楽園の楽園
140件の記録
𝘴𝘩@____livre9232026年4月4日読み終わった借りてきた「物語は因果関係の宝庫だから。ウケるよね」(p39) わたしたちは楽園から始まった。(p76) . 人工知能が世界を支配し始めているこの世の中で、時間をかけて世界を創ってきた自然はどうなるのか。どうするつもりなのか。ずっと此処は楽園だった。天災を繰り返しながらも残り続けてきた。 本来、人は入るべき処じゃなかったのか。これからも諍えもせず転がされるだけなんだな、と。 天国も地獄も楽園も、人が軽々しく覗けるものではないんだな。



トロ@tontrochan2026年3月10日読み終わった@ カフェ積読状態だった伊坂幸太郎先生の短編。100Pにも満たないのでサクッと読んでしまいました。 楽園とは、ディストピアか、ユートピアか。 ヒトが何かに理由を求めるのは、その背後に物語があるからで、今ここでこうしてこの本の感想を書いている私も、自然の知能に動かされているのかも。 自然の、ごくごくありふれた選択の連続と連鎖であってもそうなるように出来ている。ヒトだけが、ヒトが世界の中心にいると思い込んでいる───というのは、言い得て妙なのかもしれない、というのが今一番残っている感想です。皮肉ではなく事実そうなのだと思ったのがその証拠です。参考文献に出てきた井伏鱒二の【山椒魚】を、いつか読んでみたいですね。 先生の過去の著作、【クジラ頭の王様】にも挿絵がありましたが、この本に至っては、原初の美しさや風景、原初の楽園というのは、ヒトの想像の領域には到底収まらないような、未知で尊いものであるという暗喩だと捉えています。死ぬ前の光景はこれがいい、ではなく、これしかないのだ、と思うと悲嘆とも幸福とも言い難い気持ちです。 短編ならではの残酷さが良かったと思います。

橘海月@amaretto3192026年3月8日読み終わった絵本のような装丁と挿絵、あるかどうかもわからない“天軸”へ、先生に会うために向かう三人。聖書のような童話のようなとりとめのない物語は、人工知能であるAIと人間との戦いから、自然の知能いわばNIと人間との関係性に辿り着く…。美しい表紙からは予想外の辛辣な結末。 感覚的に短編に近いが、著者ならこれでもう少し長編を書けたのではとも思ってしまう。若干読み足りなさを感じた。三人の登場人物のうち、一人にしかスポットが当たっていないので、後の二人の過去や生い立ちも読みたかったなという印象。 #book

はるね@harune2026年1月27日読み終わった短くて文章そのものは読みやすいのでさくっと読めたけど、充分に理解できていない。何度か読んだほうが良さそうだなと思った。独特の世界観があって、久しぶりに一風変わった読書体験ができた。


chilly@chirirurirariru2025年12月9日読み終わったなーるほど。これを読んだらNI求会を設立したくなるよな〜 何でって理由を求める事は正しい事だし、調べたりして知ろうとする努力を怠ることは怠惰だって思ってたけど、何で起こってるのかわからない事に恐怖を感じて、それを払拭するための行動なのかもな。 アーティフィシャルとネイチャーが相対するものなのに、同じような方法で異物を排除しようとするのはどちらも生き物が作り出してるものだからかなー、とか。



white bird@shiawasenina__re2025年10月17日読み終わったひょえーーーー?へぇーーーーー?えーーーーー! みたいな言葉しかでなかった 最終的になに、この人、こわいとなった、もちろんいい意味でです(大好きです) わたしたちヒトが、ヒトが世界の全てだと思い込んでいるだけ ヒェーーーーーーです。

ぱきら@pakira8ibitu2025年8月22日読み終わった借りてきたするする読めて面白かった。植物にまつわるお話しは鈴木光司さんの「ユビキタス」などを読んでいたので何の抵抗もなく受け入れられたし、実際そういうこともあるかもなと思っている。


Kioku@noir142025年8月16日読み終わった長めの短編?中編⁇ なのだけど、伊坂節や凝った装丁などで満足度は高い。ここ10年のウイルスのパンデミックや地震や大雨による気象災害、実はこんなことが原因だったのでは…というお話。人間は物語が大好きで事象に原因や理由をつけたがるというのがテーマで、この小説がそういった災害などを語る物語となっている。YA文学としてもおすすめ。
yam 2@moon_99hak2025年7月28日読み終わった(🫱ほんタメ) 「五十九彦と三瑚嬢と蝶八隗が天軸を目指す話」って聞いただけでふへへと思っちゃったね。挿絵の三人組がとても可愛くてポストカードにして飾りたいくらい。
さおり@prn9909082025年7月27日伊坂作品の寓話感というか現実から少しだけ浮いたところにある空気感がとても好きです.それでいてふと差し込まれるフレーズがグサッと刺さるものがある.大切なことほど軽やかに伝えるべきなんだ、という重力ピエロの言葉が今でもずっと頭の中にあるし、この「楽園の楽園」での「悲しみと後悔をいっしょくたにしないほうがいいし、不満と怒りは切り離したほうがいい」「気に入らない相手だとしても、憎んではいけない。厄介な相手も、敵とは限らない」という言葉はまるでもう「今」に向かって投げかけられているみたいだな、と思った.一番ハッとしたのは、「科学だけが、物語に対抗できた。でもそうすると今度は、物語を成立させるための、偽の科学が出てくる。これからはずっとその争いだろうね」というところです.




