虚月はる "水中の哲学者たち" 2026年4月19日

水中の哲学者たち
哲学研究と並行して、学校や企業などさまざまな場所で哲学対話を行っている方のエッセイ。 タイトルに惹かれて手に取ったのだけど、買って大正解だった。 実際に行ってきた哲学対話に関するエピソードがどれも本当におもしろい! 私も哲学対話をやってみたくなった。 人と異なる意見を持つこと、自分の考え方が変わっていくことに対しての抵抗感を薄めてくれた。スッと心が軽くなって、新たな気持ちで世界を見ることができるような気がする本だった。 【好きな箇所抜粋】 P.106 「待つ」ことはつらい。ただし「待たされること」を「待つこと」に捉えかえすとき、それは決断と主体性を帯びたものになる。「急ぐ」ことを拒否する態度になりうる。待つことは、目を覚ましていることだ。苛立ち、焦りを感じながらも、それを注意深く拒むことだ。 P.116 たとえ問いに打ちひしがれても、それでも問いとともに生きつづけることを、私は哲学と呼びたい。 P.131 「は?(驚異) マジで?(懐疑) つら(喪失)」から哲学は始まるのだ。 P.190の「ただ存在する運動」のエピソード P.254からP.259までの砂場のエピソード
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