叫び
121件の記録
木村久佳@kuCCakimura2026年4月12日読み終わった「まあ見栄が変わっただけやからな」がすごい良かった。ドカーンと心に来た。見栄!たしかに!人体に害がある土地で開催してるとか虫がすごいとか運営が慣れてなくてだいぶ並ぶとかいろいろ行かない理由を見つけようと思えば見つけられる中で、「見栄」と割り切ってディスりつつもいっそ楽しむ精神は真似していきたい。大阪万博行かなかったんですがこの本を読んでいまさら後悔しています。
hagi@y_hagi2026年4月11日芥川賞受賞作。前に予約していたのが回ってきたので読んだ。なかなかに理解が追いつかない。 読み終えて本をパタンと閉じて「はあ〜面白かった!」みたいな読書だけをしたいのだが、そういう意味では本作は違うものであった。 お昼はトマトと長いものスープ、春菊のピザトースト。



いちのべ@ichinobe32026年4月2日読み終わった序盤は「先生」の朗々とした語り、終盤は現実と妄想がごちゃ混ぜに押し寄せてくるグルーヴ感で一気に読み終えた。 郷土史を織り交ぜた内容は、大阪へ移住し、土地勘のある状態で読んだからこそ、より楽しめたと思う。 空虚さを「先生」の言葉や史実で埋め、選択するというより流されるまま、川又青年に共鳴し同一化しようとするかのような主人公は現代的だなあと感じた。 とはいえ(特に対人面において)主人公に共感も同情もできず、むしろ「何なんだコイツ」「しおりさん早く逃げて」という気持ちで読んでいたので、あのオチで少しホッとしたし、さもありなんと思った。

なかやま@asheepinthewell2026年3月31日読み終わった借りてきた非常に低い評価には(そんなにくさすほど悪くないのでは?)、高い評価には(うーん、そこまでは...)と、どちらともなんとも言い難い読後感。ほぼノンストップで読んでしまったのはリーダビリティに優れているのでしょうし、しかしこのラストは、他になかったのかな...。万博は思いの外存在感が大きくなくて、逆に銅鐸はうまく生かされていたと思います。個人的には主人公が気持ち悪くて、長編なら挫折したかも。


ごん@pla_gonchan2026年3月28日読み終わった@ 自宅著者スピーチの「私はこの小説を、この世界のすべての移動の間に合わなかった人々に捧げたいと思います。」って締めが好きで読んだ。 https://note.com/hatakeyamaushio/n/n08f4d6d0dc24

朧月@kinmokusei732026年3月28日読み終わった読書会課題本。ちんぷんかんぷんだった。本が読めないのうみそになっている時期なのかもしれない。何を読み逃しているだろうか?郷土史をペースにユーモアのある文体ではあるが、ぴんときていない。何か著しく興味のないことを読み逃しているのだろう。そこがこの作品にとってはすごく肝だったのだろう。天皇の戦争責任とか山上容疑者のことなども含まれているのだろうか?


和月@wanotsuki2026年3月27日読み終わった大阪万博に行った日が数日違いだったことも影響して、どこかですれ違っていたんじゃないかと錯覚するくらい作品の設定が近い距離にあった。 入り込みやすくてスルスルと読めた。 銅鐸ってその筋の職人さん以外で作れることあるの!?という驚きが最初の感想。銅鐸の音を動画で聴いてみると少し耳に刺さるような鋭さと余韻があって、趣がある。 銅鐸の音を辿って先生と出会い、銅鐸づくりと共にその地域の歴史を学んで、新しい人と関わりを持っていく様子は展開だけなら良い話。だけど、早野の言動から漂ってくる危うさが、徐々に物語を不穏に進めていく。 この物語が読者に伝えたかったことを考えてみる。読みやすさとは裏腹にかなり難解だけど、117頁の先生の言葉はその後の早野の行動にリンクする気がして、作品全体の意図が含まれているように思えた。道ならぬ恋のように川又青年を追いかけた早野が、絶望の底で彼の叫びと共鳴した結果がこの結末なのかもしれない。 読み終えた後、銅鐸が鳴る音が耳に残るように、どうしてこうなってしまったのか反芻してしまう一作だった。

