あおたむ "クスノキの番人" 2026年4月21日

あおたむ
あおたむ
@aooimmo
2026年4月21日
クスノキの番人
【感想 ネタバレあり 自分用】 家族にまつわる良い話だと思った。 私的に1番刺さったのが、大場家の話。 藤一郎はほんとにできた人だなと思った。 それと同時に、こんなに大事にされても血縁がなければ受念できないという、シビアなものだと思った。 血縁ってすごくややこしくて、滋賀の家にいた時に嫌というほど感じたし、その時は幼かったのもあって、長男である弟の方が少しだけ優遇されてるのを感じたり、母親が部外者のような扱いを受けてたのを目の当たりにしたり、とにかく嫌なイメージが強かった。でも今は、逆に血縁でしか父との繋がりがなくて、それでしか親子であった事実を感じられないから、厄介で、でも深いなあと思った。 藤一郎の、「どの道のどんな男だって、女房の産んだ子が自分の子かどうかなんて分からない。みんな、ただそう信じているだけだ」という言葉は新鮮だった。でもその通りだと思う。でもやっぱり、血ってすごくて、どんなに可愛がって我が子だと疑わなかった子が、実は自分と血が繋がっていないって分かったら遠く感じるようになったり、逆にどんなに離れていて関わりがなかったとしても、血の繋がりがあるだけで他の人とは比べものにならないくらい情が残っていたりするものだと思う。 認識の問題でしかないけど、その認識が及ぼす影響は絶大だと思う。 玲斗と千舟の関係性も良かったし、孤独な者同士、これからも支え合って生きていてほしいなと思った。
クスノキの番人
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