さみ
@futatabi
2025年3月18日

復刻版 言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼
堀元見,
水野太貴
読み終わった
あとがきより「こんなにムダの多い対話本は他に類を見ないと思う。……とはいえ、……自由にムダ話ができる環境だからこそ、僕は言語の楽しさに耽溺できたはずだ。おそらく相方が先生として一方的に話してきたなら、こんなに沼にハマることはなかったはずだ」
ムダっぽくて削ぎ落とされる好事例?としてのフィラーの話の中に、チャットツールの「〇〇さんが入力中です」の表示はそれによって相手のことを考えている感が出てくるというのがあったけど、あの機能へのたりがたみはここから来ていたのか〜と納得。普段人と話すときも、ことばを選んでいる様子が見られるとそれだけでありがたく感じる(自分の態度に誠実であるためということもあるかもしれないけど)。
自分の目から見て「ムダ」に見えるものを、良かれと思って削ぎ落とそうとするのはやめよう。コスパから自分を解放していきたい。