- まなお@manao2026年3月27日買った読み終わった第174回令和7年下半期芥川賞受賞作 テンポよく読めたけど、登場人物に共感するところがあまりなかったのと、出てくる女性の関西弁に、そこまで親しくもない人に女性がこんな言葉遣いするかな?っていうのが疑問で、なんかよく分からないうちに終わってしまった。 芥川賞の選評も読んだけど、要は、モチーフとどんどんズレながら転がっていく感じが面白さなのかな?という受け取り方をしました。 読み取れてないところがいっぱいありそう。。。

torajiro@torajiro2026年3月20日読み終わった第174回芥川賞受賞作。 政と聖、銅鐸、恋愛、満州、万博、天皇…と散りばめられた要素は現代へのさまざまなメッセージを予感させるのですが、なんというかその予感が当たるわけでも外れるわけでもなく終わってしまって、でも著者は何か言い切って満足していそうななんだかちぐはぐな印象を受けた。 女性に振られて酒や風俗に逃げたけれど、「それはそうしなければやっていられないというよりも、そうしたほうがいいのではないか、ぐらいの気持ちで、見よう見まねで荒れてみた」という辺りやそうした過ごし方の感覚が「三七歳にして余生に入ったようですらあった」というのは面白い表現だなと感じたのですが、この切り口と提示される要素がうまくつながらないままで、うまく読めなかったかなぁという感じ。 視覚(特に色彩)、聴覚、触覚など五感への刺激を丁寧に描写するシーンも多く、「先生」の語りとも合わせて聖なるものへの接触としての儀式的な象徴を感じなくもなかったが、だとしたらもう少し鬼気迫る描写が欲しかったかな。
noripiii@quadspin_norimusubi2026年3月16日読み終わったはたからみるとただのダメ男で、絶対に近づきたくないタイプの人間でも、小説になるととても近くで成り行きを見届けたい気持ちが起こる、そんな作品。 こんな男と観覧車で2人きりとか危なすぎるとか、興味本位であったとしても迂闊だとは思うけど、この小説のキーになっている(現存の)人物たちはみな破滅願望があるのかなと思うくらいには社会適合性がなくて、そういう世界もあるのかなと思わせるあたりは純文学だなって思う。 誰かの想いがその空間に残ってる感じはなんとなくわかる。それを叫びと言っていると理解していいのかな。 バイトでクビにもなるような人で、芥子を自宅のベランダで育てて、生活保護を受けている人を師匠と仰ぎ、幻想を信じて短刀持って万博会場に行ってしまうような人には、この世界はしんどすぎるよね。 たしかにラストは急に現実に引き戻してくるけど、これないとただ阿片のせいでヤバくなった人みたいに見える気もするし、それはこの本で描きたかったことではないはずだから、あれでいいのではないだろうか。 面白かったなあ、芥川賞はいろんな作家さんと出会わせてくれるよね。
noripiii@quadspin_norimusubi2026年3月15日読み始めた@ 本の読める店 fuzkue西荻窪設定面白いな〜 いま半分。帯の説明が支離滅裂でなんだこれはと思っていたけど、たしかに要素全部入ってて笑った。いや、これは笑っていいのか? ブックカバーはモネの絵のオマージュで作られた革で、マザーハウスのものなのですが、fuzkueカラーでもあってお気に入りなのであります。 今日はアッサムミルクティーのカップまでfuzkueカラーでとても嬉しい。


のぐち@knoguchi2026年3月12日読み終わった体やいうことは僕もわかっとんねん。あいつらみたいに裏切られたとか騙されたとか見捨てられたなんて言うつもりもないねん。言いたないねん。言わせんといてほしいねん せやけど一回だけでも、その心を示してもらわんと、僕かて体やいうこと、わからんようになりそうやねん - この、まぎれもない叫びの行き場のなさよ

