
はぴ
@happy-reads
2026年4月24日
17歳のための世界と日本の見方
松岡正剛
読んでる
お待ちかね第4講は、ついに日本の歴史!
日本の歴史こそ古代より編集の歴史、外国の技術や文化のベースとなる素材(コード)を取り入れて、それを日本なりの様式(モード)にしてきたのだから。
①「神話」は自分たち民族の苦難や勇気を大いなる神々の記憶として継承するメディア(だから他民族を支配する時、神話の書き換えや換骨奪胎して取り込んだりってことが起こる)。
日本の神話だって、古代各地に住んでいた集団の物語のブリコラージュ。
日本の神様観を遡ってみると、カミはふわふわと漂っているものなんだね。お祭りをして、来てもらう。岩なり木なりに宿ってもらう。そして去ってゆく。マレビト信仰はこういう神様観の名残なのかな・・・
でも他の来訪神パターンの信仰をもつ東南アジアとかはどうなのかな?自然(精霊的な見えない存在やエネルギー)がべースだから、やっぱそうなるのかな。
②「あわれ(エモさ)」「もの(気配)」→本来のやまとごころってやつ。感覚的、感情的、言葉にできないあの心動かされる感覚。
これが仏教の「無常感」に連結する。世捨ての美学、エモ旅ブームへ。
ここで遊行・漂白の民が出てきて「おお!」ってなった。自由研究の参考文献が増えたぞ。漂泊民たちは物資、技術、文化を伝えるネットワークになっていた。情報屋。ヨソもんだから打ち明けられることって、あるもんね・・・!ふらっときて、去っていく。何かを残して。マレビト信仰と結びつくのも納得。
③仏教アプデ「他力本願」。
阿弥陀が他者代表、ああなるほど。自力の果ての向こう側、他生の縁、自分のおよび知らぬところで誰かや何かの影響を受け、そして与えているのだっていう大きな世界観。
今読んでるブライアン・クラースの『偶然はどのようにあなたをつくるのか』は他力本願の書だな。
④座、そして引き算の美学。
不在によって存在を強調する術!いなくなることでその価値を確認するように。わび、さび、幽玄。
作庭だけじゃなくて、連歌とか能にも触れてて楽しかった。短歌に挑戦してみたいなぁ!あと、能の物語フレームで小説を書いてみたい。。。

