敗荷 "雪の練習生" 2025年3月18日

敗荷
敗荷
@sibue_fjodor_
2025年3月18日
雪の練習生
雪の練習生
多和田葉子
「『わたし』という言葉を使い始めてから、他人の言葉が身体にまともにぶつかってくるようになってしまった。」という一節に、この本の軽妙な斬新さーホッキョクグマ三代記という、私小説と反私小説のあわいーが象徴されている。 クマの視点を介することで「軽やかな」自虐・社会風刺が実現している。
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