ちーさん。 "春のこわいもの" 2026年4月21日

春のこわいもの
春のこわいもの
川上未映子
初読み作家さん。 想像していた仄暗さの話ではなかったけれど、話によっては共感できるところがちょこちょこあって読み進められた。 感染症時代の、6人の話。 短編作みたいな形だけど、それぞれの話からはひたすらに孤独を感じる部分が多かった。 誰かと一緒に暮らしていても、友達といても家族といても根底にうっすらある独りよがり。 特に女性が女性に感じる罪悪感と、一種の優越感が上手く文章にされてて読んでて心が持ってかれそうになる。 春に感じる、言い知れぬ仄暗さをひとさじ足した作品。
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