会社はあなたを育ててくれない

24件の記録
- しお@landscape_2025年3月22日読み終わったタイトルに「それはそう」と思って読んだ。業務時間外の勉強とかについての本かと思いきや新時代のキャリアデザインの本だった。 大きなアクションを起こすにはスモールステップの積み重ねで、過去の小さな行動はキャリア観の変化を通じて大きなアクションを促進しているということに納得した。 しかしこの本のキャリア獲得の論拠としている1万時間の法則ってどこかで否定されていなかったっけ?
- さがわ/広告会社の採用人事@tkmsgw762025年1月31日読み終わった読書メモ📌「寄り道」と「近道」で働き方をデザイン キャリア形成に必要な負荷や経験をどう手に入れるべきか、過去の体験を意味付けしていくか、新しい時代の「安定志向」を体現するためのヒントが盛りだくさんでした。 ✅読書メモ ・社会人がこれから歩んでいく職業人生(キャリア)に必要な負荷が、会社や職場から自動的には提供されなくなった。 ・若者の期待や能力に比して成長できる機会や経験が乏しい「ゆるい職場」が生まれた。 ・職場にいる時間が短くなったことで、個人の経験の差が生まれるようになった。 ・2015年の若者が10年で獲得できた知見を得るのに、現代の若手は15年かかることになる。 ・知見やスキルを身につけて職業社会の波を乗り越えて、豊かなキャリアを作っていくことが「新しい安定志向」 ・「ありのままでいたい」と「なにものかになりたい」はの両立は、キャリアの初期(専門性が未確立)の時点ではほぼ不可能。 ・働き方のデザインにおける「努力投資」は、自らの専門性や知見、経験の希少性を高めるプロセス。 ・過去のキャリアは「意味付け」により価値を変えることができる。 ・キャリア形成の能動的な姿勢は就職直後が最も高く、段々とキャリアに関する行動や情報取得をしなくなっていく。 ・若手社会人にとっては越境や大きな行動よりも、今「小さな行動」ができているか否かが大切になる。 ・キャリアは一筋だけが正解ではなく、同時並行で進む複数の集合体で捉える方が豊かになる。 ・キャリアが自律的であるほど、意図的に偶発性を避けてしまう傾向がある。 ・あえて「在職する」という選択も、キャリア形成における重要な意思決定のひとつ。 ・希少性の高い「辞めない理由」を見つけることが、この先のキャリア形成の重要な軸になる。 ・キャリアの近道のために「あえて努力量を下げる」選択も肯定的な意味がある。 ・焦りやキャリア不安は全く悪いことではなく、不安の範囲が広がることは自分が変化している証拠。