
キズ
@kotodama
2026年4月22日
火花
又吉直樹
読み終わった
【やってみろ。なんて偉そうな気持ちなど微塵もない
世界の景色が一変することを体感してほしいのだ。
必要がないことを長い時間かけてやり続ける事は怖いだろう。
一度しかない人生において結果が全く出ないかもしれないことに挑戦するのは怖いだろう。
無駄なことを排除すると言う事は危険を回避すると言うことだ。臆病でも勘違いでも救いない馬鹿でもいい
リスクだらけの舞台に立ち、常識を覆すことに全力で挑めるものだけが漫才師になれるのだ。】
一―――――――――
ないなら自分で作ったり考えたりできる。
めっちゃ楽しいやん。
作らなアカン状況が強制的にあるねんで。
やりすぎて、大人に怒られなあかんねん。
成熟させずに捨てるなんてもったいないで。
確立するまで待てばいいのになぁ。
もしそのピエロが夏場に暑いからこんな格好したくないと思っていた場合、これは自分自身の模倣になってしまうと思うねん。自分とはこういうあるべきだと思ってその規範に基づいて生きているやつって結局は自分のものまねやってもうてんねやろう。
一―――――――――
これで世界が変わるんじゃないかと自分を興奮していた。いつか自分の本当の出番が来ると、誰もが信じてきた。
僕は漫才師になれただろうか。漫才だけで食べて生きる環境を作れなかったことを誰かのせいにするつもりはない。ましてやら時代のせいにするつもりなど更々ない。
それぞれのやり方で格闘していたのだ。
先が見えない状況の中、得体の知れない後ろめたさや恐怖に苦しみながらも、何とか必死でやってきた。
自分らしく生きる。
生きている限り、バッドエンドはない。
僕たちはまだ途中だ。これから続きをやるのだ。
僕は神谷さん以外の誰かと話すまで、自分が窒息しそうになっていることさえも気づかなかった。
お前の言葉で今日見たことが生きているうちに書けよ。

