ミステリの名作色々。めっちゃ分厚いし収録されてる作品も豪華すぎる。 - 2026年3月9日
- 2026年3月1日
- 2026年1月20日
読み終わった奄美に行くので読んでみた。ベトナム、奄美、アフガニスタン。どういう組み合わせかと思いきやそれぞれの国のよくわからん生き物?のヘンテコ話を辿っていくとぜーんぶ「米軍の駐留」にぶつかるという!国防省とCIAととロスアラモスとNATOの特別顧問を務めたというアリグザンダー大佐の話なんて読んでると今、ドナルドトランプが主語になっているトンデモ米国話ももそもそもトランプとか関係なく元々米国ってそんな国だったなと思ったり。トランプは自分がどうみられてるか分かっててやってるのではないかと思う。。 陰謀論とかオカルト、心霊ブームとかも最近聞くけどいつの時代も人間はこういうものが必要なのでは、と。2009年発行の本だけどほんと、世の中あんま変わって無いかもなぁ。 - 2026年1月17日
10:04ベン・ラーナー,木原善彦読み終わったANTKINDの合間に読んでいた。訳者の方が同じだからか同時代の同じ場所にいる作者によるものだからかテーマが結構似てるなと。作中作があって虚構(フィクション)と現実を行き来する感じとか。今のアメリカの雰囲気とか。光、ニューヨークのビル群のネオンの描写、全体のリズム、韻を踏んだ文の連なりが心地良い読み心地。トピーカスクールよりこっちの方が好きかもしれない。 - 2026年1月14日
アントカインドチャーリー・カウフマン,木原善彦読み終わった年末年始かけて読んだ。本の雑誌25年12月号で「もっと短ければ、、」ってレビューがあったけど。最後には全部意味あったなと思えた。世界の捉え方が一変してしまうかもしれない、とんでもない本では。 章の数は「観るのに90日間かかる映画」てとことつながってるだろうし、これいるんかな?と言いたくなるような話が錯綜するのも「不可視な存在」の扱い方についてが結構大事な論点になってるところにも関係ありそう。 映画の人がわざわざ「書籍」と言う形で表現してるということ。書籍にはやっぱり可能性が無限にあるなと思わされる。チャーリーカウフマンの映画観たことあったり映画に詳しいとより楽しめるかも。 - 2025年10月25日
文藝 2025年秋季号文藝編集部戦後80年ということは「おじいちゃんが戦争に行っていた」という世代は今の30代前後で最後なのかな。私の祖父もそうだったけどやはり親族の中で独特の緊張感というか不協和音を放つような存在でだからこそ感じる「戦争」というものがあったわけだけどそれもだんだん薄れていくということなのか、、と思いながら読んだ。大前粟生さんや五所純子さんの「祖父の話」。綺麗事だけで終わらせない向き合い方が心に残る。 柴崎友香さん、村田沙耶香さん、町屋良平さんの短篇、三つともめちゃくちゃ怖かった。町屋さんの文章はなんだかネクストステージというか、新たな境地感ある。井戸川射子さんの書評読んで「生活」読まないと〜ってなった。 - 2025年10月22日
文藝 2025年秋季号文藝編集部 - 2025年10月15日
Schoolgirl九段理江読み終わった「schoolgirl」太宰治の「女生徒」をベースにした話だけど村上春樹の小説みたいだなと思いながら読んでいた。「女生徒」の語り手みたいな女の子が母になって娘ができたら?みたいなことなのだろうか。ふわふわした母と自称功利主義の娘との対比が面白い。 「悪い音楽」なんだかすごく好きなんだけどどういうところが?と聞かれるとうまく答えられない。語り口?九段さんて文章上手いんやなって思う。そしてさらっと出てくる音楽もセンス良い。アコーディオンでさらっとホワイトアルバム弾くとか。 - 2025年10月13日
女の子のための西洋哲学入門キンバリー・K・ガーチャー,メリッサ・M・シュー,三木那由他,安倍里美,山森真衣子,木下頌子,村上祐子,権瞳,横田祐美子,清水晶子,筒井晴香,西條玲奈,酒井麻依子,青田麻未,飯塚理恵,鬼頭葉子読み終わったどうして「哲学」するの?→「善く生きる」ため。→善く生きるってどういうこと? たぶん、一旦止まってでよく考えてみることが大事、てことなんだろうか。自分でよく考えてみる、思考のヒントとなるトピックが並んでいる。 「女の子のための」とついてるだけあって女性ならではの論点も。 ルグウィン とかアトウッド等フェミニズムではお馴染みの方々の作品が取り上げられていたり映画「ゴーストワールド」のワンシーンで論理学の解説をしてくれたり。 「問い」と「芸術」についての章は丸写ししてみたいくらい好きな文章だった。 問うということはそれだけで創造的な営みなんだそうです。
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