イネイネ "儚い羊たちの祝宴" 2026年4月22日

イネイネ
イネイネ
@ah-ineine3
2026年4月22日
儚い羊たちの祝宴
背筋が凍るようなサスペンス小説短編集。 お嬢様とお付きのメイドの、本を通しての姉妹のような百合のような妖しい交流?にドキドキしていたら「ただの憧れなら許したけれど、恋愛感情を抱かれていたから」殺してしまったというまさかの動機に戦慄し、名家の当主を退き弟に家督を譲った兄を殺害することとなったメイドの心情を理解するのが難しくて頭を抱え、バベルの会そのものの存在に一種の信仰宗教的な狂気が潜んでいる可能性について訝しみ、あらゆる方向から楽しめた一冊だった。正統派ミステリ小説ではないと思うけれど、どの話も何となく不気味な読了感があり不思議な本だと思う。
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