
amy
@note_1581
2026年4月21日
従順さのどこがいけないのか
将基面貴巳
読み終わった
感想
従順であることはとても怖い。従順であることとはすなわち「あなたの好みになりたい」ということであり、それは精神的奴隷である。
波風を立てないこと、異議申し立てをしないことを良しとされる組織やコミュニティにおいて従順であることは大変に美徳なことではあるが、はたしてそれは本当に良いことなのか。
著者が人がなぜ服従してしまうのか、日本人に根付く間違った忠誠、決定されたことに対して「仕方がない」と納得すること、では私たちは「何に」従うべきなのか、どうすれば従わないでいられるか、不服従の覚悟とは
並べ立てるとぎょっとしてしまう内容に思えるが、その中身はいかに自分が自分であることを守るか、それが自分たちの生活や生き方を守ることになるかを丁寧に、明快な言葉で解説してくれている
あとがきにも記されていたが、若い世代に向けて政治のことを伝えるつもりで書いたとのことだった。文章の平易さとは裏腹に中身が大変に濃く、また暴政の定義がまさに現在の日本の状況そのまんまでうなだれそうになってしまった
従うなら権威にではなく、自分のなかの良心や倫理や道徳に従いたい




