叫び
68件の記録
カズヨムヒツジ@count_sheep_1232026年2月23日読み終わった主人公(早野)がダメ男すぎる。偶然の出来事に必然を見出す行為は恋であればロマンがあるけど、今この土地にいる存在意義とか使命感に重ねると途端に危ない思想の香りがする。 「おい、早野!どうしてそうなる!」「行動力がおかしい!」と笑いながら読んだ。
Daidaigo@df21792026年2月11日読み終わった国に必要なマツリゴトをめぐるお話。はからずも建国記念日に読み終わる。 選挙事務を知っている者からすると、あれは本当に人柱にされるような事務なので、早野がそれを躱してるのは聖になりきれないことの予告なのかもと思ったり。 あとはなんで三種の神器に銅鐸って入ってないんやろと関係ないことを思うなど。芥川賞受賞作は感想が広がりすぎて書くのが難しい

もなか@monak2026年2月11日読み終わった最初は日常的な話が展開し、中盤から終盤にかけて空想(過去?)と現実がないまぜになったような、少しスリリングな話が展開していく感じが好みだった。 帯文の"恋愛政治小説"は信じない方がいいかも笑
中村@boldmove332026年2月11日読み終わった早野ひかるが話す内容が記述的な内容で歴史的な事実にすぎないのと対照的に、マイクを握った先生は規範的な主張をスピーチしていたのが印象に残った。てか先生もそんなに大したことを言っていない。早野が思い切った解釈をし続けている。そういう作品に読めた。小説を読むのは難しい。
篠乃崎碧海@Aomi_rds2026年1月29日読み終わった雑誌掲載時に読んでいたが、受賞されたので改めて読んでみた。 言葉のリズムが気持ちいい。静かな水面を切り進むようだ。舟のたてる微かな波が岩壁に当たって反響して、それが重なって大きな何かになるような、しかしそれは自分の中で繰り返しはね返るのみでどこにも出ていけないような、閉じた快楽がある。美しく哀しいと思う。 戦後についてもっと深く考えたいと思った。

yt@yt2026年1月27日読み終わった「遠い鐘の余韻だけがいつまでも過ぎ去らない」(p4) 大衆の阿片が機能しない現代に、必要なものは万博か否か。 「念仏が叫びに、叫びが念仏になる」(p90) 叫んだもんがおらんようになっても、来歴のない土地で漏れ出した叫びに晒される。 「道ならぬ恋の、道がなかったとすれば後は散歩か」(p97) 郷土史のどこかに書いてある自分と遭遇したい。 一応、恋愛小説と言えなくもない、か?









- うおたろう@salamander-u2026年1月23日読み終わった聞いたことのない銅鐸の音が、次々に共鳴して物語が展開される。訳の分からない要素が、その筆力によって、なんか面白く纏まっている。読んで損はない。

はぐらうり@hagurauri-books2026年1月16日読み終わった芥川賞受賞作。発表までに読みきれなかった。。 昭和と令和を結ぶお話。万博と、そこに生きる青年が結びつき、中盤からはフィクション味が増してくる。 恋愛政治小説とのことだが、政治というか政治思想というか、生き方とか在り方のことを描いたのかなと思う。 参考文献も凄いし、新人としてはあまりに堂に入った書き方だなと思っていたら、もうデビューして10年という方だった。小説としては芸術的だし芥川賞納得だけれど、新人賞という意味合いではないのかも。 大屋根リングとか、ここまで直近のものが固有名詞として出てくる経験があまりなかったので新鮮だった。




ゆたんぽ山@yutanpoyama2026年1月15日読み終わった文体、物語、キャラクターなど、さまざまな層での雅俗(風雅と卑俗)の融合あるいは混ぜ合わせが試みられている小説だと思った。気持ち悪くて面白い。

おとわ@otty12112026年1月15日読み終わった感想え、え、え、終わっちゃった!!! えーーー終わっちゃった!!!! 芥川賞作品って短いのが悲しい。 ずっと哀愁寂しくて、追いかけても届かなくて。 「紀元2600年記念日本万国博覧会は、1940年に開催が予定され、1938年に回数入場券が発売されましたが、戦争の激化により幻の万博となりました。」 今を生きる令和の大阪万博と、かつての幻となって実現しなかった万博。 その時生きた青年と、令和の青年の心のかよい。 頑張って生きたけれど、自分の生きた道、心の声は誰にも言い伝えられることなく消えてしまうのか。 まるで阿片のように、そして酔っ払った今のように夢か幻か、現実なのか、不思議な心の通いの物語。




あとらく@atoraku_2026年1月10日読んでる「「せやし啓蒙が必要なんや」「国民にですか」「それもある」他に誰が、と早野は言いかけたが、説教が長引きそうな気がしてやめた。」(『新潮』12月号、p.42) 誰だろう、と考えてみたけど天皇か?
あとらく@atoraku_2026年1月9日読み始めた読んでるのは『新潮』誌上だけどこっちで記録 やや古井を連想するような、人物を骨抜きにさせ不覚にさせる「場」の語りが抜群にうまいと感じるが、候補作でもなければいまは食指が動かないタイプの作品でもある… とまだ序盤だけれど

マヤ@mayaya_20252026年1月7日読み終わった感想人の叫びと銅鐸の響きが共鳴しているような作品。 単に叫びと言っても様々なニュアンスがあると思うので、この中で描かれている叫びは誰(たち)の叫びなのだろう、と考えながら読んだ。 最終的にはわかったようなわからないような。 銅鐸って中身が空洞だから響くのではと思うと、空っぽな早野だったからこそ川又青年の叫びが響いたということなのかな。 だとしたら、しおりさんの叫びはいったいどこへ行くのだろうか…。 お前の聖はしおりさんちゃうんかい。 とかツッコミどころはありつつも、前半はコミカルな場面も多くて笑いながら読んだ。 こんなお兄さんが地元の図書館にいたらいいよな。 きっと毎週のように会いに行ってしまうよ。







藤野ふじの@fujiponsai2026年1月1日読み始めたおもしろこわい!!公式の説明によると「大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説」なのですが、響いたものに共鳴し、共鳴するために居るのだと自分に意味を持たせることを信じていくということ自体が狂気のつながる怖さを感じた。しかも、語り口は軽妙と言える面白さ。 主人公が繰り返し語る「自分が今ここにいることの意味のなさが補われていく」ということが宗教や政を連想し、単音では深みのない銅鐸の音が重なることでありはずのない深みを人は意味として捉えてしまう。人が響き合うことは、「自分」ではなく「全体」にとらわれて、かつそれを望ましいと思えていくとなると、それこそこれまであらゆる国が辿ってきた歴史の道筋つながりそう。最高におもしろこわい。

ぬま@numa_4th1900年1月1日読み終わった二反長音蔵のネーミングセンスに最初笑ったが、これ実在の人物なんか……。転がるように主人公の熱が加速していくさまがおそろしい。とはいえ、短刀のくだりは展開が見えてしまって結末の驚きは少なく。物語後半は阿片中毒だったのではないか。


















































