なかちきか "マレー素描集" 2026年4月21日

マレー素描集
マレー素描集
アルフィアン・サアット,
藤井光
初めて読んだシンガポール文学。シンガポールのことをほとんど何も知らないということを思い知らされた。特に、シンガポールに生きるマレー人について。 超短篇集と言っていいくらい短い作品が多く、登場人物の抱える悲しみやもやもや(時々しあわせもあるけど)を、読者は引き受けなくて済む楽さがある本だ。それでも、シンガポールの見方が変わった。 差別、貧しさ、諦め、葛藤などが描かれているけれど、優しいまなざし。キアロスタミの映画みたいな。
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