
さがわ/広告会社の採用人事
@tkmsgw76
2025年1月31日

会社はあなたを育ててくれない
古屋星斗
読み終わった
読書メモ
📌「寄り道」と「近道」で働き方をデザイン
キャリア形成に必要な負荷や経験をどう手に入れるべきか、過去の体験を意味付けしていくか、新しい時代の「安定志向」を体現するためのヒントが盛りだくさんでした。
✅読書メモ
・社会人がこれから歩んでいく職業人生(キャリア)に必要な負荷が、会社や職場から自動的には提供されなくなった。
・若者の期待や能力に比して成長できる機会や経験が乏しい「ゆるい職場」が生まれた。
・職場にいる時間が短くなったことで、個人の経験の差が生まれるようになった。
・2015年の若者が10年で獲得できた知見を得るのに、現代の若手は15年かかることになる。
・知見やスキルを身につけて職業社会の波を乗り越えて、豊かなキャリアを作っていくことが「新しい安定志向」
・「ありのままでいたい」と「なにものかになりたい」はの両立は、キャリアの初期(専門性が未確立)の時点ではほぼ不可能。
・働き方のデザインにおける「努力投資」は、自らの専門性や知見、経験の希少性を高めるプロセス。
・過去のキャリアは「意味付け」により価値を変えることができる。
・キャリア形成の能動的な姿勢は就職直後が最も高く、段々とキャリアに関する行動や情報取得をしなくなっていく。
・若手社会人にとっては越境や大きな行動よりも、今「小さな行動」ができているか否かが大切になる。
・キャリアは一筋だけが正解ではなく、同時並行で進む複数の集合体で捉える方が豊かになる。
・キャリアが自律的であるほど、意図的に偶発性を避けてしまう傾向がある。
・あえて「在職する」という選択も、キャリア形成における重要な意思決定のひとつ。
・希少性の高い「辞めない理由」を見つけることが、この先のキャリア形成の重要な軸になる。
・キャリアの近道のために「あえて努力量を下げる」選択も肯定的な意味がある。
・焦りやキャリア不安は全く悪いことではなく、不安の範囲が広がることは自分が変化している証拠。
