三井 "楽園の楽園" 2026年4月21日

三井
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@0047ab_reads
2026年4月21日
楽園の楽園
楽園の楽園
伊坂幸太郎
《特設サイトより》 これはユートピア小説か、ディストピア小説か? 大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などが立て続けに発生し、世界は急速に混乱に陥った。これらすべての原因は謎の人工知能『天軸』の暴走と考えられた。五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗の選ばれし三人は、人工知能の開発者が描いたという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、暴走する『天軸』の所在を探る。旅路の果てには、誰も想像できない結末が待ち受ける。 《感想》 人間は、終わりに向かっているんじゃないかと思う。 最近やたらそう思うから、しっくりくる作品だった。 人間は解釈が好きで物語が好き。人間が発展してきた要素としてこれは一つ重要なことだと思う。しかし、現代は色々な物語が蔓延っており、それを簡単に知ることができることで自分の価値判断が揺らぐようになっている。正解なんてない生き方に正解を探したり、周りと比較したりする。 停電やウイルス、飛行機の墜落事故など、人間は起きることに物語を考えてしまうけれど、本当はそんな物語なんてないのかもしれない。または、人間が考えたものではない、人間の理を超えた物語が裏でどんどん進行しているのかもしれないと思った。
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