
読書メモ
@readyomu
2026年4月22日

精神科に入院していた頃の思い出をポジティブに語る人ってわりといるなあと思っていたタイミングで読んだ。
体験記ではなく体験をもとにしたフィクション。
医者や看護師さんの寄り添いの技術のたしかさや、だんだんと病棟の人たちに仲間意識を持ってくる過程が丁寧に描かれている。
解説の松本俊彦に言わせると「これはすごくいい病棟の例」とのことで、必ずしもこうはいかないのだろう。
でも、自分の回復のために一生懸命になってくれる人たちがいて、傷つきのありようはさまざまだけど、倒れる痛みを知っている人たちがいる場所と考えるとたしかに暖かい場所になりうるのかも…。
