儚い羊たちの祝宴

7件の記録
凪@nagi2026年3月22日読み終わった借りてきたネッ友のお気に入りらしく。 正直米澤穂信は全く読んでいなくて、完全に偏見だけで氷菓アニメの印象(これも見ていない、ビジュアルチラ見)と、スイーツ名が入ったタイトルだけで日常ミステリばかりと思っていた。 反省。 本の装丁からももっとシックな感じで、表紙の騙し絵ぽいスピンがお洒落。 ゆるく繋がった五篇の短編集?で、最初の話のオチからゾワっとしてとても良かった。 二つ目からは流れが読めて最初ほどの衝撃は無かったけど、一歩間違えば落語のオチの「お後がよろしいようで」みたいな感じになりそうなスパッと言葉で落とすところを、文章の力と雰囲気でダークな空気を保って読ませるのが良かった。 そこから一つ二つ、と読んでいくとなんとなく「こういう流れね」と見えてきた。 特に三つ目が「多分こうだろうな、でもそこまではありきたりだからこの辺り着地かな?」 と経過はともかく終わりは大体読めたのが少し残念。 皆さん上流階級の設定で一人称地の文の言葉遣いがどれも上品なので、こちらまで「お嬢様、ごきげんよう」という読後感になって良い(?)
ちとせ@4wsdig2025年11月23日読み終わった大金持ちに仕える使用人(例外あり)が主人公のどんでん返し短編集。 玉野五十鈴の誉れが一番好きだったかな〜。これは本当にラスト一文で「あー!!!???」ってなった。 ・身内に不幸がありまして はあ〜ん主従百合やね〜と思いながら読んでたら「お屋敷が、宗太様に襲われました」から一気に話の空気変わってビビった。ライフルで!?死者を三人も!?そんなん…揉み消してる場合か!? そんなことしてたからとんでもない化物生み出されてるやないか………サイコパスのお手本かよ……… ・北の館の罪人 高飛車に登場した詠子がめちゃ良い子でかわいいやん!とテンション上がった〜早太郎、なんやかんやで最期はそんなに悪くなかったんじゃない…とか思ってたら急にバベルの会とか言い出して前作とのつながりが!もしかしてバベルの会つながりの短編集なの!? 早太郎とあまりの交流、家から切り離されているもの同士で心を寄せ合うやつやね…と思ってたのに殺伐としすぎやろ! ・山荘秘聞 今回のバベルの会はマジで「前の奉公先のお嬢様が所属していた」というだけで、お名前ノルマという感じ。 山岳遭難者の越智を助けたのに救助隊たちにその存在を教えなかったのは、まあ、客が欲しかったんだろうなあという割と予想通りな…逆にゆき子はマジで想像逞しすぎだろ! ていうかてっきりゆき子、人肉にされたと思ったから越智もゆき子も生きてるみたいで良かったよ… ・玉野五十鈴の誉れ エーン今度こそと純香と五十鈴に純粋な絆を期待してしまったが……純香が期待したものではなくても五十鈴との間に絆はあったと思いたいのですが〜〜〜!? あーーー!?赤子泣いても蓋取るなってそういう…そういう…!?お勝手のごみを集めて焼くばかりが仕事の五十鈴…!?そ、そんなところに伏線を貼るな!!! ていうか本当になんなんだバベルの会… ・儚い羊たちの晩餐 ようやっと明かされるバベルの会の正体。……えっ、意外と普通〜!なんかもっとやべえ組織だと思ってた!!! 厨娘、なんというか業の深い仕事人だな…アミルスタン羊のことがなくても業が深いよ…文ちゃんが今後どうなってしまうのかが心配… ていうかひとりでバベルの会を殲滅させたと思しき夏さん、いくらなんでも戦闘力が強すぎない!?







