Libro
@erika0326
2026年4月20日
インビジブルレイン
誉田哲也
よかった。このシリーズを順番通り読んでいないのは、姫川の一人称が苦手だと思っていたからだ。彼女が一人称で内省を語るときの違和感が読みづらいと思っていた。しかしながら、この作品は良かった。大人の恋愛も絡み、その年代の男女らしい甘すぎないけれど、熱く年齢に関係なく恋する気持ちがリアルに描かれていた。警察小説の定番テーマでもある組織と個人の葛藤も、組織への希望を残した終わり方も印象的だった。内容は暗いながら、読後感はすっきりとしていた。