コダック@reads_brain2026年3月9日読み終わった2/5 僕にこの作品の面白さはわからなかった。 主人公は先生の受け売りのようなことを話すばかりで、言葉にも人物としての中身にも乏しい。この滑稽さを楽しむべきなのかもしれないが、僕には難しかった。行動の動機も、その行動自体も軽薄に感じられ、最後までまったく共感できなかった。オチにはたしかに意外性があったが、その驚き以外の面白さは見いだせなかった。 山田詠美の選評にもある通り、最後のエピローグはむしろ興醒めだった。 しおりさんとの掛け合いはおもしろかった。その辺りをもう少し掘り下げてくれるのかと思ったがそういうわけではなく。



- 管太@r_f_12026年3月3日読み終わった川又青年が命の男の話。 川又青年にとって聖は、天皇陛下だった。天皇にお伝えしたいことがあった。早野にとって聖は、しおりさんだった。しおりさんに伝えたいことがあった。二人は一心同体であり、共鳴し合っていた。川又青年を庇うために最後の行動に出た、という見方もできる。 なかなか虚を突かれる終わり方。初読時はアヘンで頭がおかしくなった男の話だったのか、と思った。が、多分それでは小説の読解が浅い。 早野も川又青年も、夢を持っている。『「男子たるもの」川又青年は空気を震わすように声を張った。「愛するものを恋闕の情を以てありたけの花で埋め尽くすこと、それ以上の本懐はありえない」』(127頁)とあるように、花で埋め尽くすという点で、二人の夢もどこか共鳴しているように見れる。だからこそ早野は最後の行動に出た。全てを投げ打つことになると知って。 叫びとは何だったのだろう。早野にとって叫びとは銅鐸の音でもあり、その叫びによって啓蒙を受ける。この叫びは川又青年の叫びでもあったのかもしれない。川又青年の叫びに呼応して、早野は生きていたのかもしれない。これはテクストを離れすぎているか。 警句のようなフレーズが所々にあり、知的な小説でもある。終わり方には驚いたが、どこか芥川賞受賞する理由もわかる気がする。万博に行ったこともあったのでなかなかのリアリティも感じられた。ファンタジー性も個人的には好き。機会があれば再読したい小説。
ばく@ab9_awaw2026年3月3日読み終わった冒頭、多少つっかかったが中盤以降はすんなり読了。なんだか「先生」の語りに乗せられて幻を見ていたかのような心地だ。物語の足がついておらず、ゆえに今と過去をゆらゆらと漂うのだが、その先にあるものを知ってグウとなってしまう。とても大きな意味で、これは恋と受容の物語だと思った。
あんどん書房@andn2026年3月1日読み終わった芥川賞受賞作。万博小説というか大阪小説というか茨木小説。史実とフィクションとが巧みに混ぜ込まれている。 恋人に振られ、風俗店を出禁になった青年・早野が憔悴して夜の川沿いを歩いていると、どこからか鐘の音が聞こえてくる。その音を辿った先で出会ったのが、生活保護で暮らしながら銅鐸作りを続けている「先生」だった。 銅鐸作りを習いながらアシスタントを始める早野。「聖」(国家の霊性面における柱的な存在)を生み出すという思想を持つ先生に感化され、銅鐸と郷土史の探究にのめり込んでゆく。 先生の助言で茨木市の公共施設でボランティアを始めた早野は、そこで出会った一人の女性に惹かれてゆき…。 銅鐸は祭祀道具だと習った記憶があるが、本作においてはどちらかというと警鐘の鐘のようなイメージで用いられている気がする。聖の思想とか紀元万博とか国家と祭祀的なアイコンも出てくるけれど、何せタイトルは「叫び」なのだから。 ただ、かと言ってずっしり重い作品かというとそういうわけでもなさそう。関西弁の醸し出す空気とか、距離感間違えて銅鐸で殴られるみたいなおもろ場面とかで全体的に飄々とした雰囲気。壮大なハッタリをかましているのではないか、とも思わせられる。 選評で否定的なコメントもあった終盤について。なんで今の天皇に? とは思ったが、醒まされて終わる感じは悪くないかな。どっちへ行くのか読めずグラグラする中盤だったので、何にせよ引き戻されたことでちょっと落ち着いた。(ここを「あわや天皇陛下に何らかの危害を加えたかもしれない青年には謎の宗教的思想が」と世間側から読むと怖い話になり、川又青年としおりさんとの間で揺れた早野が最終的に川又青年への恋を選んだ、ととればハッピーエンド…ではないか) 一番良かったのは炭鉱を降りていくところとか大屋根リングから万博見るところ。 “誰もいない道をのぼっているせいか、足を置いた岩がぐらりとするのも、急傾斜に差し掛かり、樹々のざわめく音がして、振り返るとしかし何の影もなく、再び歩き始めようとしたところで鳥の鳴き声がするのも、自分自身のおどけに風景を付き合わせているような心地がして、何とはなしに早野は遊歩道を逸れて、沢を登り始めていた。”(p90) “それらのパビリオンを地上から見ているときに抱いた、一つ一つの箱の中身を決して知り尽くすことができないという、無力感にも似た焦燥が、大屋根リングからの一望で、たちまち悠然とした、既にコレクションが済んだのだという所有感にも近い全能感に転じていく。”(p110) 情景描写と心情を組み合わせるバランスが良くて好き。 本文書体:リュウミン 装幀:新潮社装幀室 装画:須永有「逆光の中の人」2016


カズヨムヒツジ@count_sheep_1232026年2月23日読み終わった主人公(早野)がダメ男すぎる。偶然の出来事に必然を見出す行為は恋であればロマンがあるけど、今この土地にいる存在意義とか使命感に重ねると途端に危ない思想の香りがする。 「おい、早野!どうしてそうなる!」「行動力がおかしい!」と笑いながら読んだ。

中村@boldmove332026年2月11日読み終わった早野ひかるが話す内容が記述的な内容で歴史的な事実にすぎないのと対照的に、マイクを握った先生は規範的な主張をスピーチしていたのが印象に残った。てか先生もそんなに大したことを言っていない。早野が思い切った解釈をし続けている。そういう作品に読めた。小説を読むのは難しい。

Daidaigo@df21792026年2月11日読み終わった国に必要なマツリゴトをめぐるお話。はからずも建国記念日に読み終わる。 選挙事務を知っている者からすると、あれは本当に人柱にされるような事務なので、早野がそれを躱してるのは聖になりきれないことの予告なのかもと思ったり。 あとはなんで三種の神器に銅鐸って入ってないんやろと関係ないことを思うなど。芥川賞受賞作は感想が広がりすぎて書くのが難しい

もなか@monak2026年2月11日読み終わった最初は日常的な話が展開し、中盤から終盤にかけて空想(過去?)と現実がないまぜになったような、少しスリリングな話が展開していく感じが好みだった。 帯文の"恋愛政治小説"は信じない方がいいかも笑

篠乃崎碧海@Aomi_rds2026年1月29日読み終わった雑誌掲載時に読んでいたが、受賞されたので改めて読んでみた。 言葉のリズムが気持ちいい。静かな水面を切り進むようだ。舟のたてる微かな波が岩壁に当たって反響して、それが重なって大きな何かになるような、しかしそれは自分の中で繰り返しはね返るのみでどこにも出ていけないような、閉じた快楽がある。美しく哀しいと思う。 戦後についてもっと深く考えたいと思った。

yt@yt2026年1月27日読み終わった「遠い鐘の余韻だけがいつまでも過ぎ去らない」(p4) 大衆の阿片が機能しない現代に、必要なものは万博か否か。 「念仏が叫びに、叫びが念仏になる」(p90) 叫んだもんがおらんようになっても、来歴のない土地で漏れ出した叫びに晒される。 「道ならぬ恋の、道がなかったとすれば後は散歩か」(p97) 郷土史のどこかに書いてある自分と遭遇したい。 一応、恋愛小説と言えなくもない、か?









