図書館マン "そもそも交換日記" 2026年4月18日

そもそも交換日記
そもそも交換日記
土門蘭,
桜林直子
文章はスイスイ読めたけど、結構本が分厚くて350ページ読むのに時間を要した。 1年間(月に1通ずつ)交換する、ゆるりとしたペースだけど、ここまで日記が貯まって一冊になると宝物だし貯金だなと思った。 表紙のリンゴは直子さんの娘さんが描いたものらしい。赤く瑞々しく実る林檎は壁に飾りたくなる芸術性があって、見ていてふと元気を貰う。 蘭さんと直子さんが交換日記で価値観を共有し合い、互いが大切にしているものの違いを自覚して、話し合う様子にケアを感じた。 ただ覗き見てる第三者としては、お互いがお互いのことをすごく尊重してるのが伝わってくる。東京と京都と、対面では会って話すことの少ない二人だが、だからこそ丁寧に説明しているんだろうなって。 でも読者が除け者にされるような書き方でもなくて、二人が互いのことを考えてる様子を受けて、「そういう風に考えてるのか」「そういう風に考えればいいのか!」と発見を貰える部分がいくつかあった。 旅先とかで読みたい本だな。
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