
はな
@hana-hitsuji05
2026年4月19日
アンデル2
中央公論新社
まだ読んでる
ケアドール
自分が奇跡的に長生きした場合、ケアドールのようなロボットを近くに置いて、倒れた時だけ救急車呼んでほしいなと思うことがある。
それに、人生の分岐点がどんどん分かれていった友達に些細なことをすぐに話せなくても、未来ではこういう人工知能が私の話し相手になりそうな予感でいっぱい…。生身の人間はみんな忙しそうだし、感情を誰かのために使うことには体力がいるから。
主人公の娘の雰囲気に、昔いちどだけ観た「東京物語」という小津安二郎の映画を思い出した。
家族って言葉からステレオタイプの完璧な調和の取れたイメージが浮かぶの、本当に厄介だ。血の繋がりとかいうけど、どうなんだろう。別の人格を持っているという時点で、肉親であっても他人なのでは。
打算的だったり冷たい人がいたとしても、多分そういう方法で自分の人生を生き抜こうとしているんだなと思う。
親なんだからもっと優しくしてあげてとか、逆にいい親じゃなかったんじゃとか、親子どちらかの肩を持つように、瞬時にそういう風には見れなかった。
「おっしゃる意味が認識できません…」
柚餅の甘さ、優しさ
小さな子どもに丁寧に話しかけると、丁寧に返してくることがある。
接客スキル高い人って、相手に対して丁寧な態度を変えずに応対するから、その姿勢に尊敬が生まれる。
その時だけの相手に対する接客という一瞬の出来事として物事を見ていなくて、その人の記憶や周囲の人に自分が残すかもしれない影響力も自覚して視野に入っているように感じる。
こういう偉人伝とかに全くかすりもしないような市井の人の偉大なエピソードほんと好き。
いつかどんな自分が、誰の心に居座り続けるのだろうかな。






