余白の茜 "喫茶おじさん" 2026年4月20日

余白の茜
余白の茜
@Akane2block
2026年4月20日
喫茶おじさん
喫茶おじさん
原田ひ香
札幌に一泊2日で旅行へ行った。帰る途中に寄ったすすきののジュンク堂で購入。 暇つぶしに、と思って読み始めたが、面白くて飛行機と帰りの電車で読了。 主人公は喫茶店巡りを趣味にする、55歳の、優しそうな(私の印象)普通のおじさんだ。そのおじさんが早期退職をして、カフェをやってみたもののダメで、妻からも離婚を切り出されたり、前の妻のやってる料理屋に行ってみたり、娘の外泊を心配したり、親友と腹を割って話したりする。 私は20代女独身なので、この小説の主人公とは境遇は全く似ていないのだが、なんか、共感するところが多かった。うーん、言語化できないんだけども。考え方というか、考えているようで考えていないところとか、人が良いのか鈍感なのかよくわからないところとか、自分にも思い当たる節が多かった。おじさんが最後喫茶店を開けて、よかったなぁと沁みた。 この主人公、妻から離婚を切り出されたのに、喫茶店で美味しいコーヒーと食事が出てきたら気持ちを切り替えるのが早すぎて面白い。たまごサンド食べたくなった。
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