ゆるふ "天皇への敗北―シリーズ哲学講..." 2026年4月20日

ゆるふ
@yuruF
2026年4月20日
天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)
「本書を上梓するにあたり、私はいつも以上に緊張している」とある著者の緊張感が活字を通して伝わってきて、新書とは思えない重みがある。著者の言う通り、基本的人権の飛び地として天皇個人を捉え、昭和天皇の戦争責任を問うことは、日本の戦後が抱えてきた加害の忘却と曖昧な被害者意識を解消するきっかけになるかもしれない。「天皇への敗北」は、憲法を守るために天皇に頼らざるを得ない日本国民の窮状を指しているが、もしこれを本気で乗り越えようとするなら、憲法第1条を改正論議の俎上に上げなくてはならないのではないか?と考え始めた。
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