パン·オ·ショコラ "御社のチャラ男" 2026年4月19日

御社のチャラ男
文芸誌GOATの編集長おすすめのお仕事小説。 オイル、ビネガーなどを扱う地方の小さな会社、ジョルジュ食品。社長のコネで入社した三芳部長は、社内で密かにチャラ男と呼ばれている。そんなチャラ男のまわりの人々が語る話から見えてくる、この社会を浮き彫りにしたような現実。 ジョルジュ食品の社員らの語りは、生々しい。本書は食品会社だけども、あ~分かる、こういうとこある!という分かりみが逆に辛い。タイトルがチャラ男なので、ライトな物語かと思いきやけっこうグサグサくる。でも、みんな「それがどうした」精神で私たちは、今日もこれからも生きていく。 『さっさと制して帰りたいのだ。秒単位でかまわないから休みを長く確保したい。  "弊社のチャラ男、      樋口裕紀(24歳)による"より』
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved