
紫嶋
@09sjm
2026年4月23日
慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー
北沢陶,
恩田陸,
有栖川有栖,
櫛木理宇,
背筋,
貴志祐介
読み終わった
借りてきた
これで、角川の最恐アンソロジーシリーズは3冊とも読破したことになる。
いずれにも言えることだが、商業の小説アンソロジーとはいえやはり玉石混交感は否めない。「最恐」と謳いつつもあまりにぬるいホラーであったり、そもそもホラーなのか微妙な作品もあったり。正直、満足感はそれほど高くないシリーズであった。
勿論そこにはこちら側の好みや価値観もあるため、作者や本に全責任を被せるつもりはない。
逆に言うと、普段は好きな作家の本だけを選んだり、あらすじであらかじめ好きそうな話を絞ったりしがちな読書習慣において、時々はこうして様々な作家の作品が集められたアンソロジーに手を伸ばしてみると、いろんな発見もあった。
昔から好きな作家については、やっぱり好きだなあと再確認できたり。
新たに好みの作風の作家を知ることができ、読書の幅が広がるきっかけになったり。
(逆に、あーこの人の話はやっぱり合わないなとか、こういう文体は苦手だなと思うこともあるが笑)
そういう意味では、アンソロジー本を読むことは常に「冒険」だなと思う。
この「慄く」に限って言えば、北沢陶さんの文章と出会えたことは実に良き体験だった。今度改めて北沢さんの本を読んでみようと思う。