fuyunowaqs@paajiiym2025年7月8日読んだ発売前から気合いの入ったキャンペーンで話題になっていたし、書店では派手な全面箔が際立つのでどうしたって目を引いた。美しい装丁はやはりアルビレオ。文字組み、とくに本文フォントが物語に合っていてよかった。 冒頭で「人間の三大欲求」に触れた箇所を読んでがっかりさせられたが、その印象を忘れるくらい器の大きな作品だった。広がりがあって、深く沁み入るような、穏やかな短編。コンパクトな文庫版が出たら、非常用持ち出し袋に入れたい。 作品の内容とは無関係の感想だが、巻末に挙げられた参考文献が5冊しかなくてびびった。西遊記もない。作家ってこわい職業だなと思った。 以下24ページから引用。 "「さあ。ただ、確かに感情はごちゃまぜにしないほうがいいのは確か。悲しみと後悔をいっしょくたにしないほうがいいし、不満と怒りは切り離したほうがいい」"
葉っ@leaf_0332025年4月30日読み終わったひとつもわからなかった。 私ユーモアゼロの頭だから、誰か説明して😂 こういうのをちゃんと理解して、何かに喩えられる人って もっともっと本を楽しめるんだろうなって思う。🐇
ロッタ@rotta_yomu2025年4月11日読み終わった主人公五十九彦(ごじゅくひこ)と仲間の蝶八隗(ちょうはっかい)と三瑚嬢(さんごじょう)は「転軸」を探す旅に出る。 伊坂さんらしいちょっとひねくれた西遊記へのオマージュ?わたしは西遊記の内容をまったく知らないのでどこまでなぞられているのかはわからない。 100ページちょっとの薄さとカラーの美しい挿画は大人の児童書(変な表現〜)みたいだと思った。 AI(人工知能)、ヒト、アダムとイブ 伊坂さんの危機感?警鐘?が物語に込められているのかなあと勝手に想像したんだけど、漠然と感じるもうどうすることもできないのではないかという思いは、ヒトに待っている未来のひとつなのかもしれない。 それでもわたしはいつか伊坂さんに、ヒトに未来はあるとヒトの未来だって美しいとほらみてごらんと、思いっきり楽しく壮大な嘘で夢をみさせてほしいと願う。 伊坂幸太郎といえばの懐かしい喋るあの人(?)も出てきたよ!あとそろそろ伊坂さんの長編が読みたいですよね。ね!
tomo015123@asayou2025年4月6日読み終わった伊坂作品に期待する巧みなストーリーテーリングを逆手に取った短編といえるのでは。物語はクライマックスから始まり魅力的キャラクターの活躍はダイジェストで流される。物語という巨大な構造を荘厳な自然で圧倒する様は気持ちが良い。

しおり@Kaffee58882025年2月11日読み終わったこれは、まさしく「楽園の楽園」だ。 御伽話、と表現して仕舞えばもうこの作品を表しているようなものだ。この物語をユートピアか、ディストピアか、読んだ本人だけが判断ができるだろう。自分にはどうだろうか、ユートピアなのかもしれない。それがあるべき姿なのかもしれないなんて思った。人間なのに。 どこまでも綺麗で皮肉が効いていて短いながらもかなりの満足感を感じた。 人間は物語を求めている。 何にでも意味を、理由を、原因を求めている。いや、あると、”思い込んでいる”。
たなぱんだ@tanapanda2025年1月29日読み終わった感想ネタバレなし単行本ながら100ページほどの短編。ファンタジー的な要素を織り交ぜつつ、大規模停電やパンデミックによって混乱した世界を描いたSF作品。 設定は長編小説向きな気がするし、読後すぐは「これは長編で読みたかったかも...」という印象を持った。ただ、作品全体がメタファーに溢れていて、寓話的な作風をとっていることを考えると、「大人向けの絵本」としてコンパクトに仕上げたのも納得できる。この点は評価が分かれる気がする。 いずれにせよ、いつもの伊坂作品のような即効性のある面白さというより、何度か読み返しながらじっくり咀嚼したい作品だと思った。 ちなみに、「伊坂幸太郎デビュー25周年記念」と銘打ってるだけあり、デビュー作の『オーデュボンの祈り』を想起させる記述とかもあったりして、ファンサービスはしっかりしてる。 本の造りが美しいので、(買うかどうかは別として)書店で見かけたらとりあえず手に取ってみて欲しい。これは買うなら絶対に紙版だと思う。
*はな*@have727482025年1月26日読み終わった伊坂さんの作品で悟空に会うのは2回目かな? 本自体は薄めでサクサク読みやすいんだけれど、内容はしっかり濃くて、人間としてとても考えさせられるお話。












































































































