
あさだ
@asadadane
2026年4月23日
叫び
畠山丑雄
読み終わった
小説
すき
@ アミーゴ書店 垂水店
かつて満洲にてケシ栽培に意欲を燃やした青年と、銅鐸に魅せられた役所勤務の男性が、時を越え大阪万博を介してリンクする
賛否両論あるとは思うが、個人的には「先生」は現代にこそ必要な存在ではないかと思っていて(万博は楽しみつつも“文化”を軽視する政治家が跋扈する中、過剰な資本主義に巻き取られず銅鐸を介して啓蒙の重要性を遍く伝えようとする姿勢)、ただ空虚になっていた早野には、先生から聞いた川又青年の存在は、その穴の開いた心にピッタリ嵌ってしまったんだな…
あらゆる事象を都合よく解釈し突っ走っていく早野を見てオイオイ…となるが、そもそも先生は啓蒙そのものの重要性を説いているに過ぎず、そこから思考し辿り着いた結論は全て否定も肯定もせず、ただ選択には常に何らかのリスクが伴うと認識しているフラットな人だと思った
川又、早野どちらのことも肯定も否定もしない、「そういう人がいた」ということを伝え続ける語り部


