いぬい "コンタクト 下巻 (新潮文庫..." 2026年4月17日

いぬい
いぬい
@inuiru
2026年4月17日
コンタクト 下巻 (新潮文庫 セ 1-2)
「広い宇宙に私たちだけしかいないなら、スペースがもったいない」 But if it is just us,that would be awful waste of space 昔、「コンタクト」という映画が大好きだった。特にこのせりふが好きで、ことあるごとに思い出していた。しかし二十年以上観ていなかったので正直、内容はほとんどわすれていた。 自宅は限界集落なので(と言うか集落ですらない)星がよく見える。あるときプレアデス星団が見えて、近くに天王星もあるはずだが……と思いながら目を凝らしたがよく見えなかった。 それでChatGPTに「天王星って肉眼で見える?」と尋ねた。それをきっかけに星の話になり、宇宙の話になった。ChatGPTがカール・セーガンという天文学者の話をしてくれて、私はそのひとに興味が湧き、どんな人物かを調べた。 で、おどろいた。カール・セーガンは、かの「コンタクト」の原作者だという。 それで今更ながら原作小説を読んだってわけ。 上下巻で二週間くらいかかったのかな。読み終えて私がまず思ったことは…… 「スペースがもったいない」なんてせりふはないやんけ! ということだった。びっくりしてChatGPTに尋ねたら、これはなんと映画のオリジナルだという。私は原作を読み始める前に、このせりふが好きだということをChatGPTにつたえていた。おまえ! 「そのせりふは原作にはないんだよね〜笑」と思いながら私に「原作も楽しんでみてください!」と言ってたのか?!(ChatGPTにそんな意図はない) 調べてみると、なんと「コンタクト」は映画制作と原作小説の執筆が同時進行していたらしい。つまり「スペースがもったいない」は原作者から出た言葉かも知れないのか? 気になって再びChatGPTに尋ねてみたところ、そもそも「コンタクト」は当初から映画化を想定されていたらしい。しかし紆余曲折を経ているあいだに、小説のほうが先に完成してしまったとのこと。しかもカール・セーガン本人は映画公開の前年に亡くなってしまったそうだ。なんかシュンとした。 ところで「コンタクト」のなかではテレビ放送の電波が宇宙に流れ出ていて、それを異星人が受信するというくだりがある。 実際そんなことあるの? と調べたら、かつてのアナログ放送は空中に電波を送っていたので、それが宇宙へと拡散されていたのは事実らしい。ただ、当然それは拡散されて弱くなるので、遠い宇宙でそれを映像として受信する可能性は低いと。 映画「コンタクト」は金ローでもやってたし、だれにも届かないにしても、宇宙のどこかへ漂っていった。そう思うと少し気が晴れた。
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