
こたつ
@pgrpgar
2026年4月20日

八本脚の蝶 (河出文庫 に 12-1)
二階堂奥歯
読み終わった
読むことで心を癒してくれる種類の本ではない。むしろ心の真ん中にぐさりと楔を打つような本だと思う。でも同じところに傷がある人にとってはそれが救いになるのもわかる。強い祈りの本でもある。
2003年に入った頃から読んでいて苦しくなってきた。文章は美しいけど書いてる趣旨はどこまでも生々しく人間臭いと感じた(まるで三島由紀夫や川端康成のようだ)。だからこそ発刊から20年経つ今でも人を惹きつけるのだと思う。

