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- 2025年10月25日
文藝 2025年秋季号文藝編集部戦後80年ということは「おじいちゃんが戦争に行っていた」という世代は今の30代前後で最後なのかな。私の祖父もそうだったけどやはり親族の中で独特の緊張感というか不協和音を放つような存在でだからこそ感じる「戦争」というものがあったわけだけどそれもだんだん薄れていくということなのか、、と思いながら読んだ。大前粟生さんや五所純子さんの「祖父の話」。綺麗事だけで終わらせない向き合い方が心に残る。 柴崎友香さん、村田沙耶香さん、町屋良平さんの短篇、三つともめちゃくちゃ怖かった。町屋さんの文章はなんだかネクストステージというか、新たな境地感ある。井戸川射子さんの書評読んで「生活」読まないと〜ってなった。 - 2025年10月22日
文藝 2025年秋季号文藝編集部 - 2025年10月15日
Schoolgirl九段理江読み終わった「schoolgirl」太宰治の「女生徒」をベースにした話だけど村上春樹の小説みたいだなと思いながら読んでいた。「女生徒」の語り手みたいな女の子が母になって娘ができたら?みたいなことなのだろうか。ふわふわした母と自称功利主義の娘との対比が面白い。 「悪い音楽」なんだかすごく好きなんだけどどういうところが?と聞かれるとうまく答えられない。語り口?九段さんて文章上手いんやなって思う。そしてさらっと出てくる音楽もセンス良い。アコーディオンでさらっとホワイトアルバム弾くとか。 - 2025年10月13日
女の子のための西洋哲学入門キンバリー・K・ガーチャー,メリッサ・M・シュー,三木那由他,安倍里美,山森真衣子,木下頌子,村上祐子,権瞳,横田祐美子,清水晶子,筒井晴香,西條玲奈,酒井麻依子,青田麻未,飯塚理恵,鬼頭葉子読み終わったどうして「哲学」するの?→「善く生きる」ため。→善く生きるってどういうこと? たぶん、一旦止まってでよく考えてみることが大事、てことなんだろうか。自分でよく考えてみる、思考のヒントとなるトピックが並んでいる。 「女の子のための」とついてるだけあって女性ならではの論点も。 ルグウィン とかアトウッド等フェミニズムではお馴染みの方々の作品が取り上げられていたり映画「ゴーストワールド」のワンシーンで論理学の解説をしてくれたり。 「問い」と「芸術」についての章は丸写ししてみたいくらい好きな文章だった。 問うということはそれだけで創造的な営みなんだそうです。 - 2025年10月5日
別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)ベルンハルト・シュリンク,松永美穂読み終わった朝井リョウさんが出版区の本屋さんで買い物動画で紹介されていた本。墓場に持っていくレベルの秘密、後ろめたいことについて70代くらいの男性が人生を振り返るお話が多い。円熟した作家の円熟した作品、という感じ。 - 2025年10月1日
7トリスタン・ガルシア,高橋啓読み終わった久しぶりに壮大な読書体験。最近の本の軽量化、小型化に物足りなさを感じていた鈍器本ラバーとしてはたまらん読み心地だった〜〜 2013年、ギリシャショックをはじめとする南欧の経済危機の直後ぐらいにフランスで出版された作品であること、著者の年代(おそらく70年代に青春時代を過ごした?)などが色濃く反映されているのと、訳者解説によるとかなり色々な言葉遊び的な仕掛けや背景を知ってたら楽しめる描写がたくさんある、ということで味わいきれてない部分もたくさんあると思うけど 「老い」「信じること」「分断」等々は通底したテーマとしてある気がする。かなり皮肉の効いたユーモアがフランスの哲学者っぽい。 - 2025年9月24日
心の鎧の下ろし方三砂ちづる読み終わったフェミニズム的な話はチェックしてるけど松田青子さんのようなラディカルさには少しついていけない部分もあったりする。三砂ちづるさんはおむつなし育児で知り内田樹さんとの共著での母性的なものをしっかり肯定、むしろ男性が母性的なものを身につけることが社会がより良くなってみんなが幸せになるために大事なのでは、というお話をされていたのに強く頷いてしまったことがある。今回の本では仕事をしていることだけが社会に出ていることではないこと、学び続けることで周りを支え幸せにできる人になれること、等 いろんな立場の人を肯定してくれるお話に背中を押される。翻訳できないブラジルの言葉タレフェイラ、言われたことしかできない人、の話も印象的。近代社会に染まりきっていないラテンアメリカの強靭さ。 - 2025年9月20日
推し、燃ゆ宇佐見りん読み終わったとうとう推し活沼に足を踏み入れてしまった今日この頃。自分を客観視するために朝井リョウさんの新刊を買おう!と思い、その前に積んでたこちらを今更読了。 思春期の、まわりにどんどん取り残されていく感じ、何から手をつけて良いかわからないくらいどんどん自分が動けなくなっていく感じがもう、つらい。その中で背骨として唯一自分のよってたつものであったはずの推し活までもが揺らいでいく、、自分がやってきたことが全て崩れ落ちたとしても、そこからまた歩き始めるしかない。 推し活って相手が自分の行動についてどう思うかを考えなくていい、自分を客観視する必要がない。すごく「ラク」な逃避なんだろうな。ただ、人生客観視しすぎも面白くないし、ちょっとくらいの勘違いは前に進むために必要なのでは〜?資本主義にやられすぎない程度に楽しめる距離感を掴めるようになりたい! - 2025年9月14日
ぼくがエイリアンだったころトンマーゾ・ピンチョ,二宮大輔読み終わった読んでる翻訳文学紀行のヘビの話が心にひっかかりまくっていたトンマーゾピンチョさん。即買い。で、ちょっと読んで積んでたけどニルヴァーナ久しぶりに聴いたりしてたので続きを読み始めた。 元ネタのトマスピンチョンは未読だけどこのアメリカの終わってる都市の不穏な感じとカートとカートの手紙の組み合わせの組み合わせがたまらん雰囲気 - 2025年9月14日
独自性のつくり方田村正資最近ちゃんみなのオーディション番組を観ている。気になったのがちゃんみな何回「自分に自信を持って」って言うんやろってこと。みんな十分に歌って踊れてすごく頑張ってるのに。それぐらい今のSNS当たり前で育った世代の子たちは人と比べすぎているんだと思う。 というわけで今の気分にぴったりすぎるし田村さんのトークイベントも面白かったので読むのが楽しみ。 - 2025年9月11日
きのこって なんだろう?小林路子買った - 2025年9月11日
きのこって なんだろう?小林路子読み聞かせ - 2025年9月10日
- 2025年9月9日
独自性のつくり方田村正資読んでる - 2025年9月9日
山の木、とどけ!キッチンミノル読み聞かせ - 2025年9月8日
14ひきのおつきみいわむらかずお読み聞かせ - 2025年9月8日
- 2025年9月8日
転の声尾崎世界観読み終わった - 2025年9月8日
生物と無生物のあいだ福岡伸一読み終わった
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