- うおたろう@salamander-u2026年1月23日読み終わった聞いたことのない銅鐸の音が、次々に共鳴して物語が展開される。訳の分からない要素が、その筆力によって、なんか面白く纏まっている。読んで損はない。

はぐらうり@hagurauri-books2026年1月16日読み終わった芥川賞受賞作。発表までに読みきれなかった。。 昭和と令和を結ぶお話。万博と、そこに生きる青年が結びつき、中盤からはフィクション味が増してくる。 恋愛政治小説とのことだが、政治というか政治思想というか、生き方とか在り方のことを描いたのかなと思う。 参考文献も凄いし、新人としてはあまりに堂に入った書き方だなと思っていたら、もうデビューして10年という方だった。小説としては芸術的だし芥川賞納得だけれど、新人賞という意味合いではないのかも。 大屋根リングとか、ここまで直近のものが固有名詞として出てくる経験があまりなかったので新鮮だった。




ゆたんぽ山@yutanpoyama2026年1月15日読み終わった文体、物語、キャラクターなど、さまざまな層での雅俗(風雅と卑俗)の融合あるいは混ぜ合わせが試みられている小説だと思った。気持ち悪くて面白い。


おとわ@otty12112026年1月15日読み終わった感想え、え、え、終わっちゃった!!! えーーー終わっちゃった!!!! 芥川賞作品って短いのが悲しい。 ずっと哀愁寂しくて、追いかけても届かなくて。 「紀元2600年記念日本万国博覧会は、1940年に開催が予定され、1938年に回数入場券が発売されましたが、戦争の激化により幻の万博となりました。」 今を生きる令和の大阪万博と、かつての幻となって実現しなかった万博。 その時生きた青年と、令和の青年の心のかよい。 頑張って生きたけれど、自分の生きた道、心の声は誰にも言い伝えられることなく消えてしまうのか。 まるで阿片のように、そして酔っ払った今のように夢か幻か、現実なのか、不思議な心の通いの物語。




あとらく@atoraku_2026年1月10日読んでる「「せやし啓蒙が必要なんや」「国民にですか」「それもある」他に誰が、と早野は言いかけたが、説教が長引きそうな気がしてやめた。」(『新潮』12月号、p.42) 誰だろう、と考えてみたけど天皇か?


あとらく@atoraku_2026年1月9日読み始めた読んでるのは『新潮』誌上だけどこっちで記録 やや古井を連想するような、人物を骨抜きにさせ不覚にさせる「場」の語りが抜群にうまいと感じるが、候補作でもなければいまは食指が動かないタイプの作品でもある… とまだ序盤だけれど

マヤ@mayaya_20252026年1月7日読み終わった感想人の叫びと銅鐸の響きが共鳴しているような作品。 単に叫びと言っても様々なニュアンスがあると思うので、この中で描かれている叫びは誰(たち)の叫びなのだろう、と考えながら読んだ。 最終的にはわかったようなわからないような。 銅鐸って中身が空洞だから響くのではと思うと、空っぽな早野だったからこそ川又青年の叫びが響いたということなのかな。 だとしたら、しおりさんの叫びはいったいどこへ行くのだろうか…。 お前の聖はしおりさんちゃうんかい。 とかツッコミどころはありつつも、前半はコミカルな場面も多くて笑いながら読んだ。 こんなお兄さんが地元の図書館にいたらいいよな。 きっと毎週のように会いに行ってしまうよ。








藤野ふじの@fujiponsai2026年1月1日読み始めたおもしろこわい!!公式の説明によると「大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説」なのですが、響いたものに共鳴し、共鳴するために居るのだと自分に意味を持たせることを信じていくということ自体が狂気のつながる怖さを感じた。しかも、語り口は軽妙と言える面白さ。 主人公が繰り返し語る「自分が今ここにいることの意味のなさが補われていく」ということが宗教や政を連想し、単音では深みのない銅鐸の音が重なることでありはずのない深みを人は意味として捉えてしまう。人が響き合うことは、「自分」ではなく「全体」にとらわれて、かつそれを望ましいと思えていくとなると、それこそこれまであらゆる国が辿ってきた歴史の道筋つながりそう。最高におもしろこわい。


ぬま@numa_4th1900年1月1日読み終わった二反長音蔵のネーミングセンスに最初笑ったが、これ実在の人物なんか……。転がるように主人公の熱が加速していくさまがおそろしい。とはいえ、短刀のくだりは展開が見えてしまって結末の驚きは少なく。物語後半は阿片中毒だったのではないか。



































































